最近、資料で読んだ本に書いてあったのだけど、
人と話をするときは、なるべく固有名詞を使うように、と。
たとえば誰かとランチをするとき、
何食べたい? と聞かれたら
「パスタがいいなあ」と言うのはNGだと。
パスタという一般的な名詞ではなく、
カルボナーラとか、ボンゴレ、
あるいはボロネーゼといった、具体的な名詞を使うことで、
会話が研ぎ澄まされ、深みが出るという。
自分なら「ナポリタン」と言うかな。
そうしたら相手はきっと、
「昭和ですねえ」
「最近、チェーン店ができましたねー」
「神保町のRって店のナポリタンが超大盛りで」
「名古屋のナポリタンは、溶き卵をしいた鉄板で出てくるんだよ」
「カップ焼きそばでも似たのがありますよ~うひょひょ」
といった返答をすることが期待されるわけで。
これって豊かなことなのだろう、おそらく。
でもパスタの話題で、
相手が「ボロネーゼ」と言ったら、
なんと返したらいいのだろうか。
「実は体がボロネーゼで」という返ししか思いつかない。
あるいは「なんじゃそりゃあ。
ワシはナポリタンとミートソースしか知らんのじゃ、このくされ外道が」とか。
人と話をするときは、なるべく固有名詞を使うように、と。
たとえば誰かとランチをするとき、
何食べたい? と聞かれたら
「パスタがいいなあ」と言うのはNGだと。
パスタという一般的な名詞ではなく、
カルボナーラとか、ボンゴレ、
あるいはボロネーゼといった、具体的な名詞を使うことで、
会話が研ぎ澄まされ、深みが出るという。
自分なら「ナポリタン」と言うかな。
そうしたら相手はきっと、
「昭和ですねえ」
「最近、チェーン店ができましたねー」
「神保町のRって店のナポリタンが超大盛りで」
「名古屋のナポリタンは、溶き卵をしいた鉄板で出てくるんだよ」
「カップ焼きそばでも似たのがありますよ~うひょひょ」
といった返答をすることが期待されるわけで。
これって豊かなことなのだろう、おそらく。
でもパスタの話題で、
相手が「ボロネーゼ」と言ったら、
なんと返したらいいのだろうか。
「実は体がボロネーゼで」という返ししか思いつかない。
あるいは「なんじゃそりゃあ。
ワシはナポリタンとミートソースしか知らんのじゃ、このくされ外道が」とか。