Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

な、なんという

2010年09月29日 | 日々、徒然に
現役監督・選手・コーチが選ぶ最高の試合、
というものが日本プロ野球機構で選ばれたらしい。
その第1位がいわゆる「10・8」。
94年の「中日×巨人」のシーズン最終戦での同率対決とな。
ドラゴンズファンにとっては忌まわしい過去というか。
その他にも01年の「近鉄×オリックス」の
北川の代打逆転満塁ホームランで近鉄Vとか。

自分が選ぶとしたら、
このアンケートの第3位かなと。
06年の「日本ハム×ソフトバンク」のプレーオフ。
0対0でむかえた9回裏。
ソフトバンクの斎藤和巳がくらった痛恨のサヨナラ負け。
泣き崩れてしまう斎藤投手の姿は忘れられない。

ドラゴンズで言えば、
第1位は82年の巨人戦。
当時圧倒的な力を誇っていた江川卓から、
4点差を跳ね返す大逆転劇。田尾、大島、矢沢、宇野、そして中尾。
野武士軍団と呼ばれたドラゴンズのメンバーは、いまだに大好きです。

第2位は04年の西武との日本シリーズ。
これまた日本を代表する投手・松坂大輔から
立浪が起死回生の同点3ラン。鳥肌が立ちました。

そして第3位は02年のまたまた巨人戦。
当時、東京ドームで連敗続きだった状況で、
川上憲伸が堂々のノーヒットノーラン。
胃の病気で入院していたときに、テレビで見ていて、
思わず小躍りしたのを思い出す。
あれを見て自分の胃も回復していったと思う。

まだまだたくさんあるけれど、
最高の試合というのは、戦っている選手だけでなく、
中継しているアナウンサーの発言で記憶に残る場合も多い。
そういう観点で選ぶと、「なんという井端」という発言かなと。
08年のクライマックスシリーズ。相手は巨人。
対する打者は高橋由伸。井端選手のとんでもない守備をご覧あれ。
呆気にとられますよ。

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腰こそすべて

2010年09月28日 | 満身創痍な
「いたたたっ!」
なんとも悲痛な声がしたと思ったら、
隣の机のO君だった。
少し前から腰を病んでいるようで、
椅子に座っている状態から立ち上がるときに腰に激痛が走るらしい。
なので「鍼がいいよ~」という悪魔のささやきをする。
「身体にあんな尖ったモノを刺すなんて絶対嫌ですよ」とO君。
ううむ。せっかく鍼仲間ができると思ったのに。

すると、いつもお願いしているデザイナーTさんから
入院してしまったという連絡が入る。
病名は「椎間板ヘルニア」。嗚呼。
2週間ほど絶対安静らしい。MacBookを持って入院したとのことだが、
仕事なんかすると絶対良くならないと思いますよ、Tさん。

人間、何が大事かといったら、やはり腰だと思う。
腰がダメだとすべてがダメだからなあ、あの痛みは死ぬ。ほんと。

「うひょひょ。みなさん大変みたいですね~
焼きそばでも食べて養生したほうがいいんじゃないですか~」
という邪悪なT君の声が聞こえたような気がしたが、無視。


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雨傘の人たち

2010年09月27日 | 日々、徒然に
急激に気候が冷え込んできて、
身体はともかく、脳味噌がこの変化に対応できていないようだ。
残暑だったせいで秋物を着るという感覚がマヒしており、
長袖のシャツ1枚で新宿に取材に出たのだけど、寒くて震えてしまう。

それにしても秋の雨は哀しげというか。
仕事場の窓から傘を差して歩く人たちが見えるのだけど、
みんな足早で、どこか寂しげだ。
ジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『シェルブールの雨傘』を思い出す。
ということで、この映画のオープニングを張っておきます。
まぎれもない名作ですが、冒頭からして完璧です。
カラフルで美しくて、そして、切ない。

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ずっとさまよい歩いて

2010年09月25日 | 日々、徒然に
自宅の机にはMACと無造作に書類を入れたファイルボックス。
あとはペン立てと、マイブームのCDが何枚か。
最近はトラヴィスとストーンズだ。
本棚の、すぐ手がとどくところには清志郎の「瀕死の双六問屋」があり、
ストーンズの「ブラック・アンド・ブルー」を聞きながらペラペラとめくる。
以下、引用。ちょっと昔のことを想い出そうかと。

