Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

胃が可哀相

2009年10月31日 | 日々、徒然に
昨日の金曜日は、
歯と胃の痛みに悩まされているにもかかわらず、
ついついランチで担々麺なぞを食してしまう。
辛いなー。胃に悪いぞ、と思いつつ、
ハフハフしながら平らげる。

「なんですか。そのどM体質」。
「同情の余地はありませんね」。
「受けると思ってやってるんでしょ」。
「あなたはともかく、荒れた胃が可哀相」。

などと周りから言われてしまう。違うのだ。
ほんの出来心で怪しい中華屋に入って、
そこの日替わりランチが担々麺だったもので…。
辛いところがまた美味くて、
ついスープまでしっかり飲み干してしまったのだ。

そんなこんなで仕事をしていたら、
いつのまにか夜になってしまったので、
ついついいつものT酒場に。
そこでしこたま麦でできたアレや、
お米でできたアレ(しかも温めたやつ)を摂取してしまう。
胃に悪いんだよなーと思いつつ、
やさぐれ話に花を咲かせていたら、いつのまにか酩酊。
どうやって家に帰り着いたのか、今ひとつ曖昧である。

おかげさまで、今日は死に体です。
この週末の食事は胃にやさしい「うどん」とか「おかゆ」にします。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さよなら星の王子様

2009年10月30日 | 日々、徒然に
三遊亭圓楽師匠が亡くなった。享年76。
多くの人は『笑点』でのゆるい司会者ぶりを思い起こすと思うが、
圓楽師匠と言えば、映画での印象が強い。

68年の映画『進め!ジャガーズ敵前上陸』(前田陽一監督)で、
超キザな警部を演じ、登場しただけで場面を凍りつかせてくれた。
また83年の映画『みゆき』(井筒和幸監督)では、
どこか浮世離れしたみゆきの父親を演じ、独特の存在感を見せてくれた。
およそ生活感のない演技で、コメディリリーフとして貴重な人材だった。

圓楽師匠の落語は、ちゃんと高座で聞きたかった。
同世代の志ん朝も「いつかは聞けるだろうと」思っていたら亡くなってしまったし、
談志師匠も復活するかどうかわからないし、
気になる噺家さんがいたら、少々無理をしてでも高座に行くべきだと思った次第。

ご冥福をお祈りします。


進め!ジャガーズ敵前上陸(1968)。GSブームに乗っかった歌謡映画、と思いきや、かなり奇天烈なスラップスティック戦争ミュージカルです。脚本は中原弓彦(小林信彦)。てんぷくトリオが大活躍で、若き日の伊東四朗の芸達者ぶりも楽しい。個性的なキャストの中でも圓楽師匠は抜群の存在感でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

All my life has been a long slow knife

2009年10月29日 | 満身創痍な
仕事を早めに切り上げて、M歯科に。
マスク姿の先生(たぶん美人)は、僕の親知らずを診たところ、
結構シリアスな問題があるという。ただ抜くだけの問題ではない、と。
治療するには、かなりの期間がかかるらしい。
別の選択肢もあるのだが、それも一長一短だと話す先生(たぶん美人)。
まあ今現在、どこにも痛みはないので、
とりあえず安静にストレスのない生活を送れば大丈夫、とのこと。
とはいえ、ストレスのない生活なんてあり得ないし。
疲れると弱いところに出てしまうわけで。歯とか胃とか。くう。

そんな自分に安らぎを、ということで、
ビートルズでは断然ポール派なのだが、
最近久々に聞き直して、びっくりしたのが
ジョンの「マインド・ゲームス」(ヌートピア宣言)。
「ジョン魂」「イマジン」もいいが、
このアルバム、かなりの名盤だということに今さらながら気がつく。
その中でもお勧めの曲、
08「Out the Blue」を張っておきます。

</object>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切なさ中央線

2009年10月28日 | 読んでいろいろ思うところが
小坂俊史『中央モノローグ線』(竹書房)を読む。
中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、
西荻窪、吉祥寺、三鷹、そして武蔵境。
中央線に住む女子のそれぞれの日常を追った4コマ。
少しだけ自意識が過剰だけど、
身の丈のほどはそれなりに認識している女子たちの生活ぶりに、
思わず吹き出してしまったあと、すこしばかり切ない気持ちに。
傑作です。間違いなく。

表紙は中野北口サンモール前です。裏表紙は高円寺の純情商店街。素晴らしい。

中央線ローカルネタの宝庫なので、
わかる人にしかわからないのでは、と思う反面、
都会で一人暮らしをした人であれば、
きっと思い当たるちょっとした孤独感とか、
ふとしたことで感じる人の優しさとか。
そんなものが、中央線各駅の空気感と共にパッケージングされている。

個人的には、
中野在住のイラストレーター「なのか」さんの
ほどよいやさぐれ感と、
武蔵境在住の高校生「キョウコ」さんの
保守的な冒険心がツボでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I'm down

2009年10月27日 | 満身創痍な
昨日の夜から、どうも胃の調子が芳しくなく、
夜中に何度も起きてしまう。
朝は6時半に起きたのだが、すぐダウン。
昼近くまで痛みで動けず。
夏の疲れが今になって出てきたのかな。歯も駄目だし。

どうにか体が動くようになったので、
軽く食事を摂って、クスリをのみ、仕事場へ。
本調子からほど遠い感じで、仕事。
企画書をつくったり、会議をしたりする。
今年もあと2か月かー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受け身は不健康

