Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

冷清的街道

2015年04月30日 | たまには音楽でも

ブラーの新譜「ザ・マジック・ウィップ」を聞く。

実に12年ぶりのアルバムということで、

かなり話題になっているようだ。

自分はそれほど熱心なブラーのリスナーではないけれど、

タワレコで試聴したら、えらくカッコいいので購入した次第。

いかにも英国人というか、

ちょっと知的でシニカルで、躁鬱が激しく、

音楽への造詣が深い、中産階級のロックというイメージのブラー。

90年代に人気絶頂だった頃は、ライバルだったオアシスに

首ったけ(死語)だったので、お勉強として聞く程度だった。

それでも「SONG2」とか「There's no other way」は好きだったし、

いつかちゃんと聞かなきゃと思いながら何年も経っていたわけで。

 

で、この新譜。

香港や中国での公演で影響を受けたという漢字ネオンのジャケや、

「ピョンヤン」という曲もあったりして怪しさ大爆発。

陰鬱で不穏なムードが漂うというか。

それでも演奏やボーカルのテンションはそれなりに高い。

きっと歌いたい、演奏したい、ロックしたいという衝動があるのだろう。

 

印象に残る曲としては、

07 マイ・テラコッタ・ハート

あたりの切ない感じが滲みる。

11 オン・オン

はライブで生えそうな、

このアルバムでは数少ないポップソング。心地良い。

 

つまりはいいアルバムだということです。おそらく。

 

 

 

 

 

 

 

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連休クールダウン

2015年04月28日 | 日々、徒然に

今日は午後から代々木方面で取材。

鼎談の予定だったけど、一人急病のために対談形式に。

取材はつつがなく終わり、さてどうやって原稿にまとめようかと

思案しながら仕事場に戻る。

GW後にスタートする本の資料が届いていた。

さらに連休直後に校了となる雑誌仕事が大詰め。

かなりのページを残しているので、まずはこれを片付けないと。

取材のあとは脳味噌的にテンションが上がっているので、

まずはクールダウン。淡々と生きていかねば。

小さなことからコツコツと(by西川きよし師匠)

 

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モチベと涙

2015年04月27日 | 満身創痍な

肩凝りがひどい。ほんとにひどい。

頭痛はするし、首から腰にかけて、何とも言えない重いモノが

のしかかっているような不快感があるというか。

あらゆるモチベーションを持っていかれそうになったので、

いつもの整体院に駆け込む。というか逃げ込む。

 

「そうですか~やっぱりアレですか~」

 

と呟いたT先生は、凝り固まった肩と背中を押す、

というか、筋肉が潰れるのではないかというほどの力がこもっている。

 

「tacoさんの肩を初めて指圧したとき、こんなひどい凝りがあったんだと

 びっくりしましたよ~でも、絶対この凝りを無くしてやる、

 ってモチベーションが上がりましてね~」

 

そうなのか。先生のモチベーションを上げたのか、自分の凝りが。

だからといって、力入れすぎじゃないですか。

潰れる、潰れるってば。筋肉が。

涙が出てきた。死ぬう。先生。せんせー。

 

 

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エレクションたけなわ

2015年04月26日 | 日々、徒然に

統一地方選とな。

いちおう選挙公報に目を通して、投票に出かける。

シネフィル、というかドキュメンタリー好きには

お馴染みの人が立候補していたりして、

うちの選挙区の人だったんだと思った次第。

区長選挙もあったけど、今のところさほど区政に文句はないしなあ。

としばし逡巡。そして投票。

 

 

 

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貧乏で何が悪い

2015年04月25日 | 日々、徒然に

それにしても、ポール。

今度の6月が来たら73歳になるというのに、

このパワフルさといったら、ない。

3時間弱のライブを一気に歌いきる凄さ。

さすがに70歳を超えているのだから、

声が衰えるのは仕方がないと思っていたのだけど、

前回よりボーカルに力があり、演奏もいたって快調。

何度もポールの公演は見ているけど、

今回は特に高音も低音もシャウトも素晴らしい。

もともと声域が驚異的に広いのが、ポールの大きな魅力のひとつなのだ。

 

 

セットリストに関しては、贅沢は言うまい。

前回の流れを汲んでいるというか、同じ「アウト・ゼアー」ツアーなのだから、

基本同じなのは仕方がない。でも今回はポールのボーカルに尽きると思ったので、

どの曲を聞いても満足度は高かったなと。

 