もしも、うんざりするような、バカバカしい嫌なことがあったとき、
君だったらどうする? いったい何をする?
俺はそんなときはいつも放浪の旅に出るのさ。
小さな荷物とギターを持って、着の身着のままでね。
ポケットの中には砂ぼこりと少しの金しか入ってないけど、まるで平気なんだ。
俺は放浪の旅人だからね。捨てる神ありゃ、拾う神ありだ。
真っ暗な夜だって何とかなるもんさ。
そして俺は昔のことを想い出すのだ。
すると、俺は生まれたときからずっとさまよい歩いているってことに気がつく。
どこでも眠れるし、誰とでもそこそこうまくやれるさ。


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Give me a little drink

2010年09月24日 | 日々、徒然に
なんだこの寒さは。
というか、つい一昨日まで酷暑だったのに。
女心と秋の空、というけれど、
変わりすぎでしょう、この天候。

イチローが10年連続200安打を達成したと思ったら、
タイガースのマートンが200安打超え。
いろいろと野球の話題はあるけれど、
ドラゴンズのリーグ優勝が間近、というのが一番でしょう。
1位通過をすればナゴヤドームでタイガースかジャイアンツと戦うわけで、
驚異的な勝率(8割近く)を誇るナゴドならば、きっと行けるだろう、と。
周りにまったくドラゴンズファンがいないところで、
ぽつんと一人だけ盛り上がっている次第。

ということで、昨日の武道館でストーンズ熱も盛り上がっているので、
「ラヴィング・カップ」を張っておきます。
ニッキー・ホプキンスのピアノが素晴らしく、
ミックとキースが仲良さげなのも、いい。

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大きな玉ねぎ伝説

2010年09月23日 | たまには音楽でも
ということで、行ってきました。日本武道館。
ストーンズの幻のライブフィルム『レディース&ジェントルメン』が、
武道館で限定上映されたのだ。
古くからのストーンズファンには、
トラウマともなっている73年の武道館公演の中止事件。
ライブバンドとして全盛期を迎えていた
72年当時のストーンズのコンサートを
まるごととらえたのが本作で、
それをいわくつきの武道館で上映するという粋な企画である。

あいにくの雨でしたが。熱気あふれるストーンズファンがたくさん来てました。

冒頭の「ブラウンシュガー」から全開で
パフォーマンスを繰り広げるミック・ジャガーの若さに驚く。
まあみんな20代ということで、それはそれはエネルギッシュ。
ミック・テイラー。超絶のギタープレイを黙々とこなす姿が健気。
チャーリー・ワッツも元気だし、キースも溌剌とプレイ。
ビル・ワイマンは相変わらず地味。

「ハッピー」で1本のマイクスタンドで一緒に歌う
ミックとキースに新鮮な驚きが。
「むなしき愛」や「スイート・ヴァージニア」といったスローテンポの楽曲と、
「デッド・フラワーズ」や「リップ・ディス・ジョイント」の軽快さ。
ポップでありながら、粘っこい。
確かに73年に武道館でもし彼らが演っていたら、
ものすごい伝説になっていたと想像する。

2階席からユルユルと見てました。座って見るのは楽ですな。

それにしても、武道館。
独特の雰囲気があるな、と。風格すら漂う。
ストーンズ4回目の来日(2003年)のとき、やっと武道館公演が実現したのだけど、
幸運にも見られた自分はラッキーだったし、あのときは確かに素晴らしかった。
でも、73年にこの武道館でストーンズを見たかったなあ、やっぱり。

実は、日本のロックファンのトラウマは73年のストーンズだけではない。
80年にポール・マッカートニーの大麻所持で、
ウイングスの来日公演が中止になった事件を覚えている人も多いはず。
その頃のフィルムがあれば、ぜひ武道館で。
お願いしますよ~関係各位のみなさん(←誰?)







