ちょいと水族館に足を運んでみる。
訪れる人たちの多くは、イルカやペンギン、ラッコ。
アシカやオットセイなどの海獣。
カラフルな熱帯魚などに目が行くと思われるけど、
やっぱり軟体動物でしょう。イカやタコ、あとウミウシ。
食べるのもいいけど、鑑賞するのもなかなか。
と思っているのは自分だけ? ウミウシは食べないけど。
イカやタコの華麗な遊泳を堪能しつつ、
水槽の下のほうに目をやると、
そうだ。忘れていた。彼奴(きゃつ)がいたではないか。
ヒトデである。
目立つことなく、ひっそりと水槽に生きる
星形の棘皮(きょくひ)動物。でも特に説明の表示が
あるわけでなく、ただそこにいる状態。
泳いでいる色とりどりの魚には
きっちりと写真と名称(学名)、生態などの説明文も
しっかり表示されているのに、ヒトデはスルーですか。
画像検索で調べてみたら、
上のヒトデは「ヤマトホシヒトデ」という種類らしい。
別名「ゴカク(五角)ヒトデ」で、
「合格」と語呂を合わせて、受験生には縁起の良いヒトデのよう。
受験する我が子のために、このヒトデを飼う親がいたりするのかな。
って、もしいたらその親御さんの話を聞いてみたい。
こんなのもいた。コレも説明の表示は無いが、
「コブヒトデ」という種類だと思われる。
トゲ(コブ)のような突起が出ているのが特徴で、
外敵から身を守るためのものらしい。
上の魚が普通に通りすぎているのもそのためだろうか。
ヒトデは割と飼育しやすい動物のようだ。
検索すると飼育のしかたがいろいろと出てくる。へえ。
なんとネットで買える。コブヒトデはAmazonで3体3,000円。
ヤマトホシヒトデはYahoo!ショッピングで
1体12,000円。価格に差がありますな。