Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

9月になれば彼女は

2018年08月31日 | 日々、徒然に

週明けの月曜日までに

締切の原稿が4本とな。

ページ数で言うと16ページ。

気が遠くなるような分量に対して、

残された時間が恐ろしく短いわけで。

 

そうは言ってもなかなか書く時間が取れず、

今日は午後からライターさんと打ち合わせがあったり、

電話で追加取材をしたりして、

気がついたら夜が更けていたという。

なので、この週末が勝負である。って、

ここ2か月ぐらい、ずっとそんな感じ。

 

明日から9月ということだけど、

ラジオで大竹まことさんが

今年の8月は長かったなあと言っていたけれど、

激しく同意。暑かったし、忙しかったし。

取材も多く、鳥取に行ったりしたのも

ずいぶん前のような気がしてならない。

ディープな呑み会も何度かあったりして、

充実していたというと聞こえがいいけれど、

気の休まる時はあまりなかったという。

 

いまいちばんやりたいこと、

というかやらなければならないことは、

原稿書き以外だと、健康診断の予約を入れる。

そして歯科検診のこれまた予約を入れる。

この2つができたら御の字。

あとは麦のアレをアホみたいに浴びて、

寄席に行って銭湯に行って

古い日本映画を見て泣いて、

読みかけの本(3冊ぐらいある)を読み切り、

千円以下の中古レコを3枚ぐらい買うことができれば

幸せこの上ないのだけど。果たしてどうなるか、9月。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハート&ソウル

2018年08月30日 | 読んでいろいろ思うところが

「枝野幸男、魂の3時間大演説」(扶桑社)を読む。

去る7月20日、国会で内閣不信任案を

提出した野党を代表して、

枝野さんがおこなった趣旨弁明演説を

そのまま書き起こした本で、

アマゾンで1位になるほどの売れ行きらしい。

演説は実に2時間43分にも及び、

これは衆院では最長の記録とのこと。

でも「この演説の特色は長さにあるのではない。その内容にある」

という前書きを読んで買った自分。

見事に販売側の術中にはまったというか。

 

 

 

枝野さんがそんなに好きなわけではないのだけれど、

安倍政権が不信任に足る理由を理路整然と語る、

その言葉に重みと誠実さがにじむというか。

さまざまな政治用語や時事ネタに的確に脚注を入れた

編集者のセンスも光る。690円という価格の安さも含めて、

たいへん頭のいい企画だと思う。こういう本を作ればいいのだ。

 

現在の安倍政権にまつわる

さまざまな問題点がよくわかるし、

学校でも副読本として社会の授業とかで使うといいのに。

そんなことすると文科省が怒り心頭だと思うけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パラダイスの夕暮れ

2018年08月29日 | 日々、徒然に

6つある仕事のうち、

1つの仕事がようやく校了。

あと2つの仕事も来週には終わる(終わらせないと死ぬ)。

そうなると、残りの仕事は3つ。

ほほお。何て楽なんだろう。げしし。うひょひょ。

まだ見ぬ9月半ばは、パラダイスだと思う。きっと。

その頃には涼しくなっているだろうし。げしし。うひょひょ。

気味の悪いうすら笑いが、部屋中に響き渡るが、

それはまた、別の話。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お前の夜に話しかければ

2018年08月28日 | 満身創痍な

午後から、とある新聞記者さんに取材。

取材を生業にしている人に取材するという

少し変わった体験というか。

スリリングな話がいろいろと出てくるけれど、

そのあたりは記事にできるのだろうかと考えながら、聞く。

 

昨夜の絵に描いたような雷雨で、

かなり涼しくなったので、少しは楽なのだけれど、

疲労が蓄積しているのか、集中力が続かない。

体力勝負で乗り切るのは、どだい無理だと思うわけで。

小さなことからコツコツと。

きよし師匠の言いつけすら

守れなくなってしまいそうな夜。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫌われ者の何が悪い

2018年08月28日 | 日々、徒然に

さくらももこ先生が亡くなったという。

享年53。って早過ぎやしませんか。

訃報ばかりで気が滅入るというか。

 

「ちびまる子ちゃん」のような

情報量の多い、小ネタ満載のマンガは

元より好みだったこともあり、愛読していた。

メルヘンチックな「コジコジ」も好きだった。

 