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タポタポとアレ

2010年09月23日 | やさぐれ男のつぶやき
それにしても、この暑さ。
朝夕はさすがに涼しいけれど、日中は真夏と変わらないぞ。
とやさぐれながら、水道橋のH社に。
年明けすぐ刊行予定の本について、
いろいろと打ち合わせ。

仕事場に戻り、
夕方にうかがう予定のN社用に、
企画書をまとめ、M嬢と渋谷に向かう。
方向性がようやく固まり、
あとはGOサインが出れば、という感じ。

また仕事場に戻って、
デザイナーさん、ライターさん、
それからクライアントとメールやら電話。
そのあと東西線に乗って、ライターN君とロイホで打ち合わせ。
ドリンクバーをおかわりしていたら、腹がタポタポに。
打ち合わせが終わったのが夜中の1時。なんともまあ。

今日は原稿が書けなかったからなあ。
なんとか明日、祝日だけど書かないと。
でも明日は半日だけ休みます。お許しを(←誰に?)。
アレがあるんですよ~アレが。うひょひょ。
と、邪悪なT君的な口調になるtacoでした。
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やさぐれ時々なごみ

2010年09月22日 | 日々、徒然に
火曜の朝が締め切りだった原稿や構成案を関係各位に送り、
その件でクライアントといろいろと電話で打ち合わせをする。
今度は30ページ分の原稿書きが待っている。

合間をぬって仕事場近くのやさぐれた弁当屋で
幕の内弁当などを食す。が、やはり不味い。

さらにやさぐれながら、デザイナーさんと
制作中の冊子について打ち合わせ。

そのあとK社にうかがい、とあるテレビドラマの
これまた冊子作りのため、ライターHさんと
主役の若手女優さん3人の動画撮りを見学したあと、鼎談をおこなう。
真摯でしかも利発な女優さんたちの言葉に、やさぐれた心が和らぐ。
取材が終わり、Hさんと飯田橋のタイ料理屋で食事。
炒飯や生春巻きなどを食しながら、
ノンフィクションってなんで売れないんだだろう、みたいな話をする。

仕事場に戻って、届いていたメールの返信など。
明日は午前中、新規の案件で打ち合わせがあり、
夕方は締め切り案件のため、別の出版社に行かなければならない。

疲労困憊で帰宅したら、ドラゴンズがタイガースを下したニュースが。
今年のリーグ優勝は固いでしょう、と勇気をもらい、
トラヴィスのCDを聞いていたら記憶が落ちる。

朝起きて、メールチェックしたら、
デザイナーさんからカンプデザインが。
さらにとある本を一緒に作っているカメラマンさんからサンプル撮影のデータが届き、
その仕上がりにちょっと感動する。いけるかも、この仕事。
でも、膨大とも過剰とも言える仕事状況。
やさぐれて、少しなごんで、さらにやさぐれるという繰り返しとな。


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ワーカホリックから遠く離れて

2010年09月20日 | 日々、徒然に
この3連休は結局ワーカホリック状態。
今日も朝から構成案や原稿書き。
夕方は新宿に出て取材。また仕事場に戻って構成案の続き。
なんとか形にはなったけども。
本来なら映画を見たり、銭湯に行ったり、
落語を聞いたり、ビールを飲んだり(飲んでますが)
することができたかもしれない三連休を返してほしい。
明日も午後からタレントさんたちの取材(鼎談)があり、
忙殺されることが目に見えている。なんともまあ。

ということで、フラン・ヒーリィの「Writing to Reach You」を張っておきます。
この人はイギリスのバンド、トラヴィスのフロントマン。
近々ソロアルバムを出す予定で、
レコーディングにポール・マッカートニーが参加しているそうな。
なんだかオアシスそっくりです。
でもなかなか滲みる曲で、トラヴィスというバンドに興味が湧いた次第。

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仕事と訃報

2010年09月18日 | 日々、徒然に
週明け火曜日に締め切りの案件がいくつかあり、
この三連休のうち、せめて月曜は休みたいと思い、
今日と明日でやりきってしまいたいのだけど、
全体の3分の1しか進まず。
三連休フルに使ってしまうのか。くう。

という感じであくせくしていたら、小林桂樹さんの訃報が。
このところ訃報ばかりだなあ。
日本映画の黄金期を支えた俳優がどんどん鬼籍に入ってしまう。

小林桂樹の映画は、思い出しただけでも何本も浮かぶ。
『江分利満氏の優雅な生活』(岡本喜八監督)のような
ペーソス溢れるサラリーマン役が素晴らしかった。
『女の中にいる他人』(成瀬巳喜男監督)のサイコ的な役や、
『首』(森谷司郎監督)のような一本気の弁護士、
あと黒澤明の『椿三十郎』のコメディリリーフ的な侍も絶品。
この人が出てくるだけで映画が安定するというか。名優だったと思う。
ご冥福をお祈りします。って最近こればかりですな。


平々凡々なサラリーマン。それなりの幸福と不幸。
岡本喜八監督のスピーディでテクニカルな演出が今見ても新しいのでは。

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