ホール&オーツ。武道館公演のセットリストです。
01 Maneater
02 Family Man
03 Out Of Touch
04 Method of Modern Love
05 Say It Isn't So
06 It's a Laugh
07 Las vegas turnaround
08 She's Gone
09 Sara Smile
10 Do What You Want, Be What You Are
11 I Can't Go For That (No Can Do)
encore1
01 Rich Girl
02 You Make My Dreams
encore2
01 Kiss On My List
02 Private Eyes
何しろ、メガヒットの多い彼らだから、
当然お馴染みの曲が連発なわけで。
「01」から「03」の流れは、それはそれは盛り上がるでしょう。
と思ったら、かなり落ち着いた演奏で、テンポもオリジナルと比べて
かなりゆっくり。その分味があるというか。
オリジナルの持つハッタリの効いたアレンジとはかなり違う。
それはそうだろう。二人とも還暦過ぎだし。
老いているという意味ではなく、円熟、だ。
80年代にブレイクする前から
すでに長いキャリアを築いていた二人。
初期の「07」から「09」の3曲のほうがオリジナルのアレンジに忠実。
30年以上経っても、同じアレンジがしっくり来るのだろう。
そういう意味でまったく古びない。名曲。
個人的なベストは「04」。
ヒットしていた当時は、あまりピンと来なかったけど、
いまこうして、落ち着いたアレンジで聞くと滲みました。
兼ねてから謎に思っていたのが、ジョン・オーツの役割だ。
MTV時代は、ダリル・ホールの後ろで踊っているだけの男と揶揄する輩も多く、
やはりライブを見ないとわからないものだと思った次第。
あくまでダリルのボーカルに、ジョンは絶妙なハーモニーを重ねていく。
ギターソロも控えめだけど、カッコいい。
「07」でのボーカルは、ダリルとは違った味わいがある。
惜しむらくは、なぜヒゲを剃ったのだ。ジョン・オーツ。
やっぱりあなたにはヒゲがないと。
白眉はこのコンサートのタイトルにもなっている「10」。
そして「11」。これがソウルか。日本語にすると「魂」だ。
アンコールは2回。
1万人の観客全員が待っている「encore 02」。
自分がいた最後列のエリアは、最後まで席を立たず、
まったりとお約束の手拍子をするのでした。
開演が17時で、終了したのが19時前。2時間弱のライブ。
なんというタイトさ。そして観客の大半を占める中高年層には
ものすごく身体に優しいライブというか。
最後に私信。
「05」を聞いているとき、
学生時代の友人、K君のことを思い出した。
彼はホール&オーツの大ファンというわけではなかったけど、
いつもいつも「せ~いずん、そうおお~」と歌っていましたね。
K君元気? 確か娘さんがいたんだよね。
ずいぶん会ってないけども。ひょっとして武道館にいたのかな。
願わくば娘さんにホール&オーツの偉大さを説くような父親であることを。
01 Maneater
02 Family Man
03 Out Of Touch
04 Method of Modern Love
05 Say It Isn't So
06 It's a Laugh
07 Las vegas turnaround
08 She's Gone
09 Sara Smile
10 Do What You Want, Be What You Are
11 I Can't Go For That (No Can Do)
encore1
01 Rich Girl
02 You Make My Dreams
encore2
01 Kiss On My List
02 Private Eyes
何しろ、メガヒットの多い彼らだから、
当然お馴染みの曲が連発なわけで。
「01」から「03」の流れは、それはそれは盛り上がるでしょう。
と思ったら、かなり落ち着いた演奏で、テンポもオリジナルと比べて
かなりゆっくり。その分味があるというか。
オリジナルの持つハッタリの効いたアレンジとはかなり違う。
それはそうだろう。二人とも還暦過ぎだし。
老いているという意味ではなく、円熟、だ。
80年代にブレイクする前から
すでに長いキャリアを築いていた二人。
初期の「07」から「09」の3曲のほうがオリジナルのアレンジに忠実。
30年以上経っても、同じアレンジがしっくり来るのだろう。
そういう意味でまったく古びない。名曲。
個人的なベストは「04」。
ヒットしていた当時は、あまりピンと来なかったけど、
いまこうして、落ち着いたアレンジで聞くと滲みました。
兼ねてから謎に思っていたのが、ジョン・オーツの役割だ。
MTV時代は、ダリル・ホールの後ろで踊っているだけの男と揶揄する輩も多く、
やはりライブを見ないとわからないものだと思った次第。
あくまでダリルのボーカルに、ジョンは絶妙なハーモニーを重ねていく。
ギターソロも控えめだけど、カッコいい。
「07」でのボーカルは、ダリルとは違った味わいがある。
惜しむらくは、なぜヒゲを剃ったのだ。ジョン・オーツ。
やっぱりあなたにはヒゲがないと。
白眉はこのコンサートのタイトルにもなっている「10」。
そして「11」。これがソウルか。日本語にすると「魂」だ。
アンコールは2回。
1万人の観客全員が待っている「encore 02」。
自分がいた最後列のエリアは、最後まで席を立たず、
まったりとお約束の手拍子をするのでした。
開演が17時で、終了したのが19時前。2時間弱のライブ。
なんというタイトさ。そして観客の大半を占める中高年層には
ものすごく身体に優しいライブというか。
最後に私信。
「05」を聞いているとき、
学生時代の友人、K君のことを思い出した。
彼はホール&オーツの大ファンというわけではなかったけど、
いつもいつも「せ~いずん、そうおお~」と歌っていましたね。
K君元気? 確か娘さんがいたんだよね。
ずいぶん会ってないけども。ひょっとして武道館にいたのかな。
願わくば娘さんにホール&オーツの偉大さを説くような父親であることを。