Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

落語と映画があればきっと

2008年07月31日 | 読んでいろいろ思うところが
夏たけなわである。
いろんな人たちと打ち合わせをするが、
最近の話題はもっぱら夏休みについて。
ちゃんと休みを取る人もいれば、
この10年、休みなんか取ったことないですよ、
という人までさまざま。

高円寺でデザインの打ち合わせをしたあと、
昼飯を食べようと思い、
目についたラーメン屋に入って「つけ麺」を頼む。
夏に「つけ麺」というのは、悪くないのでは。
冷やし中華など頼むものか。今度喰ったら、死ぬような気がする。

そのあと新宿まで出て、資料本さがし。
ジュンク堂に行こうと思い、
向かう途中で、新宿国際名画座の看板を見たら、
故・林由美香の主演映画『たまもの』が上映されていた。
いまおかしんじ監督の秀作であり、
海岸で走り、転ぶ林由美香が目に浮かぶ。
あの可愛らしさは奇跡的だったし、
映画史に残る名場面だったなあ、
と見たときの記憶がよみがえってきた。
だからといって、そのまま映画館に入るわけにもいかず、
ジュンク堂に向かい、資料本を探すのだった。

そういえば最近、映画をとんと見ていない。
『インディ』ぐらいかなあ。
落語もナマで聞いていない。

高田文夫『毎日が大衆芸能 しょの3』(中公文庫)
を読んでいたら、たまらなくなってきた。
見るぞ、映画。聞くぞ、落語。


落語はもちろん、歌舞伎や演劇、映画やDVD、本にいたるまで、高田文夫は現代最高の見巧者だと思う。講談を聞いているような歯切れのいいリズムの文体も素晴らしい。何よりも読んでいて楽しいし。
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こんな夜があっても

2008年07月31日 | ささやかな幸せ
今日も一日、原稿書きとデザイン出しの準備に追われる。
何とか目鼻がついたので、早めに切り上げて帰る。

家についたあと、お好み焼きを作る。
小麦粉を溶き、タマゴを入れ、
きざんだキャベツと、冷凍庫にあったイカを加えて掻き混ぜる。
フライパンを熱し、サラダ油を敷き、焼く。
じゅうじゅうという音が心地よい。

焼きたてにソースをつけたあと、
鰹節のふりかけをパラパラとふりかけてみた。
これがまた、美味。
ビールにも合う、絶対。

冷蔵庫にあった缶チューハイに手を伸ばし、
溜まっている新聞や雑誌をだらりと読みながら、
レッチリの『ワン・ホット・ミニット』を聞く。
喰わず嫌いだったけど、このバンド、すごいかも。








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集中豪雨と涙

2008年07月29日 | 日々、徒然に
夜、雷と共にスコールが。
この暑さだからなあ、仕方ない。
仕事場の窓から、スコールでびしょ濡れの歩道を見る。
傘を差しても、意味がないなあ、これは。

夕立(夜だったけど)のいいところは、
スコールが上がると一気に気温が下がるところだ。
おかげで過ごしやすい夜になった。

ここ数日、原稿書きに時間がかかっている。
集中力の問題だと思うのだが、筆が(キーボードだけど)乗らない。
別に、気の利いた文章を書こうってわけじゃない。
伝えたいことを正確に書きたいだけなのだが。
明日には目鼻をつけないと。
他にも書かなければならないものがあるからなあ。
知らないあいだに、どんどん溜まっているのが怖い。

集中力が切れているあいだ、
手元にあった浅野いにお『ソラニン』を読む。
不覚にも涙ぐんでしまう。集中して読んでいたからだろうか。
できるじゃないか、集中。と自分にツッコミを入れる。







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軽やかな生き方に惹かれて

2008年07月28日 | 日々、徒然に
今日は横浜で取材。
AINU REBELSというパフォーマンス集団のリーダー、
酒井美直さんにインタビュー。
シリアスな話をしながら、どこか軽やかなのは、
もともとポジティブな資質の持ち主なのだろう、と思いながら
1時間ほど話をうかがう。
カメラマンのMさんも暑い中、いい写真を撮っていただけたと思う。

取材が終わって、Mさんのクルマに乗せてもらい、
四方山話をしながら、仕事場まで送っていただく。おつかれさまでした。

体調はかなり戻ってきた。
だが、あまり無理しないようにしたいところだ。

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やさぐれているのが一番の理由だと

2008年07月27日 | 日々、徒然に
ブログ通信簿なるものをやってみた。
通信簿など、高校以来だ。



ブログ年齢が「53歳」とな。
ジジくさいということなんだろうなあ。
落語とか銭湯とか古い日本映画を話題にしてるからだろうか。
主張度が「4」というのも、結構説教くさいのかも。

「生徒会会長」ではなく、
「生徒会副会長」というのが、なんとも。
意外と当たっている気が。
ブロガーのみなさんも、ヒマつぶしにどうぞ。
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アドレナリンと鼻歌

