Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

デンティストの恐怖

2016年01月31日 | 日々、徒然に

重い体を引きずりながら、歯科に行く。

年末、上の歯に激痛が走って以来、通う羽目になったのだけど、

治療するのにそこそこ時間がかかりそうな予感。

 

ここのおっちゃん先生からブラッシングのレクチャーを受けたので、

今度こそ歯のケアをしっかりしようと思いながら、

一週間ほどブラッシングに念を入れてからの来院だと思いねえ。

 

「おお。キレイなピンク色ですね~」

 

いきなり何の話をするかと思ったら、

歯肉のコトだった。

ブラッシングの効果が現れたということか。

「この調子でやってくださいね~そう、死ぬまで」

そうなのか。死ぬまでか。

「入れ歯になるとあっという間に認知症になって死んじまいますよ」

怖いことを言いますな、先生。

まだ死にたくないし、認知症も御免だから磨きますったら。

おっちゃん先生はそう脅かしながら、

歯をグリグリガリガリキューンと。

認知症になる前にこの責め苦で死にそうです。

 

 

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妄想全開の冬

2016年01月28日 | やさぐれ男のつぶやき

160ページほどの本の作業中。

取材のテープおこしをしたり、

原稿整理やページ構成で一日費やす。

やってもやっても終わらない。というか、

気がついたら怒濤のようにメールで素材が届いていて、目が回りそう。

 

来週から3月発売の雑誌仕事も始まるし、

初夏までに出さないといけない本の仕事がなかなかの難物。

もう1月も終わりだし、2月は短いのであっという間だろう。

そしたらもう3月で春か。なんという速さ。

 

思い切り朝寝坊をして、

「だりぃなあ」と言いながら朝飯(というか昼食)を食して、

近場の映画館で古い日本映画(成瀬巳喜男とか清水宏とか)を見て、

さめざめと泣いたあと、蕎麦屋に入って麦のアレと板わさ(鳥わさでもOK)。

シメに蕎麦をすすって、いい気分で街を歩き、

書店に寄って500円ぐらいの文庫本を買い、公園のベンチで読むが、

いつのまにかうたた寝してしまい、

「やばい風邪ひいちまう」とか言いながら家に。

軽く夕食をとって、これまた近場の銭湯に。

ゆっくりお湯に入ったあと、コーヒー牛乳などをいただきながら、

脱衣所のテレビでドラゴンズ戦を見る。ジャイアンツに辛勝して安堵。

家に帰って、録画していた「ブラタモリ」か「タモリ倶楽部」を見る。

クスリと笑いながら、手には麦のアレが。

 

いつかそんな一日を過ごしたいと妄想しているのだけど、

ちいともそんな日はやって来ないのでした。

 

 

 

 

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俺を誰だと思ってるんだ

2016年01月27日 | 日々、徒然に

3月に発行する本の作業がだんだんピークに。

資料のための本を読んだり、映像を見たりしないといけないので、

なかなか楽しみで本を読む余裕がなかったりする。

でも、つい買ってしまったこの本。

言わずとしれた「宇宙戦艦ヤマト」の稀代のプロデューサー、

故・西崎義展氏の評伝だ。これがまた面白くて、

仕事を忘れて読んでしまうというか。今日の帰りの電車の中でも

資料本には目もくれずに読み耽ってしまう。まずいな、これは。

 

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合言葉はいつも邪悪

2016年01月26日 | 邪悪なT君

うひょひょひょひょ。

 

嗚呼。寒い。心が寒い。

貴様のせいで心が冷え切ってしまったではないか。

どうしてくれる、邪悪なT君よ。

 

「どこが寒いんですか~。

 だってコレを見たら、身体の底から熱くなるはずですよ~」

 

知るか。焼きそばにチョコだと?

狂気の沙汰としか思えないだろう。

 

「いや~ご乱心ですね~一平ちゃん。

 でも~これくらいやってくれないと、桃源郷は見えてきませんよ~」

 

あり得んだろう。

誰がこんなモノを食すというのだ。

 

「そりゃ~世のOLがたくさん買うんじゃないですか~。 

 ほら、バレンタイン仕様ですからね~義理チョコにぴったりですよ~」

 

貴様、これのどこがチョコだ。

焼きそばだろう。

 

「その曖昧なところがチョコ、いやミソなんですよ~。

 義理チョコっていってもけっこう出費が痛いじゃないですか~。

 だから気に入らない上司には、200円ぐらいで済むコレをあげるんですよ~。

 一平ちゃん、なかなかのマーケティングですね~」

 

貴様から「マーケティング」という言葉が聞けるとは思わなかった。

こんなモノをもらった上司が喜ぶはずはないだろう。

 

「食したら、すぐ桃源郷に行っちゃいますから大丈夫ですよ~。

 バレンタインが楽しみですね~。

 まあ本命チョコでもらうのがベストですけどね~うひょひょ」

 

貴様は200円のチョコで満足するのか、

いや、チョコじゃない。焼きそばだ。

と自分で自分を突っ込んでいるうちに、

邪悪なT君はいつのまにか姿を消し、あとに残ったのは

焼きそばのウスターソースとチョコが

渾然一体となった匂いだけでした。

 

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その場所に邪悪ありて

2016年01月25日 | 邪悪なT君

夕方から、ガイドブックの表紙撮影の立ち合い。

とあるテレビ局のスタジオに。

モデルさんに来ていただき、2時間ほどの撮影で終了。

カメラマンのTさんとデザイナーのFさん、おつかれさまでした。

いい表紙ができるでしょう。きっと。

 

