それを聞いたらおしまいよ

今日は家で原稿書き。
家の窓から雨が降るのを見ながら、ひたすら書く。
疲れたら音楽を聴き、元気が出てきたら
また書く。その繰り返し。

ミャンマーで反政府デモを取材していた
日本人ジャーナリストが殺された。

ジャーナリストに聞いてはいけない質問というものがある。
特に、危険地域を取材する人たちには
「こわくないですか？」と質問すること。これはタブーに近い。
というか、非常に頭の悪い質問である。

こわくてもこわくなくても、彼らはそれが仕事だから
イラクでもチェチェンでも旧ユーゴでも、
そしてミャンマーでも出かけて、取材する。

僕らは新聞やテレビで彼らが取材した記事や映像を見て、
何かを感じ取ればいいだけの話だ。
そして脳味噌を使って、自分との関係性を考える。

ミャンマー。ジャーナリズム。
そして、平和な日本で原稿を書いている自分。

土曜日は身体のメンテ

「痛かったら言ってくださいね」

Ｍ歯科のマスク姿の先生（たぶん美人）はそう言って、
鋭利な器具で僕の歯をぐりぐりと治療し始めた。

もし痛くても、
僕は口を開けっ放しにしているので、
言葉を発することができない。
だから痛かった場合、
「う゛～」とか「ぁああ」という、
声にならない声を上げるしかない。

それに、「痛かったら言ってください」
と言うからには、先生（たぶん美人）は
明らかに痛いコトをしようとしているのだ。確信犯である。
そんな戦々恐々な状態でありながら、
僕はなすすべもなく、
先生（たぶん美人）にぐりぐりと歯をいじり倒されるのだった。

なんとか治療は終了。来週の予約を取り、
Ｍ歯科をあとにする僕。
首と肩がひどく凝っていることに気がつく。
Ｆ接骨院って何時までやってるのかな、と思いながら外に出ると、
雨が降ってきた。昨日とはうって変わって、寒い。
傘を持たない僕は、冷たい雨に打たれながら歩くのだった。

猫の眼光

平和島で取材があり、
早起きして京浜急行に乗る。
予定の時間よりちょっとだけ早く着いたので、
取材場所の近くの公園に足を踏み入れる。



僕を見ても全く物怖じしない。
近くに寄って写真を撮ったら、
僕をじっと睨むのだった。
根性がすわっているというか、
眼光の鋭さにやられてしまった。

猫のインパクトに影響を受けながら、
時間が来たので、取材場所に戻り、
仕事モードでインタビューをする。
人のために頑張っている人は、やっぱり素晴らしいと痛感。
自分の欲望しか考えず、日々流されている自分に喝を入れたくなった。

取材のあとまた京浜急行に乗り、
品川で山手線に乗り換え新宿に。
そのあと京王線で笹塚に移動して、
もう一件の取材をおこなう。
それにしても暑い。もうすぐ10月なのに。

仕事場に戻り、原稿書き。
なんとか見通しがついたのが夜の11時。
働いたなあと思いながら、Ｏ君とほんのちょっとだけ、呑む。

あの猫のように生きたいなあ、と思いながら。

忙しいと言ってはいけない気が

ドラゴンズも首の皮一枚つながっているようだ。
あと残り６試合、全部勝てばいいのだ。
単純にそれだけだ。シンプルに考えよう。
落合監督もそう言っていたし。

今日は午前中に飯田橋で取材。
そのあと仕事場に戻り、テープおこし。
夕方からＦ氏が現れて、新しい仕事の打ち合わせをする。
そのあとまた原稿書きやら、
新しい取材の依頼を受けたりする。
やれることをやっていけばいいのだ。
単純にそれだけだ。シンプルに考えよう。
ディランもそう言っていたし。

優勝セールでイモ天が50円

午前中は新宿で取材。
午後から目黒で取材の予定だったのが、
急にキャンセルとなり、仕事場に戻る。
たまっていた案件を片づけながら、
明日の取材に思いを馳せるのだった。
忙しくて、昼飯をとる時間もなく。
せめて100円ローソンで、邪悪ないなりずしでも
買って喰おうと思ったが、そんなことをしたらますます
心が荒廃すると思ったので、寸前で思いとどまる。