まる子に出てくるキャラのなかで、

永沢君が断トツに面白かった。

ダークでシニカル。嫌われ者だけど小心者。

スピンオフのコミックスも傑作だと思う。

 

 

って。若死に過ぎて、

追悼するのもはばかれるというか。

中森明夫さんが新聞で

SMAP解散、安室奈美恵の引退などと共に

さくら先生の死去は平成の終わりを象徴する、

ということを語っていたのも、やるせなさが募る。

 

面白いマンガをありがとうございました。

それくらいしか言えません。さくら先生。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美男美女はお断り

2018年08月27日 | 日々、徒然に

ニール・サイモンが亡くなったという。

享年91。そうかそんな年だったのか、と。

 

アメリカのコメディ映画の面白さを最初に教えてくれたのは、

ビリー・ワイルダーでもウディ・アレンでもない。

もちろんルビッチとかスタージェスとか、

そんなシネフィルが喜ぶような人たちでもなく、

まぎれもなくニール・サイモンだった。

 

「おかしな二人」「名探偵登場」

「カリフォルニア・スイート」「第2章」「昔みたい」

「スイート・チャリティ」「サンシャイン・ボーイズ」

「わたしは女優志願」「泣かないで」

 

と、脚本を手掛けた作品を挙げれば出てくる出てくる。

日本人にもわかりやすい人情喜劇が多かったのも

親しみが持てたというか。

 

基本的には劇作家だし、

日本でもいろんな劇団がよく上演していたから、

何度か見にいったなあ。

特に、下北沢の駅前劇場で見た「裸足で散歩」。

キャパの小さい劇場で、役者の熱演が伝わってきて、

すごく印象に残っている。どこの劇団だったっけ?

覚えているか、Fよ。と、唐突にブログから

当時、一緒に見に行った友人に問いかけてみる。

 

 

映画ではやはり「グッバイガール」でしょう。

奥さん(当時)のマーシャ・メイスンが、

男運のないシングルマザーで、そこに変わり者の

リチャード・ドレイファスがひょんなことから同居することに。

価値観の違いからドタバタするけれど、

やがて惹かれ合っていくわけで、その過程の面白さに唸る。

美男美女のラブストーリーではないところも好感度アップ。

ドレイファスにとってもまさに代表作。

とても楽しい映画を残してくれたサイモン氏に合掌。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人だろ勇気を出せよ

2018年08月26日 | やさぐれ男のつぶやき

心身の健康のためには、

やはり適度な運動と栄養のある食事。

そして充分な睡眠を取ること。

 

そんなコトは言われなくてもわかっとるんじゃ。

今さらわかりきったことを何遍も言うんかい、あん?

 

とやさぐれる日々。

適度な運動はほぼゼロ。

仕事場は4階にあり、毎日階段をのぼるのだけど、

運動と言えるのはそれくらい。

電車では座席が空くと一瞬で座る体たらく。そこだけは素早い。

たまに老婆に睨まれるので、そそくさと譲るのだけど。

あとは夜寝る前のストレッチぐらい。

 

栄養のある食事もほぼゼロ。

カップ焼きそばとか焼きそばパンの日々は

とにかくやさぐれるだけだと思うのだけど、

夜遅く、麦のアレをあおりながら、

朝見られなかった朝ドラ「半分、青い」の録画を見て

悪態をつく体たらくはいかがなものか、と。

 

明日締切の原稿が3本あり、

そのうちの1本はなんとか書き上げる。

もう1本は金曜日に書いていて推敲すればいい感じ。

致命的なミスとか抜けがあったらどうしようかと戦々恐々。

最後の1本が書き上がるのは、もう少し。

そうなると午前様だなあと思いながら、

焼きそば抜きで走り抜けたいな、と。

悪態ついてるヒマがあったら書きます。はい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だってだってなんだもん

2018年08月26日 | 映画など

アニエス・ヴァルダ監督「幸福(しあわせ)」を見る。

名作の誉れ高いというか、

ヌーヴェルヴァーグ期の傑作として

それはそれは有名な映画だけれど、

シネフィルのくせに未見でした。

だって、ヴァルダ女史ってヌーヴェルヴァーグといっても左岸派で、

ゴダールやトリュフォーらのカイエ派と違い

なんか硬派なんだよな。アラン・レネとかクリス・マルケルとか。

といって、わからない人も多いと思うので、

グーグル先生などに聞いてみてくださいな。

そんなこんなで喰わず嫌いだったわけだけど、

いざ見ると、すげえなあと開いた口が塞がらない。

 