2009年10月26日 | 無意味な考察
鳩山首相が所信表明とな。
その中で、とある住職の言葉を引用していた。
いわく、

人間の究極の幸せは4つです。
愛されること。
褒められること。
役に立つこと。
必要とされること。

と。なるほど。最近よく聞くフレーズだ。
もっともだと思う。反論する余地もない。
でも、自分に当てはめて考えると、
あまりこの4つを求めていないというか。
それよりは、

愛すること。
褒めること。
(人を)役に立つようにする(育てる)こと。
(人を)必要とすること。

この4つを大事にしなきゃ、と思う。
与えられる方ではなく、与える方に回らないといけない気がする。
そりゃ褒められたり必要とされたら嬉しいし、
自分が人の役に立っていると思うと気持ちがいい。
あと、愛されるとかなり楽。
愛する側はその何倍ものエネルギーが必要だし。

ただ、なぜ自分のことを誰も愛してくれないんだろう、と嘆くよりも、
誰かを愛して、それに突き進むほうが健康的だと思う。
その愛が成就するかどうかは別として。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小市民な日曜日

2009年10月25日 | 日々、徒然に
いま稼働中の炊飯器が使えなくなったので、
アキバのヨドバシカメラで新しいものを購入。
それにしても、炊飯器ひとつ取っても、
マイコン式、IH式とあり、
特にIH式の炊飯器は各メーカー、
いかにご飯をふっくらと炊くか、にシノギを削っている様子。
内釜の素材は普通、銅を使うらしいのだが、
ダイヤモンドを使っているのを売りにしているのもあったりして、
炊飯器業界も大変だなーと思いつつ、
結局ごく普通のマイコン式を買う。

夕食はジャガイモと玉葱、人参をざくざくと切り、
鍋に水を少なめに入れて、沸騰したところに
コンソメと一緒に野菜群を投入。
火が通ったところに、子持ちカレイの切り身を入れる。
カレー粉を入れ、塩と胡椒で味をととのえたあと、
溶いた片栗粉を少量いれて「カレイのカレー煮」の出来上がり。
魚のくさみをカレーがいい感じで消してくれるし、
魚卵のツブツブとカレーの相性も、いい。
これは和食だな、と思いながらご飯と一緒にいただく。

家にあった高橋留美子『境界のRINNE』1~2巻を読む。
『犬夜叉』に続く新作は、作者お得意の霊媒モノ。
ちょっと『犬夜叉』を引きずっている感じがして、
まだまだ調子が出ていない印象。普通に面白いけど。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガキンチョでは理解不能

2009年10月24日 | 映画など
デヴィッド・リーン監督『アラビアのロレンス』を見る。
誰もが認める名作だが、高校生の頃、テレビで見たっきりだった。
大して面白くないなと思って、そのまま時が過ぎてしまったが、
たまたまスクリーンで見る機会に恵まれた。
そしたら面白いのなんのって。
詩的でダイナミック。血なまぐさくて、虚無感あふれる展開。
昔の映画って、オトナが見るものだったんだなと。
高校生ぐらいのガキンチョでは、T・E・ロレンスのような、
繊細で複雑な人物を理解することなど不可能だし、
第一次大戦時のアラブのことがある程度わかってないと、おそらく楽しめない。


Lawrence of Arabia(1962)。ふっふっふ。たまには名作だって見るんです。
いつも神様(宮崎あおい&蒼井優)とか神様候補(多部未華子とか)が出ている映画ばかり見てると思ったら大間違いですよ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美技に酔いしれ、墜ちる

2009年10月23日 | 日々、徒然に
今日は朝から国分寺まで行き、打ち合わせ。
11月に出る本の目途がかなりついてきた。
あとはデザイナーさんに頑張ってもらえれば、という感じ。

クライマックスシリーズ第2ステージ。
ドラゴンズ、昨日に引き続き痛い敗戦。
先制するのだけど、守りきれないというか、
やっぱりジャイアンツの強さが際立つ。
8回裏。荒木の美技のあと、井端が痛恨のエラー。
まあそういうときもあるわけで。
また明日だ、明日。

買ってからしばらく放置しておいた
村上春樹の「1Q84」を読み始める。
内容はまるで違うのだが、
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」的な構造だなと。
1巻目の3分の2ぐらいのところまで来たのだが、
これはもしかしたらラブストーリーなの? と思いながら読んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Love you with all my heart

2009年10月22日 | たまには音楽でも
ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ』を聞く。
そう、巷で話題のリマスター盤である。
実はこのあいだ誕生日だったのだが、思いがけなくプレゼントされたのが
この「ホワイトアルバム」だった。
音が良くなったからといって、大騒ぎして買い求める人の気が知れなかったが、
いざ手にすると嬉しかったりして、人として軸がぶれまくりな自分です。



リマスター盤というものを聞くたびに思うのだが、
昔から長いこと聞いていたものであればあるほど、キレイな音に違和感がある。
この「ホワイトアルバム」も一瞬、「これってホントにビートルズ?」
と思ってしまうのだが、まぎれもないビートルズであるわけで。
その一瞬の戸惑いがなんとも不思議な感じというか。

あと、いくら音が良くなっても、
「Blackbird」は限りなく美しいし、
「While my guitar gently weeps」は泣けるし、
「Happiness is a warm gun」には痺れるし、
「Why don't you do it in the road?」と
「Revolution 9」は、なんだかなあと思う。
だからリマスターであっても、以前出たCDでも、
レコードやカセットテープで聞いたとしても、
傑作アルバムであることはまったく変わらない。
そんなことを再認識した次第。でも貰って嬉しかったです。はい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする