Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

笑わないよりは笑ったほうが

2008年12月31日 | 日々、徒然に
大晦日ということで、
家の片付けや掃除をして、
人並みに年越し蕎麦などを食す。

まあ終わりましたな、2008年。
今年もいろんなことがあったが、
過ぎてみれば、みな美しい…というのはウソです。
いろいろとアレコレを引きずりながら、
きっと来年もあくせくやっていくのかなと。

ダウンタウンの特番を見ていたら、
けっこう笑ってしまう。とにもかくにも、
笑って08年を締めくくったということで、ひとつ。


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偉大なふたりの言葉

2008年12月31日 | 日々、徒然に
朝から原稿書き。
けっこう苦戦しながら、1本仕上げる。
まだまだ先は長いのだが、
今年はこれで仕事納めにしようかと。

仕事場の帰りに久しぶりに「週刊文春」を買う。
お目当ては村上春樹と
クリント・イーストウッドのインタビュー記事だ。

そういえば、村上春樹は
『グレート・ギャツビー』や『ロング・グッドバイ』、
『ティファニーで朝食を』を訳しているのだが、
恥ずかしながらどれも読んでない。
違う訳者のものも学生時代に読んだきりだ。
いま村上訳で読み返すと違うんだろうな。
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』も家にあるのだが、
全然読んでいない。この休みに読もうかな。

イーストウッドは新作が2本あるという。
アンジェリーナ・ジョリー主演の母子モノ『チェンジリング』と、
本人が久々に主演する『グラン・トリノ』だ。
どんどん作品が深化しているところも驚異的。
いま78歳だという。すごいジジイである。
日本でいうと、昭和5年生まれ。なんともまあ。

「僕は小説家として本当に欲深なんですよね。
 現状で満足していたらどうしようもないから。
 かれこれ三十年以上書いてきたけど、まだまだ発展途上です」
(村上春樹)

「私は今までに多くの映画を作ってきたけれど、
 今が一番充実してると思う。若い頃には作れなかった
 さまざまなタイプの映画に挑戦できているし、
 まだまだ興味のある題材はたくさんある」
(クリント・イーストウッド)

偉大なふたりの言葉をしみじみと受け取る30日。






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年末も日常(あるいはそれ以上)

2008年12月29日 | 日々、徒然に
2008年も押し迫ってきたが、
相変わらず原稿書きに追われる日々。
年明けの10日ぐらいまでに
まとめなければならない原稿が15本ほど。
冬休みの宿題にしては、
ちょっと多すぎませんかね~旦那(←誰?)。
仕事があるだけまし、というか、
感謝しながら、仕事を進めていきたいのだけど。

夕方になったので、原稿を途中で切り上げ、
今年最後の打ち合わせのために、池袋に移動。
来年出す雑誌の打ち合わせをおこなう。
いろいろと難問が立ちはだかっているのだが、
なんとか乗り切る算段を練る。気がついたら夜の11時とな。
ほんとに年末か? 普段の日と変わらないぞ、というか
いつもよりハードではないか、と自問自答。ふう。






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心は総立ち

2008年12月28日 | 映画など
マーティン・スコセッシ監督『シャイン・ア・ライト』を見る。
ローリング・ストーンズの最新ライヴを、これ以上はない、という
カット割と編集の妙で見せるドキュメント。
「なぜみんな立たないんだ!? 」
と思わず見ている観客に叫びたくなるほどの高揚感。
この映画には、観客席は必要ない。
オールスタンディングで、手拍子して、声援を送るべきだろう。

The Rolling Stones Shine A Light(2008)

ロックファンは、スコセッシに足を向けて眠れない。
『ラストワルツ』では、ザ・バンドの解散という、
哀感が漂う場面をいくつもとらえ、
『ノー・ディレクション・ホーム』では、
真の反抗者であり、ロックスターであった
ディランの伝説を検証するような律儀なドキュメントに仕上げていた。

そしてストーンズ。
結成から40年経っても、
メンバーの年齢が還暦を優に過ぎても、
まるで変わらないパワーと独特の高揚感。
その熱気をフィルムに収めることに腐心したとおぼしい。

スコセッシは作家性の強い映画監督だと思われているが、
音楽映画の場合、アーチストの個性に合わせて、
非常に職人的な映画づくりをする。
同じストーンズを題材にしても、
思い切り、自分の個性を丸出しにした
『ワン・プラス・ワン』のゴダールとは大違いだ。



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裏でこそこそ仕事モード

2008年12月27日 | 日々、徒然に
昨日は仕事納めということで、忘年会。
関係者がみんな集まって、賑やかな宴でした。
「よいお年を」と言いつつ、仕事が残っている僕は、
いまひとつ開放感のないまま、ビールから熱燗に突入。
まだまだ働きますよ~。

どうあがいても大晦日ぐらいになると、
仕事ができなくなるのは明白なので、
あと数日、やり残したことを片付けておかないと。
今日も打ち合わせが1件。あと校正も残っている。ふう。


