夏たけなわである。
いろんな人たちと打ち合わせをするが、
最近の話題はもっぱら夏休みについて。
ちゃんと休みを取る人もいれば、
この10年、休みなんか取ったことないですよ、
という人までさまざま。
高円寺でデザインの打ち合わせをしたあと、
昼飯を食べようと思い、
目についたラーメン屋に入って「つけ麺」を頼む。
夏に「つけ麺」というのは、悪くないのでは。
冷やし中華など頼むものか。今度喰ったら、死ぬような気がする。
そのあと新宿まで出て、資料本さがし。
ジュンク堂に行こうと思い、
向かう途中で、新宿国際名画座の看板を見たら、
故・林由美香の主演映画『たまもの』が上映されていた。
いまおかしんじ監督の秀作であり、
海岸で走り、転ぶ林由美香が目に浮かぶ。
あの可愛らしさは奇跡的だったし、
映画史に残る名場面だったなあ、
と見たときの記憶がよみがえってきた。
だからといって、そのまま映画館に入るわけにもいかず、
ジュンク堂に向かい、資料本を探すのだった。
そういえば最近、映画をとんと見ていない。
『インディ』ぐらいかなあ。
落語もナマで聞いていない。
高田文夫『毎日が大衆芸能 しょの3』(中公文庫)
を読んでいたら、たまらなくなってきた。
見るぞ、映画。聞くぞ、落語。
落語はもちろん、歌舞伎や演劇、映画やDVD、本にいたるまで、高田文夫は現代最高の見巧者だと思う。講談を聞いているような歯切れのいいリズムの文体も素晴らしい。何よりも読んでいて楽しいし。
いろんな人たちと打ち合わせをするが、
最近の話題はもっぱら夏休みについて。
ちゃんと休みを取る人もいれば、
この10年、休みなんか取ったことないですよ、
という人までさまざま。
高円寺でデザインの打ち合わせをしたあと、
昼飯を食べようと思い、
目についたラーメン屋に入って「つけ麺」を頼む。
夏に「つけ麺」というのは、悪くないのでは。
冷やし中華など頼むものか。今度喰ったら、死ぬような気がする。
そのあと新宿まで出て、資料本さがし。
ジュンク堂に行こうと思い、
向かう途中で、新宿国際名画座の看板を見たら、
故・林由美香の主演映画『たまもの』が上映されていた。
いまおかしんじ監督の秀作であり、
海岸で走り、転ぶ林由美香が目に浮かぶ。
あの可愛らしさは奇跡的だったし、
映画史に残る名場面だったなあ、
と見たときの記憶がよみがえってきた。
だからといって、そのまま映画館に入るわけにもいかず、
ジュンク堂に向かい、資料本を探すのだった。
そういえば最近、映画をとんと見ていない。
『インディ』ぐらいかなあ。
落語もナマで聞いていない。
高田文夫『毎日が大衆芸能 しょの3』(中公文庫)
を読んでいたら、たまらなくなってきた。
見るぞ、映画。聞くぞ、落語。
落語はもちろん、歌舞伎や演劇、映画やDVD、本にいたるまで、高田文夫は現代最高の見巧者だと思う。講談を聞いているような歯切れのいいリズムの文体も素晴らしい。何よりも読んでいて楽しいし。