たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

雨水調整地見学会

2010年10月07日 | 社会生活

長野市運動公園雨水調整池
  建設工事現地見学会がありました。


 10月5日(火)午前9時から長野市が長野運動公園多目的広場地下に整備している雨水調整池の地元石渡地区の建設工事現地見学会があり参加しました。

 この施設整備は、確か私が市議2期目の時、集中豪雨により石渡や小島、南堀、北堀地区などのあちこちで、都市型水害が発生し多くの床上や床下浸水被害が発生した時、議会の一般質問で当時の2期目改選前の塚田市長にしつこく迫り、現地調査を約束させ、現地調査を踏まえ事業化されたものです。

 その後、第一期工事として6千トンを貯留する施設が完成しましたが、長野オリンピック開催によるアイスホッケーB会場(アクアウィング)の整備と重なったり、都市計画決定した時間雨量36.5ミリに対応する全体で4万トンを地下に貯留する施設整備には多額の事業費を要することから、途中で見直しが行われ浅川ダム計画を前提として、鐘鋳川の流量を北長野駅前から浅川へ1万2千トンカットするバイパス水路工事が行われました。

 今の運動公園雨水調整池の第2期工事は、時間雨量36.5ミリに対応する当初計画の達成であり、私としては、市議時代を含め、これまで地域の皆さんに約束して来た水害対策のレベルを達成したと思い感無量です。

 今回の総事業費は26億円。第一期工事の約8億円を含めると、約34億円となります。
 石渡見学会には区民150人を越える皆さんが参加し2班に分かれて見学しましたが、とかく公共事業をめぐり対立がある中で、水害防止対策で、これだけ多くの皆さんが感心を寄せて頂き参加頂くことを私は予想しませんでした。

 「コンクリートとから人へ」と言われる昨今、この施設はコンクリートの固まり であり、地下ダムと同じですが、必要であるから整備したことを住民の皆さんは良く理解しています。
 参加された方々が私を見付けると「長い年月がかかったけど、ありがとう。」「これで安心出来る。良かった。竹内さんありがとう。」など口々に声をかけてくれました。
 この施設整備は、今後、内部の水処理工事や電気設備工事、外部のグランド復旧工事を行い来年4月から使えるようになります。

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