Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

素晴らしき65歳

2010年01月30日 | 日々、徒然に
一昨日、昨日と取材が続いたこともあり、
やっぱり疲労が溜まっていた様子。
また昨日の夜は、割とシビアな会議があり、
2時間みっちり話し合いをしたあと、飲み会。
本能のおもむくままにホッピーや熱燗を摂取していたら、疲れがピークに。
帰りは午前様となってしまった。ドロドロになって寝たのは3時。

土曜の朝はいろいろやるべきことがあったのだが、
起きる気力が湧かず、11時過ぎまで布団から出られなかった。
遅い朝食をとり、やり残した仕事があったので、
重い体を引きずって仕事場へ。
3時間ほど仕事をして引き揚げる。

夕食は、解凍してあった鮭の切り身と、
スルメイカをフライにする。
冷凍食品のフライは手軽でいいのだけど、
やはり普通に小麦粉をつけて溶き卵をくぐらせ、
パン粉をまぶしたものをジュッと揚げるのが、いい。
大した食材でなくても、揚げたては美味しいわけで。



ポール・マッカートニー
「ライブ・イン・ロサンジェルス」を聞く。
ロスのCDショップでおこなわれた
ポールのインストアライブの模様を収録した「アメーバズ・シークレット」。
このCDには4曲しか入っていなかったのだが、
英国のThe Mail on Sundayという新聞に、
12曲を収めたCDが付録としてついたものがコレ。
とある人経由で購入することができたのだが、
なんともまあ、すごいよ、ポール。
07年のライブだから65歳ぐらいか。
ポールのロック魂に感激、である。

実はあまり好きになれず、
さほど聞いていなかった「メモリー・オールモスト・フル」からの楽曲、
Only Mama KnowsとDance Tonightが素晴らしい。
おかげで元気が出てきました。ありがとうポール。
明日からも何とかやっていこうと思います。
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コーヒー&やさぐれ男

2010年01月29日 | 日々、徒然に
朝から打ち合わせや取材が続き、
そのたびにコーヒーを飲んでいたのだが、
夕方になって胃痛が。よくよく数えてみたら5杯も飲んでいた。
夜にも外で打ち合わせがあったのだけど、
さすがに大事を取ってオレンジジュースにする。
それほどストレスを感じているわけではないのだけど、
ついついコーヒーに手を出してしまうというか。

1日に2杯コーヒーを飲むとして、
1週間で14杯。1か月で60杯。1年で730杯。
10年で7300杯。20年で14600杯。
ちょっとは控えよう。胃のためにも。

ということで、ジム・ジャームッシュの
『コーヒー&シガレッツ』のトレーラーを張っておきます。
ここに出てくる人たちのやさぐれたカッコ良さは、
コーヒーカップがあってこそだと思います。

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愛情が(たぶん)大事

2010年01月27日 | 日々、徒然に
明日と明後日の取材の準備でいろいろと打ち合わせ。
資料を集め、取材対象者へのアプローチを考える。
結局のところ、自分たちがいかに愛情を持って取材に臨めるか。
ただし、過剰な愛情ではなく、さりげなく滲み出るような愛情を出したい、
という結論に落ち着く。とりあえずは明日、だ。

今年出そうと思っている本の企画だが、
著者の方に「頑張って!」とハッパをかけられる。
実現に向けて進もう、と自分に気合いを入れるヘタレ編集でした。



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柔らかい肌

2010年01月26日 | 日々、徒然に
八幡山の大宅壮一文庫で調べ物。
ここは戦後刊行されたおもな雑誌を閲覧できる施設で、
キーワードに基づいた検索サービスがあり、非常に重宝している。
ネットで調べものをすればタダだし便利だけど、どうも信憑性に欠けるし、
ちゃんとした資料を確保するためには、
やはりこの施設にある刊行物を頼ったほうがベターかと。手間と時間はかかるが。
といっても新宿から京王線で15分ぐらいだし、
入館料は300円で、資料のコピーは1枚60円。安いと思う。
ちょっとの手間を惜しまないで、もっと利用したいのだけど、
なかなか来られないのが本当のところ。



ということで、
八幡山駅近くのレストランでランチ。
スペシャルランチなるものをオーダー。850円。
ハンバーグとサイコロステーキ。そしてシュウマイとな。
この取り合わせはどうかと思いつつ、食す。
ハンバーグは「自家製」と銘打っているだけに味は悪くない。
でも、明らかに挽肉が少ないというか。
以前、自分で作ったときに挽肉が足らない状態でハンバーグを作ったのだが、
まさにあのときと同じスカスカの食感。うーむ。

サイコロステーキは、さぞかし噛みがいがあるんだろう、
と思っていたら、ハンバーグに負けず劣らず柔らかい肉だった。
柔らかい肌のようなステーキ。ほんとに肉なのか。
カップヌードルに入っている肉(コロチャーと言うらしい)みたいだ。ふう。

