たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

東外環状線(長野東バイパス)現地視察

2021年03月19日 | 活 動

 3月17日(水)は午後2時から、朝陽地区東外環状線建設対策委員会と同住民自治協議会の共催で、この3月27日午後4時から供用開始となる東外環状線(長野東バイパス)現地視察が行われ出席しました。
 この道路は、長野市のエムウェーブ前から北へアップルラインへ通じる2.8キロの道路で、国道18号バイパスとして国の直轄事業として整備が行われて来たものです。

 しかし、国の予算確保など紆余曲折があり長い年月を要して来たため、早期に開通するためには、当初目指していた片側2車線や交差点部分の高架構造などフル企画の整備では開通が何時になるか分らないことから、当面高架橋は整備せず片側1車線の「暫暫定」で整備したいとの提案がされ、沿線地区が同意したため、数年前からその方針で整備が行われていたものです。
 現地調査では約1時間半、開通間近の道路整備の状況や通学路となる歩道橋、雨水貯留槽等をご案内頂きました。

 この中で特に道路に降った雨を溜める雨水貯留槽については、この道路の下流が千曲川の内水反乱を繰り返して来たことへの対策の一つとして地区要望を踏まえ整備された施設であり、規模的にも1箇所で25メートル1杯分が溜められるとのことであり、国道整備としては余り例のない規模での雨水対策をして頂いたと思いました。

 この道路整備については、私が藤倉武さんの後継者として市議に出る時、藤倉さんから私が市議になったら取組むべき地域課題として、当時「東部縦貫道」と呼ばれていた、この道路の整備は至上命題でした。
 また、地区要望が高かったことからも、実現するため建設促進期成同盟会の結成をしたり、反対地区に呼びかけり、予算削減時には当時の国交大臣で今は故人となられた羽田雄一郞氏に陳情し補正予算を増額して頂く等々の活動を必死で行って来ました。
 そして、現地調査では、これらの長かった年月での取組みが思い出され、漸くこの日が来たのかと思いました。

 でも、これでフル企画の道路が完成した訳ではありません。
 この点ご案内頂いた国道工事事務所の方に伺うと、「開通後は、関連整備工事を行うが、その後は交通量を見て判断することになると思う」という言うことでした。
 今後は、五輪大橋整備時の起債償還期限を見すえ、県建設事務所が整備に着手した、エムウェーブから五輪大橋間の約2キロの4車線化についての整備促進が求められることになります。


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