100円ローソンに行く途中には、
ドラゴンズファンの親父がやっている天ぷら屋がある。
優勝すると、イモ天やカボチャ天が安くなるのだ。
今年も優勝セールをやってもらうために、
今日の天王山は頑張ってほしい。
…と書いている時点では結果が出ているのだが。
これからスポーツニュースを見る自分が怖い。
親父と一緒に（喋ったことはないが）ドラゴンズのために祈ろうと思う。

依存する自分に問いかける

今日は家に携帯を忘れてしまい、
さまざまな連絡が取れず、ちょっと困ってしまった。
携帯がない、と気づいたときの所在なさは
かなりのものがあると思う。
ある意味、携帯依存であり、
ネット依存にブログ依存だ。

あとはビール依存に不味いモノ依存。
東海林さだお依存に中島らも依存。
ボブ・ディラン依存に佐野元春依存。
宮崎あおい依存…だったが、いまは蒼井優依存。
長澤まさみ依存…でもあったが、いまは成海凛子（多部未華子でも可）依存。
いいのか、それで、と自問自答。

焼きソーメンは秋の予感

連夜の痛飲で、ストレス解消はできたが
別の意味で疲労が溜まってしまう。

朝はジャガイモを茹で、そこに刻んだタマネギと、
ぶつ切りのトマトを入れて塩味のスープを作る。
隠し味にオリーブオイルを少々。さらに醤油を数滴。
心と身体に滲みるスープとなり、感謝しながらいただく。

午後からは明日締切の原稿を仕上げたあと、
池袋で、W氏やＩ君と打ち合わせ。
2時間ほどいろいろと話す。

自宅に戻り、
買い置きしていたソーメンを茹で、
タマネギと油揚げ、そしてチリメンジャコと共に
炒めて、焼きソーメンを作る。
隠し味にゴマ油を数滴。美味。
夏のソーメンがまだ残っている人は、
ぜひ試してもらいたい。

内田春菊の漫画に焼きソーメンを作っている場面があり、
それがすごく美味しそうで、実際試してみたら、本当に旨かった。
以降、夏の終わりに、焼きソーメンを作るのが恒例に。

胃腸も弱っているので、ビールは控えて、原稿を書こうと思う。
今週は取材が４件。頑張らねば。

世界でいちばん邪悪な

仕事を切り上げて、新宿に。
何年ぶりかで、学生時代の友人たちと痛飲（またか）。
以前とまったく変わらないノリ。
酔っぱらいぶりも、駄目さ加減も同じで、
これっぽちも成長していない自分たちを確認。
で、世界でもっとも邪悪な画像を公開しよう。
友人Ｔ（邪悪なＴ君ではない、残念ながら）のイッた顔だ。



眼光は鋭いが、
脳は壊滅状態。
げに恐ろしきは、アルコールの力。
小市民が牙をむく瞬間とはこの時を言うのだろう。
酔っぱらいを舐めてはいけない。
こんな眼を見る機会、そうそうあるものではない。

脳がフリーになるとき

昨夜、ちょっとだけ痛飲。
そのせいか、朝から頭痛。
それでも午前中に出かけなければならず、
重い体を引きずりながら、電車に乗る。

とある人がバンドをやり始めたので、
その演奏を見に行く。
始めて半年ぐらいだというが、
まあまあ良かったのではないかと。
ほかにもいろんなバンドがいたので、
聞いているうちに、いつのまにか頭痛が治まる。

音楽は人間の脳を開放する力がある。
そんなことを思いながら、
次第に回復していく自分を感じていた。

日常と妄想

貧乏暇なし、というが、
まさにそんな状況。
次から次へと原稿を書き、
企画書を作り、クライアントに連絡を取り、
本を買ったり読んだり。
「ビール飲みてえ」と叫んだり。
「不味いモン喰ってんじゃねえ！」
と、邪悪なＴ君に突っ込んだりして時間は過ぎていく。

時が流れるのは、早い。
明日はＬ誌の編集会議。
企画を考えながら、いろいろと妄想がふくらむ。
妄想を現実に変えるべく、頑張らねば。