とりあえずの原稿を書き上げ、
取材の打診をして、
新しい仕事の案件について相談し、
細かな校正をしていたら
あっという間ですよ。あっという間。
2024年も半分が過ぎたということに愕然とするが、
「虎に翼」はまだ半分残っていることに安堵する。
10年前に取材をした人に、
再取材を打診することになった。
かつての自分が書いたその人のインタビュー記事を読んだら、
当時の記憶がありありと蘇ってきた。かなり特異な状況だったことを
つらつらと思い出す。いや、粗相はしていないと思うのだけど、
どこか浅はかだった自分がいて。じゃあ今はしっかりしてるのか、
と突っ込まれると、えへへ。あはは。と誤魔化す術だけ覚えて、
心も体も汚れちまった自分に気づくのでした。