Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

パンデミックに中指を

2020年01月31日 | 日々、徒然に

なんでも札幌のラーメン屋さんが、

新型コロナウイルスの発生に伴い、

中国人観光客の入店を禁止したらしい。

「飲食されるお客様ならびに従業員の健康と安全を考慮」

したからだというけれど。日本人だって感染してるだろうに。

中国経由で旅行している西洋人の観光客は、普通にラーメン食えるのかな。

何かあってからでは遅い、クレームが怖い、ということなんだろう。

これって二重の意味で差別を煽っているのに気付かないのかな。

 

そうかと思えば、イタリアの国立音楽院が、

医師が診察し再登校を認めるまで、

すべての東洋人(日本人ふくむ)のレッスンを中止する、と。

だから、西洋人は感染せんのか、あん? 

危機的状況が起こると、恐怖に加えて差別感情が露骨に出るという。

 

こんなときは、弟にスーパーソニックな

喝を入れてもらうに限ります。

 

 

 

 

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半笑い男の行く末は

2020年01月29日 | 日々、徒然に

カップ焼きそばでも買おうと思い、

仕事場近くのドラッグストアに行ったら

「マスク売り切れ」との張り紙が。

確かにマスクが売られている棚は空っぽで、

その前で不安そうに立っているオバチャンが二人。

やっぱり怖いのかな。新型コロナウイルス。

うがいと手洗いをしておけば大丈夫だと

思っている自分は甘いのだろうか。

カップ焼きそばなんか食して大丈夫なんだろうか。

そう思いつつ、オバチャンの前を通り過ぎ、

半笑いで焼きそばを買う自分。バチが当たらないことを祈ります。

 

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虹と不審者

2020年01月29日 | 日々、徒然に

佐賀取材。午後イチからスタート。

なんだかんだと話は2時間オーバーとなり、

原稿にまとめるのは大変だけど、

インタビュイーには気持ち良く喋っていただけたと思う。

 

終了したのが午後の4時過ぎ。

佐賀駅から高速バスで福岡空港に向かう。

かなりの疲労感とともに、

九州の山々を眺めていたら、虹が。最近よく見るな。

 

 

博多の街も散策したかったけど、そんな時間はまるでなく、

そのまま空港でチェックイン。

悪天候の影響でフライトが遅れ、

しかも飛行機は揺れまくりで、疲労度は増すばかり。

 

 

それでも能町みね子さんの新刊「結婚の奴」を

読み始めたら、ついつい吹いてしまう。

揺れる機内で、ひとり不気味な笑いをしていた不審者は自分です。

 

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紅く滲んだ光の先は

2020年01月27日 | はるか遠いところへ

 

ここはどこだ。佐賀か。

見知らぬ街でさまよっていたら、思わず目が釘付けに。

だからといって。いくら空腹だからといって。

 

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南へ走れ、空の道を

2020年01月27日 | 日々、徒然に

なんだか20年ぶりの幕尻優勝で沸いているみたいですな。

大相撲は見てないので、盛り上がっている空気感はよくわからないんだけど。

ニュースで見る限り、いかにもお相撲さん、といった佇まいの徳勝龍。

 

新型コロナウイルスのパンデミック危機(本当?)を受けて、

武漢在住の日本人をチャーター機で移送すると安倍さん。

迅速なのは何より。ついでにアレも迅速にお願いしますね。

 

なんだか世間は慌ただしいのだけど、

明日から佐賀まで取材です。

その前に朝から新宿で打ち合わせがあり、

すぐには出発できないというか。

夕方前に羽田から福岡まで飛んで、バスかJRで佐賀に向かうルート。

 

なんかハードだな。道中、原稿も書かないといけないしな。

佐賀の名物をサカナに、麦のアレでうひょひょ、

というわけにはいかないよな。

そんなコトしませんよ。しないったらしない。

絶対に。おそらく。たぶん。

 

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丸っこい男の怒り

2020年01月26日 | 映画など

クリント・イーストウッド監督「リチャード・ジュエル」を見る。

毎回同じことを書くけれど、

イーストウッドはいったい何本傑作を撮れば気が済むのだろう。

アトランタ五輪で起きた爆破事件で

犯人に仕立て上げられた男をめぐる実録もの。

淡々と映画が進むなか、正義を静かに謳い上げていく展開に、

アメリカ映画的な清々しさを感じつつ、堪能する。

 

 

主人公のリチャード・ジュエルを演じたのは

ポール・ウォルター・ハウザー。

基本的に善人だし、頭が切れるし、国に奉仕する気持ちも強い。

でもどこか鈍重で、お人好しで、世渡りが下手なプアホワイトを

体現しているような丸っこい体型の男が、

不安と焦り、そして怒りに苛まれていく。

善良な男がネガティブな感情で顔を紅潮させていくのを

悲痛な思いで見続けるしかない。

 

