Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

どこまでもいこう

2018年09月11日 | たまには音楽でも

ポール・マッカートニーの新譜

「エジプト・ステーション」を聞く。

前作「NEW」から5年振りのニューアルバム。

76歳とは思えない元気さで、

すっかり保守的になっちまったファンを

遠い地平にまで連れて行こうとするんだな、ポール。

 

 

吉祥寺のタワレコで購入したのだけど、

ポップに「ビートルズ+現代ロック」と書かれていた。

確かにそうかも。今の音、という気がする。

ビートリィな感じはさほどしないけれど。

 

素朴なメロディとか

ストレートで快活なロックンロールを期待すると

少し違うというか、それぞれの曲に捻りがあって

その分深い味わいがあるアルバムと言える。

聞けば聞くほど、じわじわと良さが伝わってきそう。

 

04 Happy With You

09  Hand In Hand

10 Confidante

 

あたりの、ひっそりとキレイな曲が栄える。

さすがだなあと思って聞く。

 

06 Fuu You

 

がベストトラックかな。ポールらしく

ドラマチックで盛り上がる「ヘイジュード」的な曲。

と言うと大袈裟かもしれないけど。いい。

 

11 Back In Brazil

 

がラテンというかサルサというか。

サビでなぜか「ICHIBAN(一番)」という日本語が連呼される。

思わず腰砕けになってしまうけど、こういうのもポールなのだろう。

 

76歳でこれだけのものを、

しかもオリジナル曲で世に問うわけで、

なんというジジイ。ディランもストーンズも負けてはいられませんな。

 

 

 

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