Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

何かが道をやってくる

2023年06月30日 | 日々、徒然に
朝からK社で校正作業。
やってもやっても終わらず、
どうしたものかと思っていたら、終わった。
って、禅問答はこれくらいにしておきます。

とにかく、湿気がひどい。
なにもしてなくても、それはそれは嫌な汗が、
たらーりたらりと背中をつたってきた。
これって湿気のせいじゃなくて、
なにかに追われているのが原因のような気がしないでもない。

いや。でも。
原稿は書いたし、校正も終わらせたではないか。
あとは大して何もないと思った途端、
アレとコレとソレの仕事を思い出し、
また汗がたらーりたらたら。

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いいから書けと天の声

2023年06月29日 | 日々、徒然に
原稿が進まない。
いや、ひとつ前の原稿は
けっこうサクサクと書けたのに。
ほんと、イケズなんだから、もお。

てやんでえ。
なんで書けないんじゃ!
と思って書いていたら、書き終わっていた。あらま。
つまり、書けば書けるのである。禅問答みたいですな。

さて。あと2ページ分書けば、
なんとか締切は間に合いそう。
よし、書けば書ける。でも書かないと
書けないんだよなとまた禅問答。
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こころからのもの

2023年06月27日 | 日々、徒然に
フレデリック・フォレストが亡くなったらしい。
享年86。そんなあ。
「地獄の黙示録」の名脇役が死去、との見出しを見る。
一般的にはそうかもしれないなと思いつつ、
メディアの人たちも「ワン・フロム・ザ・ハート」と
「ハメット」を見ていれば、
80年代のアメリカ映画を担った最重要俳優のひとり、
と書くはずなのに。前者はコッポラ、後者はヴェンダースの
失敗作と言われ、当時大コケしたと聞いているが、名作中の名作です。


「ワン・フロム・ザ・ハート」(1982)
倦怠期を迎えた同棲相手のテリー・ガーと
サーカスの玉乗りナタキンとのあいだで右往左往。
強面なのに、どこか柔和で優しさが滲む個性。


「ハメット」(1982)
ハードボイルドな魅力を思い切り振りまいていて、
80年代のあの頃、探偵を演じられる俳優って
松田優作とこの人以外にいたのかな、と思うぐらいのはまり役だった。
この2本がある限り、フレデリック・フォレストという俳優は
永遠に映画史に残ることでしょう。ほんと残念です。合掌。

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ノイズだらけの人生

2023年06月26日 | 日々、徒然に
てやんでえ! もってけ泥棒!

いや。だって。
秋から冬にかけて、いろいろと
お目当てのライブがあるんですよ。
なので、アレとコレとソレのライブチケットを
買ったらオケラ(死語)になっちまったんです。
でも。アレとコレとソレのライブは
新譜のリリースに伴うツアーなので、
ちゃんと新しい曲を聞いてからライブに臨まないと。
だけど、まだ買ってもいないんです。
だって、新譜が出たと思ったら、
速攻でライブの告知が出るんだもん。もうイケズなんだから。

ピーター・バラカン氏が
「音楽は義務で聞くものではないです」とラジオで語っていた。
えらく至言というか。音楽に限らず本も映画も、
あくまで楽しむためにあるもの、だ。
別に新譜を聴かないでライブに
行ってもいいではないか。と思いつつ、
今日も中古レコ屋に行き、
580円でアレでもコレでもソレでもない
ミュージシャンのCDを買っちまうのでした。
嗚呼。新譜がますます遠ざかる。

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分断と絆

2023年06月25日 | 映画など
ヤン・ヨンヒ監督「愛しきソナ」を見る。
北朝鮮に住む姪っ子を中心に、
分断された家族のありかたを
愛惜の念をこめて描くドキュメンタリー。
今回の同監督の特集上映で
ようやく見ることができたと思ったら、もう泣けて泣けて。


ヤン監督は在日二世で日本在住だが、
帰国事業で3人の兄は北に渡り、それぞれ現地で結婚、
生まれた子供のうちの一人が姪のソナだ。
監督のカメラによって映し出されるソナは
世界中のどこにでもいる、普通の可愛らしい女の子である。
しかし、彼女が住むのは北朝鮮であり、
成長するに従って、その独特な思想に染まっていく。
その様子を忸怩たる思いで見つめるしかない。
どうにもならない壁が叔母と姪のあいだに立ち塞がる。