それにしても、寒い。

撮影が終わって外に出ると、体じゅうが凍ってしまいそうだ。

ただでさえフトコロが寒いのに、

心まで寒くならないようにしないと。

 

 

うひょひょひょひょひょ。

 

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愛の忘却

2016年01月24日 | 映画など

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督「黒衣の刺客」を見る。

この監督、初の剣劇モノということで、

どんな映画になるんだろうと思っていたけれど、

作品スタイルは相変わらずというか、強固なまでの引きのショット。

溶け込んだ人物と背景。説明を極力省いたストーリー。

スクリーンに映し出されるもの、そのものの強さと美しさに見とれるのが

この映画の正しい見方なのかもしれない。

 

 

主役のスー・チー。ひっそりと刺客としての役目を果たそうとする。

黒装束がなかなか素敵で、自分はこの女優さんの

けっこうなファンだったと思い出す。

というか、忘れていたのか、自分。ボケ老人か。

彼女は同じ侯孝賢の「ミレニアム・マンボ」でも主演していて、

自分探しをしつつも、ゆるゆると生きている女の子を演じていたのが印象的でした。

 

 

 

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喰わず嫌いはダメよ

2016年01月23日 | たまには音楽でも

最近よく聞いているのが、

ディランの「スロー・トレイン・カミング」(79)「セイヴド」(80)

そして「ショット・オブ・ラブ」(81)。いわゆるキリスト教三部作だ。

 

 

ユダヤ人なのにクリスチャンになって、いきなり宗教色に染まったディラン。

さらに、あまりにもアレなジャケットの影響もあって、

ディランのファンを自認する人でも、

なかなか聞く気になれないというのが正直なところではないだろうか。

 

 

今回初めてといっていいぐらい、ちゃんと聞いてみたのだけど、

三枚ともかなりの名盤なのでは、と。

何よりもディランのやる気がみなぎっているし、

手練のミュージシャンが揃ったバックバンドの演奏もいい。

いつものディランにゴスペル風味が加わったと思えば、さほど気にならないというか。

 

 

これまで敬遠していたのが勿体ない。もっと聞き込みたいと思った次第。

4月に来日するディランは、これらの曲をやってくれるのだろうか。

「Pressing On」とか「Dead Man, Dead Man」あたりがいいな。

 

 

 

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やさぐれ三題噺

2016年01月22日 | 日々、徒然に

それにしても、甘利経済再生大臣。

金銭の不当な授受疑惑で、針のムシロ。

インタビューに応える大臣の目がチック気味。

いい人オーラが出ていた人だけに、残念なことで。

 

それにしても、軽井沢のバス事故。

将来ある大学生の命が奪われたということで嘆く声がしきり。

でも亡くなった運転手の遺体の引き取り手が

いないというニュースを見たけれど、本当だろうか。

 

それにしても、SMAPの解散騒ぎ。

事務所を辞めたって、解散しないでSMAPとして活動できるだろうに。

大人の事情があれこれあるんだろう。知らないけど。

キムタクが三池監督の「無限の住人」で主役を張るのと、

「ブラタモリ」の草彅くんのナレーションが耳に心地良いのと、

SMAP関係で興味があるのはそれくらいかなあ、と。

 

 

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追悼のメロディ

2016年01月21日 | 日々、徒然に

なんだか追悼ばかりだけれど、

エットーレ・スコラ監督が亡くなったという。

享年84。そうなのか。

 

ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが共演した

「特別な一日」が特に有名だけど、

好きだったのは、これまたマストロヤンニが出ていて、

ジャック・レモンと共演した「マカロニ」というコメディ。

 

 

ビリー・ワイルダーの映画からそのまま飛び出てきたような

ジャック・レモンがイタリアで昔の古い友人のマストロヤンニと出会い、

ドタバタを繰り広げるのだけど、イタリア人気質丸出しのマストロヤンニと

アメリカ人であるジャック・レモンとのメンタリティのギャップが笑わせる。

最後はとても暖かい気持ちになるので、オススメです。

 

あと「あんなに愛しあったのに」という、

いささか気恥ずかしい邦題がついた青春映画も好きだった。

第二次大戦から戦後にかけて、親友同士の男たちと、

マドンナの女が30年にわたって織りなす恋愛模様。

イタリア社会の変遷をシンクロさせて見ごたえあったなあ、と。

ヒロイン役のステファニア・サンドレッリが可憐でたまらなく愛らしかった。

 

 

イタリアの映画監督というと、

フェリーニとかヴィスコンティとか

アントニオーニやパゾリーニなどなど、

ものすごい芸術家がいっぱいいるけれど、

エットーレ・スコラはずっと庶民的で職人的。

しかし才気煥発な映画を撮った人だと思う。

また見直したいなあ。どこかで追悼上映やってくださいな。

 

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しらすは神

2016年01月20日 | やさぐれレシピ

「海街Diary」を愛読している人ならわかると思うけど、

やたらに「しらす丼」とか「しらすトースト」が出てくるので、

物語を追いながらも、喰いたくなってたまらなくなる。

 

 

ということでしらす丼を作りました。

どんぶりにご飯を盛って、胡麻と海苔を刻んで入れる。

その上にしらすをたっぷりのせて、刻みネギをまぶす。

中央にくぼみを作って、そこに卵の黄身を鎮座させて出来上がり。

(卵の白身は捨てずに味噌汁に投入)

味付けは、年末の年越しそばで使っためんつゆを適量。

なんという美味。しらすはスーパーで買った安物だけど、

やさぐれた心と身体にしみわたるのに時間はそれほどかからないのでした。

 

 

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