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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

代償なんか払わなくたって

2024年10月02日 | 中東のことを考えたりして
イランがイスラエルを攻撃。
それはイスラエルがヒズボラの指導者を殺害したからであり、
それはヒズボラがイスラエルを攻撃したからであり、
それはイスラエルがガザを攻撃したからであり、
それはハマスがイスラエルを攻撃したからであり、
それはイスラエルがアラブ人をパレスチナから追い出したからであり、
それは英国が三枚舌外交でユダヤ人に
パレスチナを明け渡したからであり、んもお。負の連鎖なんだから。

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地べたからしか世界は見えない

2023年10月10日 | 中東のことを考えたりして
ハマスとイスラエル。
これはもう戦争なんだろうか。
報道によると、ハマスが仕掛けた攻撃は、
イスラエル側には寝耳に水だったらしい。
ハマスに人質として連れ去られたイスラエル人は
100人以上と伝えられている。双方の死者は1500人。

これまでにもハマスが仕掛けて、
イスラエルが報復したことは何度もあったけれど、
今回は規模が桁違いのようだ。とにもかくにも
止められないんだろうか。ネタニヤフは
してやったりという風なのだろうか。西岸地区の
パレスチナ組織ファタハは傍観しているだけなのだろうか。

サウジは、イランは、トルコはどう出るのか。
そして米国やEUは。中国は、
と、でかい話になりそうというか。
もっと地べた(byブレイディみかこ)から、
実際に被害を被っている人々のことを想像すべきだろう。
イスラエルに住む友人Rは大丈夫かな、
と具体的な心配をしてみる。

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何もしない何もできない

2021年08月18日 | 中東のことを考えたりして
アフガニスタンでは、タリバンがついに
首都カブールを制圧したとの報道が。

さまざまな言説が飛び交っているけれど、
そもそもタリバンは9.11前は国を治めていた政府であり、
武装集団ではあったかもしれないけれど、
決してテロリストではなかった。
ただ、アルカイダを匿っていたということで、
米国の標的にされてしまったわけで。

イスラムに厳格なタリバンは、
アフガン国民の保守層に根強い支持があるようだ。
今回も女性の自由や権利が著しく制限されるのだろうか。

バイデン大統領は自国の兵士を引き揚げるわけだから、
タリバンを政府と認めているんだろうし、
中国はどうやら歓迎ムード、ロシアは静観。
EUやイスラエル、他の中東諸国はどう反応するのだろう。
日本は…何もしないんだろうなあ、と。

追記
故・中村哲さんが生前語ったところによると、
タリバンはソ連が撤退したあとのアフガンを
安定させたという一面がある。
女性の人権が守られていないというが、
カブールには多くの女学校があり、
かなり女性に対する規制は緩んでいたという。




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ステロタイプから逃れて

2020年06月02日 | 中東のことを考えたりして

米国にて、白人警官が

黒人男性の首を圧迫して死に至らしめた事件。

この事件をきっかけに全米で抗議活動(暴動?)がおこなわれている模様。。

 

これは対岸の火事でも何でもなく、

日本でも渋谷で警察官がクルド人男性に

不当な暴力を働いた事件が起こっている。

 

ツイッターなどを見ると、

クルド人はテロリスト集団だと

決めつけている人もいるようで。

ステロタイプとさえ言えない言説だと思うのだけど。

 

クルド人は国を持たない最大の民族と言われていて、

イラクからシリア、トルコ周辺に広く分布しながら

居住している人たちで、それぞれの国から迫害され、

日本に逃れてきた難民(多くは認定されてないのだけど)だということ。

 

米国での暴動はそれなりに報道されているようだけど、

自国における人種問題も深刻だと思う。

渋谷の警察署の前でデモがあったみたいだけど、

コロナだけが問題ではないわけで、この国は。

 

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輝くひとの進む先

2020年01月08日 | 中東のことを考えたりして

イランの革命防衛隊が報復として、イラクの米軍基地に

ミサイルを発射したとのニュースに戦慄する。

両国とも本気で戦争したいなんて思ってないだろうに。

 

聞くところによると、米軍が殺害したスレイマニ司令官は、

イランのための諜報活動で暗躍していた人物で、

ある面では英雄だし、別の面から見るとテロリストだという。

だからといって誰にも彼を殺害する権利はないわけで、

やっぱり米国=トランプさんの勇み足だったことは否めない。

 

