『100人の子供たちが列車を待っている』の続き。
列車、というのは映画の中の「列車」である。
1984年にリュミエール兄弟が撮った、
『列車の到着』という映画のことだ。

映画が発明されたばかりの作品なので、
当然サウンドも無ければ、色もついていないサイレント映画だ。
画面の奥から列車が走ってくるのを見た当時の観客は、
列車が迫ってくるのに驚き、座席から逃げまどったという。
なにか怪しげなのだが、
ついつい見たくなってしまう。そんな映画がいい映画だと思う。
『列車の到着』のように、まさに映画が発明されたときは、
人々が逃げまどうほどのサプライズがあったのだ。
そんなサプライズを求めて、
『100人の子供たちが列車を待っている』の子供たちは
ミッキーマウスのアニメやチャップリンの短編と共に『列車の到着』を見る。
そしてロングショットやドリー撮影(移動ショット)といった、映画の作り方を学ぶ。
映画を見る子供たちの顔が映し出されるのだが、
その表情は、この上なく豊かである。
わくわくすること。
これがあるから、人々は映画を見る。
※補足、のようなもの
実は10年以上前にパリに行ったことがあるのだが、
そのとき、エッフェル塔の近くにあるシネマテークで、
『列車の到着』を始めとするリュミエール兄弟のサイレントを見た。
サイレントということもあり、場内はものすごく静かだった。
そんな状況だったので、つい居眠りをしてしまい、
気がついたら、場内が明るくなっていた。
シネフィルだった(今でもそうだが)僕は、シネマテークで
映画を見るのがものすごいステータスだと思っていて、
喜びいさんで見にいったのだが、あえなく撃沈…。
そんな思い出のある映画、それが『列車の到着』なのだ。
列車、というのは映画の中の「列車」である。
1984年にリュミエール兄弟が撮った、
『列車の到着』という映画のことだ。

映画が発明されたばかりの作品なので、
当然サウンドも無ければ、色もついていないサイレント映画だ。
画面の奥から列車が走ってくるのを見た当時の観客は、
列車が迫ってくるのに驚き、座席から逃げまどったという。
なにか怪しげなのだが、
ついつい見たくなってしまう。そんな映画がいい映画だと思う。
『列車の到着』のように、まさに映画が発明されたときは、
人々が逃げまどうほどのサプライズがあったのだ。
そんなサプライズを求めて、
『100人の子供たちが列車を待っている』の子供たちは
ミッキーマウスのアニメやチャップリンの短編と共に『列車の到着』を見る。
そしてロングショットやドリー撮影(移動ショット)といった、映画の作り方を学ぶ。
映画を見る子供たちの顔が映し出されるのだが、
その表情は、この上なく豊かである。
わくわくすること。
これがあるから、人々は映画を見る。
※補足、のようなもの
実は10年以上前にパリに行ったことがあるのだが、
そのとき、エッフェル塔の近くにあるシネマテークで、
『列車の到着』を始めとするリュミエール兄弟のサイレントを見た。
サイレントということもあり、場内はものすごく静かだった。
そんな状況だったので、つい居眠りをしてしまい、
気がついたら、場内が明るくなっていた。
シネフィルだった(今でもそうだが)僕は、シネマテークで
映画を見るのがものすごいステータスだと思っていて、
喜びいさんで見にいったのだが、あえなく撃沈…。
そんな思い出のある映画、それが『列車の到着』なのだ。