ひもじい。
食糧の買い物は、生協の宅配を利用しているんだけど、
今週はお盆なので、配達ドライバーの負担を減らすために
お休みしていることを忘れていた。
なので、自宅にある食糧が減り、
というか底を打ち、お米すら切れてしまったので、
大変ひもじい思いをすることになってしまった。
もちろんドライバーさんには休んでもらいたいので、
休む時期を想定して買い物をしておけば良かったのだけど。
米がないなら、パンを食せばいいじゃない。
と、マリー・アントワネットの言葉が
キルスティン・ダンストの声で聞こえてくるも、
パンすらも切れてしまったので、
近くのスーパーに米を買いに行く。
そしたら奥さん(誰?)
5キロの米が新潟産とかで6千円超えですって。
あのですね。
そんな人生勝ち組が食す米じゃなくていいんです。
備蓄米でいいんです。ビチクビチク。このあいだラジオで
マキタスポーツがビーチク米と問題発言してたけど、
どこに売ってるんだビーチクと徘徊するも見当たらず。
売り切れたのかなと絶望していたら、
どうやらそのスーパーのアプリ会員に登録しないと
備蓄米が買えないらしい。アプリでビーチクですか。
てやんでえ。そんな洒落くせえことできるわけねえじゃねえか!
べらぼうめえ、とインチキな江戸弁を
スーパーじゅうに響きわたらせて帰宅。
ひもじい。
アプリ会員になればよかった。
冷凍庫に冷凍のうどんが1玉見つかったので、
それを茹で、刻みネギとショウガのすったやつと白ゴマを
めんつゆに入れて食す。おかずは残り一切れとなった鮭を焼き、
同じく残り1個となった茄子を半分に切り、
粉チーズを乗せてオリーブオイルで焼く。
茄子がやたらに美味で感動する。
先のマキタスポーツが茄子のことを「食べれるスポンジ」
と称していたけれど、まさに言い得て妙。
米がなくても、買えなくても、ひもじさを何とか回避した夏の刹那。