イランも米国も上げた拳を下ろすことができない状態で、

安倍さん、今週末からの中東行きを中止とな。

サウジやUAE、オマーンなど、自衛隊の中東派遣の

根回しに行くんだなと思っていたけれど、

それどころじゃない、っていうか、

自衛隊を行かせっぱなしにするんだな。

イランを刺激しないのが目的なんだろうか。

下手に動いてトランプさんに怒られるのが怖いのかな。

大好きな外遊ができなくて、さぞかし残念なことだろう。

 

米国とイランの架け橋として、

次はどんな一手を考えているんだろう。

世界に輝く国のトップとして、その活躍はいつ見られるのか。

 

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ツンデレな国民がいることを

2020年01月04日 | 中東のことを考えたりして

米軍がイラクのバグダッド空港で

イランの革命防衛隊幹部を殺害とのニュースが。

米国の国防総省はトランプ大統領の指示による

海外の米国人を守るための措置だと表明。

対してイランの国連大使は、

「間違いなく報復する」と宣言。

 

それにしても、殺害の場はイラクである。

イラクがとばっちりを受けるのはなぜだろう。

と思ったら米軍がイラクのシーア派民兵組織を

空爆しているというニュースが。

シーア派ということは、イランの影響下にあるのだろうけど。

 

大統領選挙を控えるトランプさん。

まともに戦争するつもりはないだろうに、

やるときはやるよ、というアピールにしてはやり過ぎでしょう。

 

自衛隊のホルムズ海峡派遣を閣議決定した安倍さん、

いったいどうするんだろう。

何もしないのかな。ゴルフ三昧みたいだし。

「外交の安倍」よろしく、米国とイランの間に立って

平和的解決を成し遂げて、世界に輝く行動をしてくれたら、

ある程度大目に見てあげてもよろしくてよ。

 

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LOSE-LOSEな人生

2019年03月23日 | 中東のことを考えたりして

トランプ大統領、ツイッターで、

ゴラン高原はイスラエル領だと認める発言。

それを受け、ネタニヤフ首相は大喜び。

贈賄疑惑で窮地に追い込まれて

いたところに、追い風が吹いてきた模様。

トランプ大統領はユダヤ票のため、

ネタニヤフ首相は自国の保守系の基盤を固めるため、

利害が一致しているようで。まさにウィンウィンの関係。

 

ていうか、この「ウィンウィン」という言葉は苦手。

お互い勝って儲かって、いいことだらけ、というビジネス用語で、

この言葉を聞いたのは10年ぐらい前だったか、

とある企業の取材をしたときに、インタビューイが

「ビジネスはどちらか一方がいい思いをするだけではいけません。

 やっぱりお互いいい思いをしないと」という言葉のあとに発せられた。

 

なぜ、こんなにもやっとするのだろうと、

思っていたのだけど、

武田砂鉄さんの「紋切型社会」(新潮文庫)を

読んだときにこう書かれてあったのを発見。

ちょっと長いけど、引用します。

 

常識人ぶると、「WIN-WIN」という

流行りのビジネスワードの陰には

確実に「LOSE」がいるのだし、

ならば、ジャーナリズムの役務は、

埋もれてしまった「LOSE」に目を向けて、

そこへ強引に追いやろうとする

WINの存在はないかと監視すること、なのであろうが、

人はWIN-WINを目の前に差し出されると、

ついついお互い勝ち合っているのだしと、

そのハグをそそくさと許容し、

足元で誰かが踏んづけられている光景に目をやることを失念してしまう。

チャンスなんていくらでもあったのに、

WINになれない方が悪い、とWINでもないくせにWINに加勢してしまう。

株価が上がって儲かるのなんて

大企業だけだと憤っても、WINは「そんなこと言ってないで

株を買えばいいじゃんか」と言う。

WINに参画できないからLOSEなのだと鼻で笑う。

WINとWINは「-」でつながっている。結託している。

だからこそ、LOSEはなかなかWINには立ち代われない。

 

引用ここまで。

イスラエルの話に戻ります。つまり、

パレスチナの人はWINになれないんだなあ、と。

 

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ミドルイースト代理戦争

2019年02月07日 | 中東のことを考えたりして

イエメンへの渡航を禁じられ、

パスポートを強制返納させられた

ジャーナリストの常岡浩介さん。

憲法で保障されている海外渡航の自由を阻止するものだと

常岡さんは主張しているけれど、

外務省はだんまりを決め込んでいる。

「自己責任」(嫌な言葉だ)で行こうとしているのに、

それを止めるとはどういうことなのだろう。

 

