Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

不可能を不可能にする男

2023年07月31日 | 満身創痍な
今日は午前中から
とある出版社で校正作業。
やってもやっても終わらないのは世の常。
人生そのものが
ミッション:インポッシブルな感じです。

でもトムクルみたいに
断崖絶壁からバイクで飛び降りなくても
いいわけだから、アホみたいに押し寄せる仕事の山なんか
ちょちょいのちょい(死語)でやっちまえると思います。

ラロ・シフリンのテーマ曲を脳内で鳴らしながら、
こんな仕事なんかお茶の子さいさい(死語)と
叫んだはいいけれど、目の前は断崖絶壁だったという。


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継承する者たちへ

2023年07月30日 | 映画など
クリストファー・マッカリー監督
「ミッション:インポッシブル 
デッドレコニングPART ONE」を見る。
トムクルのスパイ大作戦シリーズも7作目とな。
で、これが前編で後編は来年ですか。
すでにもうお腹いっぱいなんですけど。


バスター・キートン、あるいはハロルド・ロイド、
ジャッキー・チェンの意志を受け継ぎ、
危険を顧みず、スタントを積極的に引き受け、
手段と目的をはき違えたまま、
ひたすら映画と映画館に奉仕するトムクル。

本作の敵はAIなので、
よく正体がわからず、設定も物語も複雑で難解。
誰が敵? なぜ戦うの? なぜ追いかけるの?
この人は誰? 悪い奴? いい奴? 
なぜ追われるの? なぜ爆発するの? などなど。

登場人物の行動原理もほとんど描かれない。
そんなことはトムクルとマッカリー監督は承知の上で、
わけがわからないから、陰謀を暴くんだ、
暴れるんだ、破壊するんだ、
カーチェイスして、列車の上で肉弾戦をするのだ。
つまり、頭を使うより体を使え、というシンプルな
メッセージが伝わってくる映画だったという。

脳内に疑問符がたくさん浮かびながらも、
見ているうちに元気が出て、
アホみたいに面白い映画というものがたまに、ある。
それが本作だ。

コメント (4)
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ハイウェイに置き去りにして

2023年07月29日 | 日々、徒然に

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いつか見た日の俗物

2023年07月28日 | 先のことなんか知るか
ふっふっふっふ。

邪悪かつ下品な笑いが止まらない。
上から目線で、高飛車な笑いをするのが
これほどの快感とは。


うなぎである。
貧乏で小市民の自分には、
まったく縁のない高級メニューなのだけど、
いつも行く、それはそれは昭和感丸出しの
やさぐれ食堂に「日替わりランチ/うな丼700円」
とあったではないか。

ふっふっふっふ。

うな丼につくのは肝吸いではなく、
ただのワカメの味噌汁だけど。
「山椒ありますか?」と聞いたら、
食堂のおばちゃんは七味を差し出し、
これでガマンしなさいよという目をしたけれど。

ふっふっふっふ。

700円で天下をとった気分になる安上がりな自分。
高慢ちきな俗物に成り果てたという。
悔しかったら食べてごらんなさいな。
って、もっと高いの食べてますか。そうですか。
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私は戦争を叫ぶ

2023年07月27日 | 日々、徒然に

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悔恨と再生

2023年07月27日 | 映画など
ルーカス・ドン監督「CLOSE/クロース」を見る。
作り手の確固たる信念と、
レオを演じたエデン・ダンプリン少年の存在感で
見る者の視線を釘付けにする104分。


親友同士のレオとレミは、家でも学校でも
いつも一緒で、ものすごく仲がいい。
レオは活発な少年で、
レミはどちらかというと内省的な性格。
2人がじゃれあって、同じベッドに寝るシーンなどが
積み重ねられているのを見て、
これは好き合っているというよりは、
自己と他者の境界が曖昧な関係なのかと思ったりする。

映画の後半、レオと彼の兄のあいだで、
おなじようなじゃれ合うシーンが写し出されるが、
その関係性は似ているようで、違う。

そんなふたりが、クラスメートに
「つきあってるの?」とからかわれたことから、
レオはレミに対して距離を取るようになる。
おそらくレオは自己が確立しつつあるんだろう、
成長するためには、親友を切り捨てなければならない残酷さ。
なんとも悲痛であり、あろうことか最悪な結果が訪れる。

本作の特筆すべきところは、
レオの視点というか、この少年の判型1メートルぐらいの
あいだでぐるぐるした映画になっていることだ。
彼が見たこと、感じたことだけが映画で描かれる。
あまりにも狭い視点で、だからこそピュアで残酷なものが
剥き出しになっている。

