Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

知らないことだらけの人生

2024年03月31日 | こんな夢を見た
京都市より北に行くのは初めて。
福知山はかつて明智光秀が治めた地として、
それから鉄道の町として有名なんだな。


土曜の夜に着き、少しだけ町を徘徊する。
かなり細長い商店街を発見。
夜の7時半ぐらいなのに、ほぼすべてのお店は
シャッターが閉まっていた。昼間はどうなのだろう。
猫を発見して、近づくも一瞬で逃げられる。


福地山シネマという映画館が。
現役バリバリな感じで頼もしい限り。
今はドラえもんなどのアニメが中心みたいだけど、
「PERFECT DAYS」も上映中だった。


光秀によって建てられた福知山城。
明治維新で廃城となり、いまあるのは85年に再建されたものとのこと。
内部は資料館になっているらしい。
標高40メートルの台地にある美しいお城だ。上ろうとしたら腰が。


これは夢か幻か。
だが、これはまぎれもない現実である。
福智山駅の近くにこんなお店が。
お城を観光した人はすべからくコレを食すのだろうか。
焼きそばの道は深い。深すぎる。

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一瞬の夢

2018年08月07日 | こんな夢を見た

「村田? 村田だよな?」

「おお。しばらく」

「しばらくどころじゃないよ。

 だってもう20年ぐらいになるんじゃないか」

「そうかもな」

「お前、変わらないな。昔と同じ」

「そっちはだいぶおっさんになった」

「そりゃあそうさ」

「年は取るもんだな」

「お前は昔のままだ」

「まあいろいろあったからな」

「急に行方不明になったから、びっくりしたんだよ」

「ああ」

「実家に電話しても要領を得ないし、

 藤江はお前が宗教に走ったんじゃないかって」

「おお。藤江か。懐かしいな。あいつはどうしてるんだ?」

「フリーターだな。あいつはエンジニアだから、

 派遣で仕事したりプラプラしたり」

「いいご身分だな。お前はどうしてるんだ」

「俺は相変わらずだよ。ライターとか編集とか」

「まだやってたんだ」

「それしかできないからな。安い金でこき使われてるよ」

「儲からない?」

「ああ」

「そうか」

「お前はどうなんだよ。仕事してるのか?」

「うーん。どうかな」

「やっぱり宗教関係なのか。そういえばこのあいだ」

「ああ。死刑になったみたいだな」

「まさかお前も」

「そんなわけないだろう」

「だったらいいんだけど」

「お、時間が。じゃあな」

「そうなのか? どこ行くんだ?」

「それは言えない。

 俺はそもそもこのあたりにいる人間じゃないんだ」

「どこに住んでる?」

「それも言えない。まあ縁があったらまた会おう。

 藤江によろしく言っておいてくれ」

「そうか。時間があれば一杯やろうと思ったけど」

「お前は相変わらずだな。そういうところ」

「まあ。なんかずっとこんな感じだ。だいぶガタは来てるけど」

「元気でやってくれ」

「ああ。じゃあな」

「また」

 

 

 

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