シリアの惨状は日本のメディアでも

それなりに伝えられているけれど、

イエメンの状況はほとんど知らされていない。

 

そもそもイエメンの場所がわかるだろうか。

サウジの南にある国で、アラブの春の影響で

民主化運動が盛んになったけれど、

サウジが推す暫定政権と、イランが後ろ盾の反政府勢力のあいだで

ひどい内戦状態だと聞く。

中東の覇権を争う二大国の思惑がうずまく、

まさに代理戦争で、自国が戦場になった

イエメンの人たちにはいい迷惑である。

死者は1万人を超え、人口の半数である

1400万人が食糧難に苦しんでいるという。

 

というか、自分もこれくらいしか知らない。

もっと知りたい、というか、どうなってるの?

というのを日本人が日本語で日本人のために伝えてもらいたい。

と思うのだけど。

 

 

 

 

 

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アレとコレの彼方へ

2018年05月04日 | 中東のことを考えたりして

安倍首相。

トランプさんとこに行ったと思ったら、

GW中はずっと外遊で中東に行っていたようで。

パレスチナ自治政府のアッバス議長と、

イスラエルのネタニヤフ首相に会って、

パレスチナに11億円提供。

イスラエルにもじゃんじゃん投資すると約束。

だからトランプさんの言うこと聞いて、うまくやってね、と。

 

ヨルダンにも行って、

シリア難民を支援している同国に激しく同意。

多額の支援金を提供するみたい。16億円だって。

ヨルダンは北朝鮮と国交を断絶しているから、

日本の愚痴も聞いてくれるし、

拉致問題頑張るぞとアナウンスする場所としては、

いい国なんだろうな、と。

ヨルダンの国王も首相も16億円も貰うんだから、

そりゃあ、お愛想ぐらいは言うでしょう。

 

日本はエネルギー資源の大半を

アラブ諸国に依存しているので、

イスラエル寄りだと反感を買ってしまう。

だから、日本大使館はテルアビブに置いたままして、

エルサレムには移転しないと発言しつつ、

僕は親イスラエルだから、とアピールする全方向外交。

でもイランには行かず。

行ったらトランプさんの機嫌を損ねちゃうし、

イランと仲が悪いサウジに行って、

イランの印象を悪くするのも回避。

 

安全策を取りながら、

お金を気前よくばらまきにいって、みんな仲良くしましょう、

と、日本の存在意義を発信しに行ったんでしょうな。

でも北朝鮮だけは気をつけてね。だって僕、拉致問題を

なんとかしなきゃいけないんだからさ、と。

さらに習近平さんに電話して、

北朝鮮との会談が実現したらよろしくと。

こういうのが安倍外交なんだなと。

 

これで支持率は上がるのかな。

外交手腕が評価されて、国内でやらかしたアレコレも

GW明けともなると、

みんなすっかり忘れてるという算段なのかな。

 

 

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日曜日はダメよ

2018年04月15日 | 中東のことを考えたりして

米英仏軍、シリア攻撃とな。

 

シリア国軍が化学兵器を自国民に使ったというのが名目。

当のシリア政府は、化学兵器使用について全面否定。

後ろ盾になっているロシアも強い非難を表明した。

 

これまでも、アサド政権は、

さんざん自国内を攻撃し、反体制派やクルド人はもとより、

民間人に多くの犠牲者を出し、さらに何十万人もの難民を出している。

ISが衰退したいま、なぜこのタイミング?

 

トランプ大統領、11月の中間選挙をにらんで、

強硬派であることをアピールして、

支持を広げようということなのか。

北朝鮮との会談を前に、

ワシを怒らすとどうなるかわかっとんのか、あん?

と脅しをかけているのだろうか。

確か北朝鮮はシリアと仲が良かったような。

 

米国は、まさかロシアとやり合おうというわけでは

ないと思うので、これはある種のパフォーマンスかと。

人がたくさん死ぬパフォーマンスですか、トランプさん。

 

化学兵器というのは、

それはそれは極悪非道な兵器なのだろうけど、

銃だって、ミサイルだって、ピンポイント爆撃だって、

はたまた自爆テロだって、非道な兵器だと思うわけで。

 

こんなタイミングで、日米首脳会談に臨もうとする安倍首相。

強面のトランプさんに、ブルブル震えて、

武器もっと買います。関税措置もお好きに、とか言っちゃダメよ。

 

 

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