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過ちを犯した者たちへ

2023年07月26日 | 日々、徒然に
天地神明

という言葉を明解さんで引いてみる。
「天地の神々」とシンプルな説明。
つまり、この世に存在するすべての神々の
ことを意味するらしい。

この国にはあらゆるものに神が宿るという、
八百万の神という考え方があるけれど、
天地神明に誓うということは、
すべての神に誓うということですね、あの社長さん。

世界中の神様を合わせると、
万単位じゃすまないですよ。
もしウソだったら、舌を抜かれるぐらいじゃ
勘弁してくれないと思うんだけど。大丈夫ですか。

その昔、ベロベロに酔っ払って、
醜態をさらしたことがあった。

「酔ってるでしょう」と責められたのだけど、
「酔ってない!」と言い張る自分。

「ウソばっかり」
「いいや、酔ってないね」
「それだけ酒臭いのに?」
「おうよ。いくら呑んでも酔わんのじゃ」
「ほんと?」
「当たり前じゃろが、神に誓ってもええ!」

と過去に小さからぬ過ちをおかした身としては、
この社長さんを笑えません。
早いところ懺悔したほうがいいですよ。
そして「すみませんすみません」と言いながら
コソコソと小市民として生きるのです。
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人間蒸発

2023年07月25日 | 日々、徒然に
あちいあちい(by椎名誠)。
こうなったら麦のアレで、
早いとこチンボツ(by田中小実昌)してしまいたい。
でも仕事が。やれやれ(byハルキ先生)と思いつつ、
小さなコトからコツコツと(by西川きよし師匠)仕事。

って、
暑さのせいで、脳味噌が蒸発してしまい、
引用ばかりしてますな。
オリジナルの言葉が出てこなくてすみません。

8月に大詰めを迎える
2冊の本の作業がてんやわんや(←死語)。
やってもやっても終わらず、
こんなのちょちょいのちょい(←死語)で
やっちまえばいいのに、そこが辛いところというか。
誰かやってくれませんかね。
え、あなたやってくれるんですか。
感謝感激雨あられ(←死語)です。
そんなあなたに首ったけ(←死語)よ。

って、
暑さのせいで、脳味噌が蒸発してしまい、
死語ばかり使ってますな。
オリジナルの言葉が出てこなくてすみません。

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隔世遺伝に胸キュン

2023年07月24日 | 日々、徒然に
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN

なにかの呪文? と思いきや、
チョコパコチョコキンキン、なる
あんちゃん3人組のバンドがデビューしたという。

小学4年で結成し、5年のとき解散するも、
その後、ギターのDaidoがキューバに留学し、
現地でコンガを学んだことから、
ベースのYutaとサウンドエンジニアのSoに働きかけて再結成。

ネットに5〜6曲上がっていて、聞いてみたら
なんとも摩訶不思議な曲ばかりで、
でも、どこかで聞いたことがあるなと思ったら、
なんとベースのYutaは細野晴臣の孫だという。
確かに細野トロピカル3部作のなかに
入っていても不思議じゃないというか。
3人組だから、YMOの再来と言う人もいるようで、
そのあたりはなんとも。

デビューアルバムも出たみたいだけど、
配信だけのよう。サブスクですか。ふーん。
フィジカルで出してよ、と時代に取り残された
おっさん(自分、だ)は不満たらたらです。



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お前を大事に思ってるよ

2023年07月23日 | 日々、徒然に
肉が喰いたい。

急にそんなコトを思う。
焼肉とかステーキとか、
そんなのをどっちゃり喰いたい。
すき焼きでもいいな、と思って
頭に浮かんできた映画が「異人たちとの夏」。
大林宣彦監督。風間杜夫主演。
子供の頃に事故死した両親と再会する男の物語。
浅草のすき焼き屋で、両親との別れのシーンが泣けて泣けて。
季節は夏。いつかアホみたいに暑い日に
すき焼き喰いに行くぞ、と決心して幾年月。

動画があるかなと思ったら、あった。
いま見ると、怪談風味な演出というか。
山田太一の脚本と思いこんでいたけど、原作のみで、
ホンを書いたのは市川森一だったんだな。
ともあれ、名作であることには変わりなく、
片岡鶴太郎と秋吉久美子の名演が沁みる。
すき焼きは無理でもどじょうを喰いに浅草行きたいな。



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