アトランタ五輪のときに起きた事件ではあるけれど、

東京オリパラを控えている日本も、全く人ごとではない。

いつ誰が思いがけない理由で主人公のようになるかわからないわけで、

そういう意味では、じわじわとFBIとメディアの圧力で

テロの首謀者に仕立て上げられていく展開は

とても現代的だし、リアルな恐怖感がある。

 

そんな主人公をぶっきらぼうながらも、的確に支援していく

弁護士のワトソンがとても頼もしい。サム・ロックウェル好演だなあ。

こういう口が悪くてやさぐれたヒーローが出てくると、途端に安心できるのが

アメリカ映画のいいところなのかもしれない。

 

ここからは蛇足。

主人公をひたすら信じる心優しき母親は、

キャシー・ベイツが演じているだけに

とっても安定感があるし、

弁護士をさりげなくサポートする女性事務員こそ、

アメリカ映画の良心を体現してるなあ、とか。

FBI捜査官に枕営業して、ジュエル犯人説の特ダネをぶちまける

ビッチな新聞記者が、のちにいきなり改心するところが、

かつての恋人の故サンドラ・ロックを彷彿とさせたりとか。

イーストウッドの女性観がダダ漏れというか、

好きな女性のタイプを3つに分けて、それぞれ女優さんを振り分けたかのような演出。

へっへっへ。こういうタイプの女性が好きなんですよね、御大、

とゲスな呟きをするのは、シネフィルの戯言です。

 

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ガラスの向こうの眼光

2020年01月25日 | ストレイキャットブルース

 

おやま。ガラス越しで見ると

さらにやさぐれて見えますね。

どれだけ辛いことがあったか知りませんけど、

ほら、笑う門には福来たる、っていうじゃないですか。

猫は笑わないんでしたっけ。だからといって睨まなくても。

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天国のドアたたく

2020年01月24日 | 日々、徒然に

仕事場にあるMacのiTuneには、

ロックとか歌謡曲とか

アニソンやクラシックなど大量の音源を入れていて、

それをランダムに流しているので、

どんな曲が流れてくるか予想がつかないのだけど、

仕事をしていて、いきなり魂を持って行かれるような曲があったりする。

 

今日流れた曲のなかで、ダントツに響いたのは

なぜか、くるり「ロックンロール」でした。

くるりの中でも好きな曲ではあるんだけど、

いま初めて、名曲だと確信したというか。

理由はわからないけど、ただ、ひたすら確信。

 

たったひとかけらの勇気があれば

ほんとうのやさしさがあれば

 

 

 

 

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ワンダーリング・スピリット

2020年01月22日 | 日々、徒然に

録画していたNHKアニメ

「映像研には手を出すな!」を見る。面白い。

 

 

アニメ作りに情熱を燃やす

3人の女子高生の物語で、アニメというメディアへの

わくわくする思いが伝わってくる。

自分で描いた絵や背景、キャラクターが彼女たちの

脳内で動き、走り、戦い、そして空や宇宙を駆け抜ける。

その妄想の爆発ぶりが、なんともファンタジックでワンダー。

湯浅監督、さすがだなあ、と。作画と動画のスタッフも素晴らしい。

 

主人公の女子高生たちにまったく

ジェンダー的な役割が与えられていなかったり、

彼女たちが住む街が、いちど世界が崩壊したあとに

できあがったようなディストピア感があったり、

独特の世界観が興味深い。原作を読めばその謎が解けるのかな。

 

伊藤沙莉が、主人公のひとり

「浅草みどり」の声をあてていて、

そうか、この女優さんは

ハスキーな声が魅力なんだなと思ったりする。

 

そんなこんなで、すっかり忘れちまった

何かにわくわくする気持ちを思い起こさせてくれて、

少しだけ元気を取り戻すのでした。

 

 

 

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燃える疾走

2020年01月22日 | 日々、徒然に

締切だった原稿を書き上げたあと、

この先インタビューする予定の人たちに

依頼の電話やメールをしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまう。

 

このまま行くと来月はかなりの取材ラッシュとなりそう。

別件で3月発売の雑誌も始まるし、冊子の仕事も進めないと。

体力を温存しつつ。風邪とかインフルには気をつけたいところ。

人間、なんといっても体力だから。

 

宍戸錠さんの主演作で、数ある傑作のうちの1本

「拳銃(コルト)は俺のパスポート」の

ラストの映像でパワーを注入したいと思います。

見事なカット割りと演出のリズム。宍戸さんの疾走ぶり。

 

 

 

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