Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

タイムマシンにお願いできず

2023年12月31日 | 日々、徒然に
いつの間にか2023年もあと少し。
人並みに蕎麦を食して
こたつにミカンに紅白じゃ。
のんに泉谷しげるに松崎しげる、
おまけにマツケンサンバとは、
なかなかなラインナップだなと思ったら、
これって紅白? ももくろ歌合戦って?
クイーンはいつ出るんじゃ。
なんでTM Revolutionが出とるんじゃ。

そんなわけのわからない
大晦日を過ごしております。
酔ってません。お酒は御法度ですよ。
できればずっと酔いどれていたかった2023年サラヴァ!
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ありがとさんありがとさん

2023年12月31日 | 日々、徒然に
坂田利夫師匠…。
年の瀬になんとも悲しい訃報が。
享年82ですか。なんとも残念。

自分は名古屋生まれだけど、
小さい頃から吉本新喜劇はお昼の番組で流れていて、
とくに「あっちこっち丁稚」での
木村進、間寛平をふくめた丁稚トリオは大好きでした。

シネフィルとしては
2011年の安藤桃子監督「0.5ミリ」で、
クセのある不良老人役がなんとも見事で
アホの坂田はアホじゃないと(失礼)思ったり。

年を取っても偉く(偉そうに)ならない、
偉大なコメディアンだったと思います。
一度でいいから生の舞台を見たかったです。合掌。
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やさぐれの刹那

2023年12月30日 | やさぐれ男のつぶやき

それはそれはやさぐれた公園で、
缶コーヒーを飲み「ぶおお」と言いながら、
日だまりのなか、本を読む幸せ。

だが、しかし。
年の暮れとはいえ、原稿書きに加え、
アレやコレなどの野暮用があり、
この至福な時間もタイムリミットなのです。

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高揚のチンボツ

2023年12月29日 | 映画など
ケリー・ライカート監督
「ファースト・カウ」を見る。
2019年の作品ながら、なんだか昔なつかしい
アメリカンニューシネマを見ているような感覚になる。
一発当てよう、いい暮らしをしよう、
ここではないどこかに行こう、
つまりはアメリカンドリームを夢見る二人組の、
ほんのちょっとの成功譚と
なんとも情けない転落劇にしみじみ。


舞台は1820年代の米国オレゴン州。
開拓時代だから西部劇といってもいいかも知れない。
腕のいい料理人だった流れ者のフィゴウィッツと、
一攫千金を夢見て米国に渡ってきた
中国人のキング・ルーの二人組が、
村長が極上のミルクを出す雌牛を買い付けたのを見て、
こっそりその牛の乳を搾り、それでドーナツを焼き、
店を開いたら、これが大繁盛。
金持ちになれると大喜びしたのも束の間、
村長にそのことがばれて、命を狙われることに。

なんとも切ない物語ではあるけれど、
開拓時代の米国の、いかにも辺境な感じ。
だからこその豊かな自然と、白人だけでなく、
ネイティブアメリカンの人たちも多く存在し、
混沌とした人間関係が渦巻く土地の風景に癒やされていく。

フィゴウィッツが、牛の乳を搾りながら、
やさしく語りかける場面は危うくも神々しい。
無器用で社会に不適応な彼を見つめる、
物言わぬ牛の穏やかな目が忘れがたい。
そして彼がつくるドーナツが
とても美味そうなのも本作の魅力のひとつである。

食い物が美味そうに見える映画は、
それだけで傑作と言ってもいいかも知れない。
「人斬り与太 狂犬三兄弟」でハグレモンの
三下やくざ菅原文太がぶち殺されたあと、
情婦の渚まゆみが喰らうラーメンも実に美味そうだったし。

と、なんか話が横道に行ってしまった。
アホなシネフィルですみません。

ともあれ、ケリー・ライカート監督は、
名も無いただの二人の男たちの、
地味で地道で、少し間抜けな生きざまを淡々と描き、
それを現代の視点にまで繫げて観客に考えさせる。

ネイティブアメリカンの人たちが
画面中にあふれていて、スピリチュアルで幻想的な
味わいになっているのも捨てがたい。そういえばこの監督の、
「ミークス・カットオフ」でも開拓時代の米国が舞台で、
ネイティブアメリカンと白人の
ディスコミュニケーションをテーマにしていたっけ。
誰か(アホではない)シネフィルの人、
ネイティブアメリカンと
アメリカ映画の関係についてレクチャーしてくださいな。

そういえば、リリー・グラッドストーンに似た
ネイティブアメリカンの女の人が出てるなあ、
と思ったら、本人だった。はっきりとは説明されないが、
白人である村長の妻役だと思われ、スコセッシは本作を見て、
「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」に彼女を起用したに違いない。
まんまのキャラでスコセッシ映画に出ていますな、
と、アホなシネフィルはひとりほくそ笑んでいるのです。
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仰角の都市伝説