それでも、少なくともわかるのは、
北にはごく当たり前の市井の人たちが住んでいること。
この世の楽園と喧伝され、帰国事業で北に渡った
兄たちの過酷な現実も見え隠れするが、
家族の誰も本音を言えないでいる。

ヤン監督は「ディア・ピョンヤン」で北に批判的な態度を
取ったということで、入国できなくなってしまい、
ソナの姿を撮ることは叶わなくなってしまった。
でもいつか姪と再会できたとき、ヤン監督は
きっとその様子をカメラに収めるだろうから、その時を待ちたい。


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土曜日はくねくねを笑え

2023年06月24日 | 満身創痍な
アホみたいに仕事が重なっていて、
土曜の今日も、リモート打ち合わせや校正、
資料本の読み込みや、構成案の作成、
さらには原稿書きが続き、もう首と肩と背中と腰と尻が!

とくに背中の鈍痛がひどく、
脱力感がきわまりないので、原稿を数行書いては、
すくっと立ち上がりストレッチをおこなう。
原稿を書いては首を曲げ
また書いては腰をぐるぐる、
さらに書いては背中をずぃーんと伸ばす。
おお。原稿はちいとも進まないけど、
けっこう気持ちいいではないか。と薄ら笑い。

にやにやしているおっさんが、
不規則に立ったり座ったり、
くねくねと体を動かしているからといって、
通報しないでくださいね。
だって首と肩と背中と腰と尻が。

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刹那主義の朝

2023年06月23日 | 日々、徒然に
久しぶりの歯科。
というか、2回ほど予約を先送りしていた
小市民かつ小心者な患者は自分です。

微量な放射線を浴びまくりながら
上顎と下顎がこと細かくレントゲンに撮られていく。
そのあと、歯茎のチェック。
先生はチクチクした器具を歯周ポケットに当て、
歯茎の状態を確認し、それを看護師さんが
タブレットに記録していったという。

ひととおり、検査が済み、

「今はギリギリかろうじて大丈夫ですけど、
 いつ何が起こるかわかりませんから、
 覚悟しておいてください。ともあれ、
 丁寧で念入りなブラッシングが必要ですよ」

なんとも。えらく厳しいお言葉が。
んもお。いま大丈夫ならそれでいいじゃないですか。
安心させてくださいよ。ねえ。先生。看護師さん。
と請うような目で訴えるが完全スルーの金曜朝。

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逃避はオフビートに限る

2023年06月22日 | 日々、徒然に
ロシアに逃げる、と書きましたが、
それは、ちょっと前に見た
「コンパートメントNO.6」という
フィンランド映画の記憶が脳裏にあったせいかもしれません。


フィンランド人の女性が、
留学しているモスクワから寝台列車に乗り、
世界最北端の街、ムルマンスクに向かうロードムービー。
列車に乗り合わせたいけすかないロシア人労働者の男と、
ゆるくしみじみと心を通わせながら、
雪と氷に覆われた最果ての地にたどり着く。
そうか、北に向かうとはこういうことか、と。
遠くへ行きたい願望を満たしてくれる佳作でした。
ああ、逃避したい。
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愛と哀しみの逃避行

2023年06月21日 | 日々、徒然に
うふふ。あはは。

岩手から戻ってきたら、いつのまにか
てんやわんや(死語)なのは何故だろう。
と思い整理してみたら、
こんな感じで複数の仕事が同時進行していたという。

単行本A 校正
単行本B 原稿書き
単行本C 全体の進行
単行本D 全体の進行

月刊誌A 原稿書き
隔月誌B 原稿書き
季刊誌C 原稿書き

連載記事A 編集業務
連載記事B 編集業務

うふふ。あはは。
水沢江刺から東京に戻るのではなく、
そのまま盛岡方面に逃避して、
さらに北海道に渡り、ロシアに向かって消息を絶ち、
トドに喰われるか、シベリアで何かやらかして抑留されるか。
そんな人生も悪くない(ウソです)。

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たそがれのノースタウン

2023年06月19日 | 日々、徒然に
取材前。
奥州水沢の街を少しだけ徘徊。


空と雲の占める割合が多い。
じっと眺めていると吸い込まれるような。


商店街がつづく。
ほぼシャッターが降りているなか、
どこかの店からカラオケの音が。哀感がつのる。

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