 

色彩の映画だと思う。

一見幸せそうな家族がまったりする森の緑。

街の建物に塗られたペンキの赤。

冒頭に意味深な感じで出てくるヒマワリの黃。

浮気する夫のシャツの青。

とにかく色鮮やかなものがこれでもかとスクリーンを圧倒する。

 

美人でつましやかな妻に全く不満はないのだけれど、

あまりにも日々が平穏すぎるのか、

郵便局に勤める女と不倫関係に陥る主人公の夫。

やがて突然の悲劇が。そしてまた平穏な日々が戻り、続いていく。

人生をとことんフラットに描きつつ、

色彩はあくまで鮮やかで、全編に流れるモーツァルトの音楽も流麗。

 

そうやって観客を安心させたと思ったら、

ときおり挿入される、鋭いカットバックの応酬。

これはジャン・ルノアールのオマージュらしいのだけど、

なんとも官能的かつ限りなく健康的な、森での抱擁シーン。

結局のところ、心がざわざわして、

背筋が凍るような感覚もあったりする映画というか。

 

ヴァルダ監督って、

「5時から7時までのクレオ」とか「歌う女、歌わない女」とか、

シャルロット・ゲンズブールが出た

「カンフーマスター!」とか面白いんだろうか。

最新作もあったな、ロードムービーだっけ。90歳なんだよな。

と、しばらく封印されていたシネフィル魂が炸裂してしまいました。

だって、映画見るのも実に久し振りだったし。

このまま一生、映画なんか見られないと思うほどだったので。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

哀愁のメンチカツ

2018年08月25日 | 日々、徒然に

今日は午後から青山で取材。

そのあと夕方から飯田橋で2件目の取材。

移動だけで汗だくになり、疲労度もMAX。

 

それでも仕事場に戻り、T誌の原稿の続きを書く。

2時間ほどで書けるかなと思ったけど、

結局、3時間以上かかっちまいました。

昨日とは違って、たくさんの仕事を器用に進めることは叶わず。

 

そういえば今日の取材で会った作家さんも

しきりに「カメラを止めるな!」の話をしていたなあ。

TPOをわきまえた人で、ネタバレを全くしないで

映画の面白いところをいろいろと話してくれた。

大人だなあ。さすがだなあと思った次第。取材の本筋ではないけれど。

 

帰りの電車で東海林さだお先生の

「メンチカツの丸かじり」(文春文庫)を読む。

というか読み耽る。相変わらず、素晴らしい。

 

 

メンチカツとハムカツのどちらが偉いか。

全力で考察し、ハムカツに軍配を上げる先生。

しかし、敗れたメンチカツへの気配りも忘れない。

 

ナンシー関さん亡きあとは、

もう先生についていくしかないわけで。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半分以上、青い

2018年08月23日 | 満身創痍な

相変わらず6つぐらいの仕事を

同時進行であたふたとやっているのだけど、

このままだと、どの仕事もアレな感じになりそうだと

焦ってきて、顔色が青くなっているのが自分でもわかるというか。

 

朝から昼までは、鳥取取材の原稿を書く。

そのあと冷やし中華を食して、9月半ば入稿の冊子の構成。

それからD誌の原稿で4ページあるうちの2ページ分を書く。

そうこうしているうちに、明日校了の本の最終校正が

上がってきて、その再確認。明日の校了は無理らしいと聞く。

腹が減ったので、焼きそばパンを食そうと思ったけれど、

買いに行く時間もないまま、校正作業を続ける。

さらに10月頭に入稿のパンフレット仕事。

まったく手つかずだったけれど、やっと作業開始。

資料映像を見ながら、メモを取る。少しだけ進んだかなと。

そしたら明日、取材用に読まなければならない資料が送られてきた。

明日は取材が2件とな。

この2日間、手つかずだった本の作業は今日もできず。

って、それはそうだろうと。明日はやろうと思うけど、

取材の合間にそんなこと可能なんだろうか。

 

せめて明日の朝ドラ「半分、青い」は

心穏やかに見せてもらいたいもんです。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする