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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

スポンジ飢餓海峡

2025年08月17日 | やさぐれレシピ
ひもじい。

食糧の買い物は、生協の宅配を利用しているんだけど、
今週はお盆なので、配達ドライバーの負担を減らすために
お休みしていることを忘れていた。

なので、自宅にある食糧が減り、
というか底を打ち、お米すら切れてしまったので、
大変ひもじい思いをすることになってしまった。
もちろんドライバーさんには休んでもらいたいので、
休む時期を想定して買い物をしておけば良かったのだけど。

米がないなら、パンを食せばいいじゃない。
と、マリー・アントワネットの言葉が
キルスティン・ダンストの声で聞こえてくるも、
パンすらも切れてしまったので、
近くのスーパーに米を買いに行く。

そしたら奥さん(誰?)
5キロの米が新潟産とかで6千円超えですって。

あのですね。
そんな人生勝ち組が食す米じゃなくていいんです。
備蓄米でいいんです。ビチクビチク。このあいだラジオで
マキタスポーツがビーチク米と問題発言してたけど、
どこに売ってるんだビーチクと徘徊するも見当たらず。
売り切れたのかなと絶望していたら、
どうやらそのスーパーのアプリ会員に登録しないと
備蓄米が買えないらしい。アプリでビーチクですか。
てやんでえ。そんな洒落くせえことできるわけねえじゃねえか!
べらぼうめえ、とインチキな江戸弁を
スーパーじゅうに響きわたらせて帰宅。

ひもじい。
アプリ会員になればよかった。

冷凍庫に冷凍のうどんが1玉見つかったので、
それを茹で、刻みネギとショウガのすったやつと白ゴマを
めんつゆに入れて食す。おかずは残り一切れとなった鮭を焼き、
同じく残り1個となった茄子を半分に切り、
粉チーズを乗せてオリーブオイルで焼く。
茄子がやたらに美味で感動する。
先のマキタスポーツが茄子のことを「食べれるスポンジ」
と称していたけれど、まさに言い得て妙。
米がなくても、買えなくても、ひもじさを何とか回避した夏の刹那。

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オリーブの林をぬけなくても

2025年07月19日 | やさぐれレシピ
あまりにも暑いので、
麦のアレばかり摂取していたら
絶不調で食欲不振。

これはいかんと思い、
冷蔵庫を開けるとズッキーニが1本。

てやんでえ、猛暑がなんでえ!
とインチキな江戸弁で気合いを入れ、
ズッキーニを輪切りにして、塩コショウを少々。
輪切りの面に粉チーズを振りかけ、
熱したフライパンにオリーブオイルでじゅっと焼く。
なかなかさっぱりしていて、
ご飯にも合いますな。少しは食欲は出てきたかも。
それに反して、画力はますます低下の予感。




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地獄の一歩手前は天国

2025年04月05日 | やさぐれレシピ
てやんでえ。
と言いながら寝て、
やってらんねえ、と朝起きるという。
相変わらずやさぐれた生活をしております。

このままではいけないと自戒しつつ、
心を穏やかにすべく冷蔵庫にある野菜を物色する。
人参、ブロッコリー、タマネギ、シメジを
適当に切って、鍋に投入。コンソメを入れ、
塩とコショウ、あと醤油を少々で野菜スープの出来上がり。
それをトーストとハムエッグとコーヒーでいただく。至福。

だが、スープの味がちょいと薄い。
コンソメの量が少なかったかな。
でも、人参がとても甘くて美味ではないか。
野菜自体が持つ本来の甘さに気づいたというか。
薄味だからこそわかるというか、これはこれで、いい。
そう。食い物の味がわかるうちは、まだ、いい。

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持続可能なハピネス

2025年03月26日 | やさぐれレシピ
パァァァァ…。


連子鯛(レンコダイ)である。
スズキ目スズキ亜目タイ科の魚。
いわゆる鯛より小ぶりで安価。可愛い。
この時期からよく獲れるらしく、
塩焼きが絶品で、ご飯と小松菜とジャガイモの味噌汁、
納豆と生玉子と一緒にいただく。パァァァァ…。
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カツブシ開運

2025年01月03日 | やさぐれレシピ
大鍋に昆布を浸し、火をかける。
大根と人参をざっくりと切り、鍋に投入。
里芋の皮を剝き、生椎茸を半分に切ってこれも入れる。
出汁入りの醤油を入れ、味見をしながら濃さを整える。
さらに鶏肉と小松菜のザク切りを
煮立っているところに入れて5分。完成。
グリルで焼いた餅と、柚子の皮、カツブシをふりかけて
これが2025年のお雑煮ということで、美味しくいただく。
味の決め手は、昆布出汁とカツブシです。
本当なら椎茸は生じゃなく、干し椎茸を水で戻して、
その戻し汁も入れると良かったのだけど。

よし。まだやさぐれてないぞ、自分。
このままの気分で2025年を過ごしたいと願うも、
本日3日から、だらだらと仕事をしている自分のなかに
やさぐれの芽が少しずつ頭をもたげているのでした。
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たとえハズレの人生でも