2008年07月27日 | 映画など
スティーブン・スピルバーグ監督
『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』を見る。
20年振りとは思えない快調さ。
ジョン・ウィリアムスのいつものテーマ曲を鼻歌で歌いながら、
ここ数日は、楽しい気分でいられそう。


Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull(2008)

テイストとしては、この第4作、
カレン・アレンも出ているし、
1作目の『レイダース』に近い。
「クリスタル・スカル』という、異世界からやってきた
骸骨の謎を解くために、チリに飛ぶインディ。

「クリスタル・スカル」の力を得ようとする
ロシア(ソ連)の軍隊との、たたみかけるようなアクション。
ジープに乗って、骸骨を奪い合うシーンは、
その計算されたタイミングといい、ミュージカルのようだ。

兵隊アリ(ここのCGは凄い)の大群に襲われるくだりは、
見ているこちら側に、アドレナリンのようなものが込み上げてきた。
映画を見ていて、こんな感覚は久しぶりだ。

ネタをたくさん掛け合わせて、一気に盛り上げていく演出。
スピルバーグの演出は足し算というより、掛け算だ。

ハリソン・フォードも奮闘していたと思う。
ロシアの将校に扮したケイト・ブランシェット。
この女優さん、凄い。何でも演れるんだな、と感服。




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生真面目だと胃も痛くなるし

2008年07月26日 | 日々、徒然に
編集していた本が、ようやく昨日、発売となった。
著者と一緒に、出版社に行き、見本を受け取る。
企画を出したのが、去年の夏だったから、1年越しだ。
長いような短いような。

今回心がけたのは、
「真面目にならない」ということだった。

と書くと、語弊があるのだが、
あまりに生真面目に頑張って作ったとしても、
その本が売れるかどうかわからないし、
得てして、作り手が「頑張った!」という満足感が強すぎると、
読者は少し引いてしまうのではないか、と思った次第。

今回の本は、「軽く」「明るく」「楽しく」をコンセプトにしたので、
自然に作っている自分も、「軽く」「明るく」「楽しく」なってきた。
これはこれで良かったのではないかと思う。

ということで宣伝です。すみません。


僕のひきこもりナンパ宣言

ひきこもりがナンパ師になるというノンフィクションです。
そんなアホな、とお思いの貴方、
あるんですね、そういうことが。事実は奇なり、です。
できれば書店で見ていただけると嬉しいです。

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丁寧な人生、その意味

2008年07月24日 | 日々、徒然に
それにしても、この暑さ。
ついついエアコンに頼る日々──。
かといって、ずっと室内にいるわけにもいかず、
打ち合わせで外に出る。そうなると、原稿仕事などが
溜まってしまい、そうしたものをこなすのが夜になる。
だが、夜になると疲れのピークとなり、遅々として進まなくなる。

いかんなあ、こんなスパイラル。
そう思いながら、電車の中で日本橋ヨヲコ『少女ファイト』を読む。



作中の人物が、主人公に向かってこう言う。

「生き方が雑だ。丁寧に生きろ」

丁寧に生きる、とはどういう意味だろうか。
雑な生き方というのは、なんとなくわかるのだが。
しばし「丁寧」という、この言葉の意味を考える。

実は「丁寧」という言葉は好きである。
自分のやった仕事が「丁寧だね」と言われると、すごく嬉しい。
だが「丁寧」な「生き方」とは何だろう。
「雑」に生きている僕は自問自答するのだった。

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しばし、まったりと

2008年07月23日 | 日々、徒然に
東京大学で取材。
社会学部准教授の本田由紀さんにインタビュー。
ニートやフリーターへの調査を重ねて、
いわゆる「若者バッシング」の風潮に異を唱えている人だ。
そのまっすぐな姿勢に心揺り動かされる1時間だった。
インタビューが終わり、キャンパス内で撮影をおこなう。

それにしても、キャンパスの風景はいい。
木が多いし、何よりも落ち着く。
取材終了後、カメラマンのTさんと
しばし、赤門近くの棟のラウンジで
冷たいモノを飲み、まったりと雑談。

夕方、仕事場に戻る。
電話であちこちに連絡をしていたら、
矢のように時間が過ぎていくのだった。


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頑張れ、僕の胃

2008年07月22日 | 日々、徒然に
体調不良で午前中は病院に行く。
「クスリを3週間分出してあげよう」と言われる。
先生はにやにやしながら僕の顔をじっと見つめ、
「胃カメラ、やる? どうする?」と訊くのだった。
いやな質問だな、と思いながら苦笑。
とりあえず、クスリを飲み切る
3週間後の状況を見てから判断しようと思う。

昼から仕事場に出る。
いろんな案件を処理しつつ、
昼食にサバ味噌煮定食を喰う。
が、ご飯が食べきれず。まだ駄目、か。

夕方から外で会議。
いろいろとシリアスな話が飛び交うが、
以前より確実に良くなっているという
実感の持てる今日この頃かな、と。

明日は東京大学で取材である。
資料本をもう少し読み込まないと。


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