なんともアレなランチに戸惑いながらも、
気を取り直して、京王線に乗り仕事場へ。

仕事場に戻ったら、急な来客があったり。
来週までに2件企画を出す必要が出てきたり。
今度出す本の表紙の打ち合わせでデザイナーさんのところに行ったり。
そのデザイナーさんがバブル時代に、
ペラ一枚のチラシのデザインで●●万円のギャラをもらったという話を聞いたり。
仕事場に戻ったら、これまた急な依頼があったり。
帰りにやさぐれながらTSUTAYAに寄ったら、
2人ぐらいの客が続けてマイケル「This is it」を買っていて、すげえ売れてると思ったり。
まあいろいろあったけど、それはまた別の話。




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表紙買い男の言い訳

2010年01月25日 | 日々、徒然に
今日はA社にうかがい、
兼ねてから温めていた企画の相談をする。
わかっていたけれど、
本の形にするためには、いろいろと調整が必要。
なんとか転がっていけるように頑張らねば。

帰りに雑誌を何冊か、購入。
駅の売店で見た「週刊朝日」も即買い。

増大号と書いてありますが、グラビアは1ページだけです(涙)。

あ、いや別に神様(蒼井優)が表紙だからといって
買ったわけじゃないんですよ。
記事に興味があったからに決まってるじゃないですか。
「小沢逮捕」とか「加藤被告」とか。はい。
決して神様(蒼井優)のグラビアのためではありません。
そりゃ、見ましたけどね、グラビア。
だって載っていたから仕方ないじゃないですか。ねえ、そこのあなた(←誰?)。


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ドロドロになるまで

2010年01月24日 | 日々、徒然に
朝、シャワーを浴びたあと外出して、
ついでに髪を切ったら、どうも風邪の徴候が。
喉がちょっと痛いし、なんだか熱っぽい。

明日は明日でいろいろあるので、
とりあえず、体を温めて寝ようかと。

風邪気味のとき、いつも風呂に入ってやることがある。

1 ぬるめの風呂に胸までつかる。
2 水を口に目一杯ふくむ。
3 しばらくじっとしていると、驚くほど汗が噴き出てきます。
4 そうやって口の中の水がドロドロになるまで我慢します。
5 汗を出し切ったと思われるときが、風呂を出る頃合いです。

これはその昔、糸井重里氏がどこかの雑誌の人生相談で
喋っていた風邪の撃退法です。

治る根拠はよくわからないけど、
体が芯から温まるということ。
汗によって、体内の悪い有機物が外に出ること。
バスルーム内の湯気が痛んだ喉に効果的なこと。
といった理由があるからではないかと。

風邪気味の人、いちど試してみてはいかがでしょう。
効果のほどは保証しませんが、少なくとも悪化はしないと思います。
ただ、くれぐれも湯冷めにはご注意。





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あの時代は清濁

2010年01月23日 | 日々、徒然に
産経新聞取材班『総括せよ!さらば革命的世代』と、
山本直樹『Redレッド』第1巻を読む。

前者は40年前に起こった全共闘運動に関わった人たちの証言を集め、
現在の視点からあの時代を検証する証言ドキュメント。
後者は、連合赤軍の内ゲバによる泥沼の闘争を描いた山本直樹の最新作。
両書とも表紙は山本直樹の手によるものだ。



自分とは世代が違うので、
全共闘のことはこうした本や映画、
ニュースフィルムなどを見て想像するしかないのだが、
ある種の憧れと畏怖感が沸き上がってくるわけで。

『総括せよ!』は、産経新聞で連載されていた取材記事をまとめたもの。
活動のリーダー的存在だった人たちから
ファッションでデモに参加した程度の人。
学生たちと対峙していた警察幹部や機動隊隊員。
こうした人たちが当時、どのような気持ちで活動し、
還暦を過ぎたいま、どう総括するのか。
当時の活動を正当化する人も多いが、
そこに苦渋の表情をみる取材班。
あの時代は一体全体、何だったのか。
答えはまだ見つかっていないし、
当事者だった人たちは、死ぬまでその答えを探し続けなければいけないのだろう。

そして、全共闘運動に無理矢理ピリオドをつけることになった連合赤軍。
彼らはなぜ凄惨な結末を迎えることになったのか。
そこをじっくりと描く『Redレッド』。
あえて特定の人物にスポットを当てず、この活動に身を投じて
死んでいく人たちに数字をつける手法がユニーク。
数字の順番通りに死んでいくわけで、
読む側としてはネタバレみたいな手法なのだけど、
そこがまた緊張感たっぷりで、読ませる。
登場人物の喜怒哀楽の描写がいい。山本直樹、やっぱり凄い。

『総括せよ!』はおもに30~40代の記者が取材記事を担当している。
山本直樹も60年生まれだから、両者とも全共闘世代ではない。
当事者でない人たちの視点からとらえた全共闘。そこも興味深い。

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Don't let it bring you down

2010年01月21日 | 日々、徒然に
昼食に出たついでに、仕事場近くのA書店に寄る。
かなりの蔵書がある書店なので、資料本を探すのに手間取る。
基本的に書店員に聞くのが億劫なので、
なるべく自力で探そうとするのだが、いつも手間取ってしまう。
書店力が足らないんだな、たぶん。

