Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ブックストア・レイン

2012年03月31日 | 日々、徒然に
今日の31日をもって、
ジュンク堂新宿店が閉店になるとのこと。
この書店が入っている
アルコット三越が家電量販店になってしまうようだ。
またひとつ、新宿に行く楽しみが減ってしまった。

今日の21時までか。最後に行きたいな
ここの書店員さんが「本当は売りたかった本フェア」とか、
自暴自棄な企画をやっているらしいので。
うう。でも仕事が…行きたいのだけど…。

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お前の鉄球は

2012年03月30日 | たまには音楽でも
ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」を聞く。
前作「ワーキング・オン・ア・ドリーム」から3年。
通算17作目にあたるこの新譜、
ゴスペルやラップなどの要素を取り込みながら、
相変わらずのスプリングスティーン節を聞かせる好盤だと思う。



俺たちは自分たちで助け合うと歌う「01」。
歌う歌を手に入れようと訴える「05」。
お前の鉄球を投げろと呼びかける表題作「07」など、
聴く者に勇気を与えるための曲群。
暑苦しいけど、それがこの人の持ち味、だ。

盟友だったEストリートバンドの
サックス奏者クラレンス・クレモンズが急死し、
追悼盤としての意味合いもあるようだ。
確かにスプリングスティーンといえば、
まず耳に残るのは彼のサックスだったな、と。

それにしても、「マジック」
「ワーキング・オン・ア・ドリーム」ときて、今作。
すこぶる好調なスプリングスティーン。
来日公演を期待したいところだけど、
意外に日本では人気が高くないしなあ。
トム・ペティの不人気ぶりほどではないけれど、とぼやく日々。
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その姿はいまだ

2012年03月28日 | やさぐれ男のつぶやき
午前中は吉祥寺で取材。
1時間ほどいろいろと話をうかがったあと、
武蔵小金井に向かい、そこからバスで府中へ。
いま作っている本のために、
今度の日曜日に府中で撮影をすることになり、
そのロケハンのために行く。

学生時代、酒を飲むとしたら、
だいたい新宿か明大前、そしてこの府中だった。
いまや京王線の府中駅前はキレイなビルが建ち並び、
当時のやさぐれた雰囲気など皆無。

と、書こうと思ったら、あった。
当時よく行った飲み屋の一角がまだ残っており、
それはそれはやさぐれた界隈で、心が洗われる。



ふらふらと歩いていたら、当時行きつけの居酒屋も発見。
ちゃんと営業しているのだろうか。
まさに「やさぐれ」という形容にふさわしい佇まいである。

この居酒屋近くの和菓子屋で買い物をしたのだけど、
そこのご主人によると、この界隈も近いうちに再開発になって、
近代的な商業施設になってしまうという。時代は変わる。



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ロックンロールバンドなんかに

2012年03月27日 | 日々、徒然に
今日は9月に出そうという本の打ち合わせ。
海のものとも山のものともつかないが、
出す意義はあるだろうし、きっと売れるものになるのでは、と。
まあ毎回そう思いながら本を作っているのだけど。
その前に5月発売の本が大詰め。

明日は長めの打ち合わせが高田馬場と飯田橋で。
明後日は別件の取材が吉祥寺で。
その先は原稿書きと入稿作業。怒濤のようにやってくるあれこれ。

今日発売の「スピリッツ」の巻末に
ノエル・ギャラガーのインタビューがあったのだけど、
元気のない日本人に向けて、という質問に、

「うまくいかないときは、ぐっすり寝て、
 起きたら朝飯を食う。以上!」とな。
ノエルすげえ。アニキの称号はいまやこの人、だ。

ということで、アニキの「ドンルク」を張っておきます。
ロックンロールバンドなんかに、君の人生をゆだねたりしないでくれ、
という歌詞がなんとも。
武道館、行こうかな。チケットあるだろうか。

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Why don't we do it in the road?

2012年03月25日 | 日々、徒然に
あまりに笑ったので、引用します。
時事通信社が伝えています。

「環太平洋連携協定(TPP)はビートルズだ」。野田佳彦首相は24日の都内での講演で、TPP交渉参加を検討している日本の立場を、英人気ロックバンドのメンバーに例えて説明、政府の方針に理解を求めた。

首相は「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」と強調。その上で「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と述べ、日本の交渉参加への決意を重ねて示した。 

突っ込みどころ満載だけど、
ポールはソロでも立派にやってますよ。
ピンで「イエスタデイ」を歌えば、世界中が感動しますから。
ジョンが狂信的な男(しかも米国人)に撃たれたことを知ってますか?

ジョージはどこの国なんでしょう? リンゴは?
菅さん~また総理大臣やってくれませんか?

