One of Them状態から脱するThreshold

　誰とどんな関係を築いていきたいか、俺の中で答えは最初っからハッキリしている。
　それは、時間変動しうるものだけど、ほぼブレていないし、間違っていない。叶わないこともいくつかあるけど、今のところは、まぁ、上手くいってるほうだと思う。

　どうでもイイ人達に適用する片手間な手段をイイ方向に利用できるようになってきたし、大切な人(達)に享受し、対等に話し合えることができるようになっていった。
　ただ、函数をかませればかませるほど、かませられればかませられるほど、分からなくなっていくから、別にOne of Themなんだぜ？、っていちいち言わなくてもイイ事を言っちゃったりして。

　『ふつーわかるだろ？函数２個くらいじゃん？笑』
　〔いやいや、わからんのでしょ。そのツーステップの思考すらも出来ないんだって。じゃなきゃ、そんな発言、誰もしないよ。〕
　『マジかー。すげー、逆に感動するわ。』
　〔確かに。笑〕

　実質的な事と精神的な事は全然違う。どんなに実質的には対等だったり、同じ頻度だったりしても、心で想ってることは全然異なることだったりするのだ。

　答えはすべて心の中に潜んでいて、それを見破るのに必要なモノは、論理性などではなく、一瞬の変化を見落とさないことだと思う。それが出来ることが、最低ラインの能力、能力についてのThresholdだと俺は思っている。

もっと自分の感覚で語れやっ

　最近ホントによく思うことなんだけど、みんなもっと、よく言われている正しいことよりも、自分の感覚を信じてみた方がイイ気がするんだよね。
　確かに、世間に耳を傾けたり、その世界に住んでる人がよく語ってやがる薄っぺらいセリフを訊いておくことって大事なんだけど、、みんな、馬鹿の一つ覚えみたいに、そっちばっかやりすぎ。自分が本当に思ってること、自分が本当に感じたことに、ちゃんと自信を持って、それを基に行動したり、主張したりしないから、隠れて泣いてる人が多いんじゃねーの？

　しかも、そーいう本音みたいなことを、大事な人にも喋らないで、それを善とする、定式的な言葉さえもあるからね。自ら、悲しい方に倒れ込んでいってどーする。

　っま、本音を口に出来ない原因は、非常に簡単なところにあって、自己防衛として自分を大きく見せようとする、って感情だと思う。

　でね、また、こーいうこと言うと、高校生とか大学生とかが、就活とかで事実を大きく見せるとかね？みたいな、印象を持たれるんだけど、そーじゃなくて、もっともっと上の世代がそうだってことね。
　高校生とかは、それでいいんだよ。むしろ、自分を大きく見せようとして正解。好きな人の前とかで自分を大きく見せるのなんて健全以外の何物でも無い。

　コミュニケーション能力(って言葉はマジで嫌いなんだけどわかりやすいので使う)が無い人ほど傾向が強い気がするんだけど、何か形式的なこととか、正しいことを、彼ら自ら、無理矢理つくって、使って、論理性が薄い無駄に難しい即物的な展開をして、自分のコミュニケーション能力が無いことを正統化するのよね。

　俺は決してあるほうじゃないけど、コミュニケーションにおける能力は、ある程度の年齢になったら、非常に低いラインで、その価値観をきちんと受け入れないといけないと思う。っていうのは、高校生でチラホラ、二十代でほぼ全員、出来るような当たり前のコミュニケーションにおける能力を、３０過ぎても、まだ持ってて無いことを、他の形式的なことで正統化するな、ってことだ。
　出来る出来ない、の問題じゃなくて、価値観の問題。その価値観を変えなきゃ、下の世代が苦労するだろ。

　っで、よく言われる正しいこと、ってのを作って、利用して、自己防衛する。自分を無駄に大きく見せる。下の世代や目下の人間に対して、自分を大きく見せようとするヤツなんて、ハッキリ言って、最低だからね。
　きちんとガチ勝負しろ、ガチで勝負する勇気も無いなら、年齢なんて関係ない、謙虚になれ、ってこった。そして、この謙虚、って言葉も、不自由な言葉だなって思う。こういうこと言うと、すぐ、お前が謙虚になれ、みたいなこと言われるけど、俺、少なくともお前よりは謙虚なんじゃないかなーって思っちゃう。

　苦手な能力があるのは仕方ないことだと思っている。だから、他人の何倍も何倍も努力しなさい、っとは言わないけど、他の能力があるから、専門的だから、自分は特殊だから、多くのみんなが持ってる能力の一つがゼロでイイ、ってわけじゃねーんだよ。

　能力が無くていじめられた経験があるんだろ？だからわかるはずだよね？別の能力で仕返ししようなんて思っちゃいけないんだよ。

　自分の感覚で喋ること。自分の感じたことを喋ること。正しいことを喋って安全パイをとるよりも、正しいことに負けないで、自分の感じたことを、相手もきっと感じているはずだって信じること。
　それが出来れば、生活は一変して、劇的に楽しくなるっ。

　また、俺の周囲の人達に、きちんと感謝しなきゃいけないなーって、自ら気付かされる文章を書いてしまった。。笑