もう11月も終盤。
早いなあと、来し方に思いを馳せたら、
去年の交通事故から早くも1年か、と。
横断歩道でバスに跳ねられ、頭がぱっくり割れて大出血。
おまけに鎖骨骨折と全身打撲。
あれからよく1年も生きたものだ。
「生きてて良かったですね」
「不幸中の幸いですね」
「ホントは死んでんじゃねえの」
「拾った命なんだから死んだ気で仕事しなさい」
といろんな人に言われたことを思い出す。
事故の後遺症もなく、全快したかと思いきや、
バスに直接衝突した左肩にまた痛みが出てきている。
これは後遺症? それとも持病の首痛か肩痛の影響か。
なんとも不穏なものを感じつつ、整体院に通う日々。
肩にはさまざまな筋肉が重なっており、
その間に緩衝材のようなすき間(膜?)があるらしい。
どうやらそのすき間に余裕がなく、筋肉同士がこすれあって
痛みが出ているのでは、というのが先生の見立て。
左腕を上げると痛みが起こるのだけど、
普段の生活で左腕を上げることは
それほどないとはいえ、シャンプーするときが痛い。
あと、背中がかゆくなったとき、
左手で掻く癖があるので、
「かゆい」「いたい」「きもちいい」「いたい」
と小声で叫ぶことになる晩秋。