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青空のディスタンス

2012年03月24日 | 日々、徒然に
我々日本人は歴史の教科書で
1950年に朝鮮半島で始まった戦争は
「朝鮮戦争」だと教わったけれど、
韓国の人たちは、その戦争を「韓国戦争」と呼ぶ。

展望台を案内してくれたリュウさんもそう言い、
館内にある「韓国戦争」の展示について詳しく説明してくれた。
展望台の1階には、ここを訪れた人が南北統一を願って
短冊に言葉をしたためているコーナーがあった。



リュウさんに勧められ、書く。
気恥ずかしいが、こういうことなのだろう。

展望台の外には、「韓国戦争」に参戦した
アメリカの装甲車が展示されていた。



「これはレプリカですが、
 アメリカ軍は、ほんとにこんなペイントをしてました」
と説明するリュウさん。水陸両用らしい。
戦争当時、たくさんの装甲車が西海から上陸して、
北に陥落させられたソウルを奪還したらしい。



北朝鮮まで川をはさんで、たったの1.8キロ。
ここは韓国人が自力で来られるところで、
いちばん北朝鮮に近い地点だという。
戦争で北と南に分断された家族は1千万人を超えるらしい。
南にいる人たちは、北にいる家族を思いつつ、
この展望台で歌を歌ったり、お祈りをするという。



望遠鏡で北を見る。
人が歩いているのが見える。
トラクターがゆっくりと移動しているところも。




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号泣メトロ

2012年03月23日 | 読んでいろいろ思うところが
羽海野チカ「3月のライオン」第7巻を読む。
例によって、仕事帰りの地下鉄の中で読み、泣く。



学校でのいじめに悩むひなを救うために
奮闘する主人公・零と、ひなの姉・あかりの姿が泣かせるのだが、
いじめを解決するために、本格的に介入してくる
学年主任の先生が出色のカッコ良さ。
おいしいところを全部持っていってしまったというか。
このおっさん、また登場するのだろうか。

棋士としての零が、最大のライバルと対峙するところで終了。
次の巻が出るのは、8か月ぐらい先なんだよなあ、と
ため息をつきながら、地下鉄で号泣した涙をぬぐうのでした。

あ、韓国。明日書きます。
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やさぐれ男の希望

2012年03月22日 | 日々、徒然に
午後からライターHさんと神田で取材。
つつがなく取材は終わり、秋葉原駅前の
イタリアンな店で遅めのランチ。
やさぐれ話に花が咲くが、
アキ・カウリスマキの新作がもうすぐ来る、
と聞いて俄然生きる希望が湧いてくる。
公開は4月末。それまで仕事漬けかな、と。

カウリスマキが撮った日本のCMを張っておきます。
今は亡きマッティー・ペロンパー、素晴らしすぎる。
韓国ネタは明日(たぶん)。

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北へ

2012年03月21日 | 日々、徒然に
「うひょひょひょ。韓国行ったんですか~。
 どうでした? 韓国の焼きそば? やっぱりアレでしたか~」

韓国に焼きそばなんかあるものか。
ないったら、ない。きっと。
邪悪なT君の執拗な突っ込みを避けつつ、
北朝鮮(の手前)まで行った話をば。



ホテルに板門店ツアーのパンフレットがあり、
フロントの兄ちゃんに申し込む。
でも申し込んだのが日曜の夜で、残念ながら次の日の月曜は
板門店ツアーは休みとのこと。
代わりに「NLLツアー」というものがある、と聞かされる。

NLLとは「Northern Limited Line」のことで、
「北方限界線」という意味。つまり韓国で最も北朝鮮に近い
国境ギリギリのところに展望台があり、そこまで行くツアーらしい。

月曜の朝8時にホテルまで迎えに来たのは、
ツアー業者のリュウさん。日本語がすごく堪能な人だった。
聞くところによると、この仕事を始める前は商社に勤めていて、
大阪に常駐していたらしい。阪神淡路大震災のときも大阪にいたとのこと。

そのリュウさんが運転するワゴン車に乗る。
先に乗っていたのは福岡から来ていた
アラサーの会社員の人たち4人。



クルマはソウルを流れる漢江(ハンガン)沿いに
西海の方向に走り、1時間ほど経ったところで
漢江の堤防に鉄条網が見えてきた。

「あの鉄条網の向こうは北朝鮮です」
リュウさんはそう言いながら、
イムジン川と漢江がぶつかり、ひとつの川になったところが
北との国境だと説明を始めた。

(とりあえずここまで。続きは明日書きます、たぶん)

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彼の地をこの目で

2012年03月20日 | 日々、徒然に
ということで、帰ってきました。
三泊四日の韓国行き。
堪能、というかなんというか。
詳しくは、徐々に書いていこうかと。



川の向こうに見えるのは、北朝鮮です。
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