2024年12月25日 | やさぐれレシピ
とある施設前の広場で、
地方の名産物や料理の屋台市が開かれていた。
焼き芋とか、鹿肉バーガー、山羊のチーズ、
イノシシやきそばとかいろいろ。
ここはやきそば一択だと思いつつ、
コーヒーを出している店で
中国雲南省の豆を挽いてもらって飲む。
甘くて香りも高い。なかなかやるな中国。

「レシートで福引きできますよ」と言われたので、
ガラガラを回す。そしたら赤い玉がぽこんと出る。
「あ〜5等ですね〜」と。ハズレですよね。要するに。
ティッシュかなと思いきや、もらったのは柚子1個。

カバンに入れ、仕事場に行き、
家に帰ってカバンを開けたら、ほんのり柚子の香りが。
そうか。今日はクリスマスかと気づき、
トリとケーキを食そうと思うも、
鍋に袋入りラーメンを開けて、
小松菜とシメジ、卵を入れて煮込む。
ドンブリにあけたところに柚子の皮を刻んで入れる。
小松菜の緑と、シメジの茶、そして卵と柚子の黄。
柚子の香りも爽やかに、
ただのインスタントラーメンが、
いっぱしのお店のラーメンになった聖なる夜。
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恥の多い人生

2024年05月12日 | やさぐれレシピ
あのですね。
メタボ脱却を目指しているはずなのに。
ちょいと小腹が空いたからといって、
脱兎のごとく台所に走り、
食パンを取り出し、ボウルに卵を割り、
牛乳を入れてぐるぐると掻き回すことないじゃないですか。
しかも、砂糖をアホみたいに
入れなくたっていいじゃないですか。
あ、計量スプーン使えばよかった、あはは、とか、
フライパンにバター多めに入れちゃった、ひゃはは。
と笑って誤魔化さなくたっていいじゃないですか。
それはそれは甘ったるいフレンチトーストができ、
にやけながら食さなくたっていいじゃないですか。
そうですか。美味ですか。成人病の嵐ですか。知りませんよ。
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大惨事の朝、突然に

2024年01月29日 | やさぐれレシピ
あれま。冷蔵庫を開けたら、
チルド室に正月用の餅がまだ残っていた。
やばい、と手に取ると凍ってますがな。

脱兎のごとく水を入れた鍋に火をかけ、
昆布で出汁を取る。
大根と人参、里芋といった指定野菜を
ざくざくと適当に切って投入。
冷凍庫に少しだけ余っていた鶏肉を入れ、
めんつゆの濃いやつを、そろりそろりと入れながら
味を整える。グリルで餅を焼くが、
なかなか火が通らず、動揺する。我慢我慢。

にやけながら鍋からお椀によそっていたら、
グリルから煙が。いつのまにか
焦げるどころか燃えているではないか。んもお。
餅を燃やすのは、カップ焼きそばのお湯をシンクに捨てようとして、
一緒に焼きそばの中味が落ちるのに等しい大惨事である。

だが、それでもなんとか真っ黒な焦げを落とした
不格好な餅をお椀に鎮座させ、
フリーズドライの柚子と鰹節をちょいとふりかけて
季節外れのお雑煮の出来上がり。餅はグリルじゃなくて、
トースターで焼こうと思いながら、おおなんという美味。

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甘ったれクリーチャー

2024年01月03日 | やさぐれレシピ

目の前にあったのは、
お雑煮用の角餅とは別に買ってあった丸餅。
なんか可愛いと思い買ったはいいけれど、
使い道をどうしようか、と。

脱兎のごとく、近所のスーパーに走り、
小豆を買ってきて、沸騰した鍋に投入。
2、3分したらいちどザルにあけてざっと水洗い。
再び沸騰した鍋に入れて、塩を少々。
弱火でチロチロと60分。豆が柔らかくなりつつ、
皮がしっかり残っている状態で火を止める。
すかさず件の丸餅を焼き、ぜんざいの出来上がり。

砂糖はどうしたの? 
と疑問を呈する人もいるとは思うけど、
ふっふっふ。我が家のぜんざいは、
砂糖は後入れなのです(今決めた)。

ぜんざいやおしるこをつくるときって、
アホみたいに砂糖を入れてしまうので、
お椀によそったあと、加減を見ながら、
そろりそろりと砂糖を入れるのです。
もちろん塩昆布と一緒にいただくのも忘れない。
塩からいのを箸休めにすると、少量の砂糖でも
けっこう甘く感じるんですよ。

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甘ったれの朝

2023年12月02日 | やさぐれレシピ
ランチの約束がある朝。
いま午前10時半。
起きたばかりで空腹。
いま食べると、ランチが入らないので
どうしたものかと。

2秒ほど悩んだあと、冷蔵庫に走り、
冷凍していた食パンを1枚取り出す。
ボウルに卵を割り牛乳を入れ、砂糖を少々、
いや気持ち多めに投入して掻き混ぜる。
熱したフライパンにバターを入れる。
パンに掻き混ぜたものを浸してじゅっと焼く。
こちとら「クレイマー、クレイマー」(古いか)で
学んでますからね。とフレンチトーストの出来上がり。
コーヒーと一緒にいただく。砂糖気持ち多めで正解。

そこそこの甘みでお腹も気持ちも
穏やかなもので満たされていくのでした。
フレンチトーストって世間では「食事」なのだろうか。
どう考えても「おやつ」でしょう。と砂糖多めの言い訳をしてみる。

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