初めて生で聞いた曲は、意外なことにアンコール1の「03」。

ロックンロールのスタンダード中のスタンダードに心が躍る。

バックバンドも相変わらずお見事で、

ビートルズもウイングスもソロも、

ポールの曲に限りないリスペクトを込めた演奏というか。

 

また来てくださいね、ポール。

ロック貧乏になるのは必至だけど。で、実際貧乏です、今。

 

 

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高揚の夜

2015年04月24日 | 日々、徒然に

ということでポール@東京ドーム。

セトリをば。

01. Magical Mystery Tour
02. Save Us
03. Can’t Buy Me Love
04. Jet
05. Let Me Roll It
06. Paperback Writer
07. My Valentine
08. Nineteen Hundred and Eighty-Five
09. The Long and Winding Road
10. Maybe I’m Amazed
11. I’ve Just Seen a Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. Hope For The Future
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today
18. New
19. Queenie Eye
20. Lady Madonna
21. All Together Now
22. Lovely Rita
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live and Let Die
31. Hey Jude

Encore1:
01. Day Tripper
02. Hi Hi Hi
03. I Saw Her Standing There

Encore 2:
01. Yesterday
02. Helter Skelter
03. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End

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Speaking words of wisdom

2015年04月23日 | 日々、徒然に

外堀通りを飯田橋から水道橋の方向に歩く。

すると、こんなトレーラーが何台も通り過ぎて行くではないか。

 

 

そう。ポール・マッカートニー

アウト・ゼア−・ジャパンツアー2015が始まったのです。

ということで行ってきました、東京ドーム。

 

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それは何かと問われたら

2015年04月22日 | 日々、徒然に

とあるテレビ番組の本を作っていて、

その番組の試写を見るために某テレビ局に。

かなり期待度が高いところが見受けられ、本を作る側にも

いくらかプレッシャーがかかっている予感。

 

仕事場に戻って、原稿の続きと、

冊子仕事の構成を考える。来週の前半は鼎談の取材があり、

その準備もしないと。その前に原稿仕事があと7ページ。ふう。

 

 

書店に寄って

ついに出た、と思って即買いしたのが

岩波文庫の「映画とは何か」上下巻。

フランスの映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」で

健筆をふるったアンドレ・バザンの名高い著作だ。

読むのに肩が凝りそうだけど、内容に骨があればあるほど

シネフィル魂がそそられるというか。でもなかなか読む時間がない。 

GWに時間を取って読もうかな。

と思いつつ、そんな予感が全くしない哀しさよ。

 

 

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勝ちグセ負けグセ

2015年04月21日 | 日々、徒然に

午後過ぎまで原稿を書いて、

夕方前に神保町で打ち合わせ。

夏頃に出そうとしている本について、あれこれ相談。

うまく転がるには、超えなければならないハードルが。

でも超えられない高さではないと思うわけで。

 

朝日新聞の夕刊で、上野千鶴子さんが半生を語っている。

ケンカ上手だとインタビュアーに賞賛されたことを受けて、

 

「ケンカ上手はなりたくてなってるわけじゃないんだけどね。

 私は激突型の闘いではなく、獲得できる目標を設定して

 勝ち癖をつけることが大事だと思ってる。

 敗北が重なるとどうしても落ち込むからね。

 手の届かない大きな目標は設定しない」

 

なるほど。戦略の人だと思う。

確かに勝ち癖がつかないとなかなかうまく行かないしなあ、

と負け癖が染みついている自分を反省したりする火曜日。

 

 

 

 

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吹けば飛ぶよな

2015年04月20日 | 日々、徒然に

原稿を書いたり、クライアントと話したり。

ライターさんとページ構成の相談をしたり。

版元さんとスケジュールの話をしたり。

デザイナーさんと打ち合わせのための段取りをしたり。

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、

月曜日だというのに疲労困憊。

しかも、この嵐のような天候で、

帰り道で、風に吹き飛ばされそうになる。

どうせ吹けば飛ぶよな男ですよ、とやさぐれる。

 

確か山田洋次にそんな映画があったなと。

なべおさみ演じるチンピラと、

緑魔子演じる頭の弱いフーテン(死語)娘との

可笑しくてやがて哀しいペーソス喜劇だったなと。

山田洋次の中でもかなりの傑作だと思う。

ということで、予告編があったので張っておきます。

軽くてお馬鹿な喜劇に見えるけど、泣けますよ。

 

 

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