2023年12月28日 | 日々、徒然に
あのですね。
ビートルズ新曲「ナウ・アンド・ゼン」のジャケって、
なんだかなあと思っている人は少なくないと思う(自分だけ?)。
でも「レコード・コレクターズ」を読むと
あのデザインというかロゴの配置は「赤盤」「青盤」の
メンバーの並びにならったものだという説があるらしい。


ほほお。なるほど。
それならそうと早く言わんかい。
このアートワークは「マッカートニーⅢ」の
ジャケをデザインしたエド・ルシェによるもので、
この人とポールで決めたんだろうか。
真相はともかく、あらためて赤と青を見くらべると、
けっこう画角がちがうんですね。

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アンダー・プレッシャー

2023年12月27日 | やさぐれ男のつぶやき
12月も27日とな。
メールとか電話で、クライアントの皆さんから、
「●●と××お願いしますね〜では来年もよろしくです〜」
という言葉をいくつもいただく。そうですか。皆さん店じまいですか。

さて、自分も閉めちまおうかなと思い、
ふと自分の机を見たら、校正紙がどっさりと置かれていたり、
読まないといけない資料本が3冊ほど。
原稿を書くために必要な本も5冊ぐらい鎮座していたという。

子供の頃を思い出す。
冬休みの宿題ってこんなにあったっけ。

ぜーんぶうっちゃって逃げたらどうなるんですかね? 
「近松物語」の不義密通をおかした
長谷川一夫と香川京子みたいに、
市中引き回しの上、打ち首獄門ですか。
それとも「悪魔の追跡」のピーター・フォンダと
ウォーレン・オーツみたいに、邪教集団から
執拗に命を狙われるんですかね。ひいご勘弁。

 

かたや「世間体」「古い因習」、
かたや「邪教」「排他と排除」と、
得体の知れないモノに
追い込まれる主人公、という意味で。
意外としっくり来る2本立てかもしれません。
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せまくて暗くてこわくて

2023年12月26日 | 日々、徒然に
午前中は整体院。
打撲や骨折の痛みは
だんだん小さくなってきているので、
あと半月ぐらい通えば、元通りに回復するかなと。

午後から病院。
ずいぶん良くなったとはいえ、相変わらず
めまいとふらつきは続いているので、
引き続き、クスリを処方してもらう。
年が明けたら頭部のMRIを撮ることになる。
大丈夫とは思うけど、念のため
撮っておいたほうがいいですね、と先生。

看護師さんからMRIについて
いろいろ説明を受ける。
CTと違ってX線ではなく
磁力の検査なので音がすごいらしい。
「耳栓持ってきてくださいね」と言われる。
100円ショップで売ってるかな、耳栓。
「閉所恐怖症じゃないですよね」とも聞かれる。
面堂くんじゃあるまいし。大丈夫ですよ。
でも、まさかMRIの機械って、お寺の鐘みたいなやつで、
すっぽり塞がれたりしませんよね。だとしたら悲鳴上げます。





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砂の味わい

2023年12月25日 | 読んでいろいろ思うところが
藤本和子「砂漠の教室」(河出文庫)を読む。
はるばるイスラエルまでヘブライ語を学びに行った
藤本さんの旅行記というか、紀行文というか、
たまらなくパーソナルな歴史書というか。

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やさぐれトゥィンクル・リトル・イン・スター

2023年12月24日 | やさぐれ男のつぶやき
世間はクリスマスとかなんとか。
新宿でお茶をする約束があり、行ってみたら、
なんともすごい人の数。街が揺れている。
自分のようなやさぐれ者には
原稿の続きを書くのが正解なようで。
聖なる夜に口笛を吹きながら、仕事じゃ仕事。
Tonight's gonna be alright.


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ワケありの旅

2023年12月23日 | 日々、徒然に
陽が当たり、割と暖かな土曜日。
昨日は冬至ということで、
これからだんだん陽が長くなっていくと思うと、
そんなに悪い気はしない。

自宅から15分ほど歩いたところにある
2軒の古書店に行く。この2軒の店、
駅に向かう方角とは反対方向にあるから、
なかなか行けなかった。いい陽気のおかげかな。

まずは古書店A。
目を皿のようにして文庫の棚を物色。
おお。アレとコレがあった。ということで
嬉々として、店主だと思われる、
ワケあり風のお兄さんに会計してもらう。
あの、お兄さん。店内のBGM、ポリスですか。

そして古書店B。
目を皿のようにしてサブカル本のコーナーを物色。
ナニとソレのどちらにしようかと悩む。
が、ふと文芸の棚に目をやったら
「おお」と悲鳴を上げるようなモノがあるではないか。
嬉々として、店主だと思われる、
ワケあり風のお姉さんに会計してもらう。
あの、お姉さん。店内のBGM、トム・ウエイツですか。

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