ノンフィクションの棚を見ると、
あれも読みたいこれも読みたい状態になってしまうのだが、
買ってもすぐ読めないので、
お目当ての本を何とか見つけたあとは、さっさと棚から退散。

雑誌コーナーに寄ったら、
「レコードコレクターズ」の最新号は「リイシューアルバム」の特集とな。
ビートルズのリマスター盤を始め、
ストーンズの「ゲット・ヤー」の40周年記念版、
ニール・ヤングのやたらに大量の音源が詰まったアーカイブボックスなど、
こういうものを喜んで買う輩がいるからだと思うが(自分もそう)、
どうもロック業界は、過去の名盤の掘り起こしや、
レア音源の蔵出しばかりが目立つ。


特集のトビラに描かれたニール「アーカイブボックス」のイラスト。
ボックスの上にさまざまな年代のニールが。愛あふれるイラストです。


そして第2特集がニール・ヤングの名盤
「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」の分析と評論。
なんともまあ、マニアックな特集というか。
結局買ってしまい、家で「アフター~」を聞きながらこの特集を読む。
確かに名盤だなあ。聞けば聞くほど味が出てくる。スルメロック。
おかげで資料本はまともに読めず。ちょっとやばいかも。

ということで、表題の曲を張っておきます。
繊細で優しいけど、やさぐれ感たっぷりなところが素敵です。

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汗の数だけ面白い

2010年01月19日 | 読んでいろいろ思うところが
福満しげゆき『僕の小規模な生活』第3巻を読む。
そういえば、これも漫画内漫画だったなと。
自己嫌悪と妄想が広がるだけ広がる主人公がたまらなく面白い。
若い女性編集者に対して、
ものすごい偏見が炸裂するくだりに笑ってしまう。
「少年マガジン」で読み切りを描くエピソードも、
体験した人でしかわからないような
「漫画家」と「編集者」の戦いがリアルで、
この作者、リアルな描写をさせると力量を発揮する。

これだけ冷や汗をかく主人公を見たことがないですな。

妻が妊娠し、病院で相当な苦労をして
赤ん坊を産むところがこの巻のクライマックス。
主人公の視点から描かれているのだが、
まるでホラー映画を見ているような描写。
でも思わず引き込まれてしまうほどのリアル感。

巻末には「マガジン」に掲載した『東村山あたりの夕日』が収録。
これがまた、馬鹿馬鹿すぎるエロマンガで、
それでいて哀感の漂うオチに爆笑。
電車の中で読んでいたので、バツが悪かったです。



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ラーメン・オブ・ホラー

2010年01月18日 | 邪悪なT君
どうも調子が悪い。
腰も痛いし、胃腸の具合も今ひとつ。
そんな状況なので、なるべく健康には留意しないと。
特に食生活。ちゃんと栄養のバランスを取りながら、
腹八分目の食事を心がけたいものだ。

うひょひょひょひょ。

嗚呼。せっかく健康に気を付けようと思ったのに、
邪悪なT君が近づいてくるではないか。

「いや~、近所にラーメン屋ができたの知ってますか?
 とんこつ味のMという店なんですけどね~」

ああ。年末にオープンした店か。
最初はものすごい行列だったけど、最近は落ち着いているようだ。
外見から察するに、こだわりのラーメンを出しそうな店である。
ひょっとしたら旨いかもしれない店に、なぜ邪悪なT君が興味を示すのだ。

「それはですね~実はラーメンだけじゃなくて、
 ライスと唐揚げがつくセットがあるんですよ~。
 唐揚げは1個なんですけど、なんとその唐揚げがデカイいんですよ~」

そうなのか。デカイのか。
だからといってそんなに驚くことなのか。

「並大抵のデカさじゃないんですよ~。
 あれは、そうですね~赤ん坊の頭ぐらいありましたかね~」

赤ん坊の頭?
なんだそれ。そんな唐揚げがあるのか?

「さぞかしデカいニワトリなんでしょうね~。
 とにかくすごいんですよ~。ラーメンはいらないですね。
 ご飯と唐揚げだけで事足りますよ~うひょひょひょ」

赤ん坊の頭…ほどではないけど、唐揚げはデカいです。

ということで、ついつい行ってしまう。ラーメン屋Mに。
赤ん坊の頭というにはアレだけど、確かに、デカイ。
巨大な唐揚げにライス。あと濃厚すぎるとんこつ味。
スープがドロドロである。すべてのものが、濃い。

どうやら唐揚げが3個もつくセットがあるらしい。
はたして隣に坐った青年がそのセットを頼み、
ペロリと平らげるのを目の当たりに。
こちらはたった1個の唐揚げでも悪戦苦闘しているというのに。

「うひょひょ。恐ろしいですね~。
 あんな濃厚なラーメンに、
 赤ん坊の頭ほどもある唐揚げを3個も食うとは。
 その青年、なかなかやりますね~」

だから赤ん坊の頭じゃないって。
それにしてもデカいのは確かだった。
なんとも恐ろしいラーメン…というか、唐揚げである。

健康には悪い。絶対に。あと、腰にも。
後悔先に立たず、というのはこのことを言うのだろう。
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