たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

Is Honesty the Best Policy ??

2014-03-26 00:35:48 | Weblog
 『MARCHでは五大商社に行けない。』
 という事実を(笑)、ここ何年か受験生にはっきりと突き付けている。五大商社も知らないくらい教養の無い多くの高校生のために、俺は言葉を続ける。
 『つまり、お前らがドラマで観るような、高層ビルで社内恋愛したいのならば、早慶以上に行かないと可能性はゼロに近い。』

 前から言ってるように、単純な数字上での事実を言ったからといって、その事実を言った者を非難するのはオカシイ。事実を言ったものに責任があるわけがなく、いつだって当事者に責任は残ったままだ。
 まぁ、地震のときに、原発事故における放射能の影響を語っている学者が何故か非難されているシーンを観たことがあるが、そういうのはまったくもってオカシイ。この件についても、ムカつくなら、社会に言え!そんな社会が嫌だ、ってブログにでも書きゃいい話なのだ。

 だから、俺は、意味が無いことは意味が無いと言うし、ダメなもんはダメだとはっきり言うし、スゴイことはスゴイ、イイもんはイイ、と告げる。それがイヤで俺を避けるなら、俺にとってもそっちのがコスパーが良いわけだし。

 ただ、はたして、あらゆるケースにおいて、正直は最良の策であるか、それは俺にはわからない。

 少なくとも、何かとても大切な気持ちの一部分をいまだに隠しているにも拘らず、具体的な事象だけについて、こっちの手の内や、信頼関係にとっての不利益な事実や、本当の想いを隠しこむ表層上の気持ちを告げるのは、得策とは言えないのではないか。

 全部言っちゃえばイイ、ということを俺は信頼の基本としている。
 それを貫こうとしすぎてしまえば、「やり方や手法を私に打ち明けなくてイイから!!」という気持ちになるだろうし、それとは別に、当然、行動でしか伝わらないことも沢山あるだろう。

 理想的なところまで突っ切ってしまえば、もちろん、正直は最良の策である、と思うけど、それに達するまでの時間変化を経ている現実を決して忘れてはいけないのだ。

 『これまで、MARCHでは五大商社に行けない、と言ってきたけど、当たり前だけど、絶対に行けないわけではないし、実際にMARCHで行ってる人も沢山いる。ただ、その確率が低いだけで、自分のやる気次第で、商社じゃなくても、どんなところにだって、いつからでも、到達できると俺は信じている。もちろん、何かの場所に限らず、能力についても、感情やスタイルについてもね。よーわ、全部、あなた次第なのさ。』
 っと最後の最後に告げるようにしている。
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