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オフビートで年末突破

2008年12月26日 | 日々、徒然に
午前中、デザインの修正をもどすために、
高円寺から江戸川橋に移動。
帰りに銀行に寄ったら長蛇の列。年末なんだなと実感。

夕方、S社にお邪魔して、
1月に出る単行本のカバーの色校などの確認をおこなう。
ようやくここまで来たなと感慨を深くする。
出版記念イベントのチケットは完売と聞く。素晴らしい。

「よいお年を」と言いつつ、校正を持ったまま赤坂へ。
とあるデザイン事務所で深い深い打ち合わせ。
そのあと、P編集部にて今後の段取りについて話す。
非常にレベルの高い仕事で、
自分を律するには最適な状況。大変だけど。

仕事場に戻り、事務仕事をしたあとT酒場へ。
今月出た絵本の打ち上げでデザイナーさんの慰労会。
オフビートで心地よい時間を過ごす。
おつかれさまでした。また来年もよろしくです。

終わったぞ、25日。オフィシャルとしてはあと1日、だ。

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湯たんぽが(きっと)世界を救う

2008年12月25日 | ささやかな幸せ
クリスマスプレゼントに「湯たんぽ」をいただく。
いま割と湯たんぽブームらしく、
そういえば、スーパーなどに行くと、
結構、湯たんぽコーナーが目立ったりしているなと。

というわけで、
ヤカンでお湯を沸かして、湯たんぽに入れ、
試しに腰に当ててみる。

おお。快感。

なんともまあ、めくるめくような幸福感である。
湯たんぽなんて子供のとき以来だが、
もっと前から利用していれば良かった。

今日もいろんなコトがあったが、
それはそれ。湯たんぽでまずは心身を温めようかと。
そんな感じで、メリークリスマス。


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スモール・アスホールと言われた文豪

2008年12月23日 | 読んでいろいろ思うところが
石川雅之『もやしもん』第7巻(講談社)を読む。
この巻のネタは「醤油」と「味噌」
それから「日本酒」に「みりん」「酢」。
まさに菌まみれの巻となり、
多くのファン(僕もだ)が満足することだろう。


薄口醤油って、味が薄いのではなく、「濃口醤油より色が薄い」という意味だって知ってました?

何度も書くが、
漫画の欄外まで書かれた脚註やイラストが可愛いし、面白い。
このギミックに満ちた編集がなされているから、
単行本が出るのを心待ちにしているわけで。

あと最近読んだ本だと
岡野宏文と豊崎由美の『百年の誤読』(ちくま文庫)。
明治から平成にかけてのベストセラーを、
名うての本読みが、今の視点で斬りまくる。
この本にも脚註がふんだんに盛り込まれているのだが、
惚れ惚れするほどの充実ぶり、だ。


たとえば「森鴎外」の脚註で、「(鴎外は)高山樗牛や泉鏡花といった次世代の人気のある作家の登場に戦々恐々とし、そうした若手が自分や尾崎紅葉より優れているとは思えないという論を新聞で展開し、物議をかもすというスモール・アスホールな一面もあった」と。スモール・アスホールってあなた。文豪に向かって(苦笑)。
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仕込みの時期にしては年の瀬

2008年12月22日 | 日々、徒然に
今年も残すところ、あと3日。
この3日間の予定がびっしりと埋まっていく。
それはもう、身動きできないほどに。
取材依頼の電話をいただいたりしたが、
ごめんなさい、キャパぎりぎりです。

正月休みが無ければ、
余裕のスケジュールなんだけど、
という話をしたりする。
忙しいのは何よりだが、
来年の2月頃はどうなっているかわからないので、
今のうちに仕込んでおかないと、と思うのだが、
どうしても、目の前の仕事に追われてしまうわけで。
困ったものだ、と言いながらも、どんどん迫ってくる年の瀬とな。


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硬軟とりまぜ療養中

2008年12月21日 | 満身創痍な
風邪で死んでます。
この土日、ずっと寝込んでいたので、
だいぶ回復してきた感じがする。
咳はしばらく続くだろうけど。

夕食はおでん。
風邪っぴきのクセに缶ビールをプシュッと開け、
はんぺんやこんにゃく、ちくわぶなどをいただく。
ビールを摂取して、美味いと感じるときが健康だと思っているのだが、
今日のビールはそこそこ美味かったので、
完全回復まであと少し、という感じ。

久しぶりにテレビ漬け。
「M1グランプリ」を見る。
キングコング、去年は面白かったのになあ。
笑い飯、惜しかった。
オードリー、変な芸風でつい笑ってしまう。
個人的なツボはナイツ。寄席で見ると面白いんだろうな。
百戦錬磨の芸人という感じがした。
グランプリのNON STYLEにも笑ったけど、一番はナイツだと思う。

そのあとNHK教育で
映画監督の故・土本典昭の特番を見る。
実は水俣病の記録映画で高名なこの監督の作品を
それまで見たことがなかった。

今年亡くなってから開催された追悼上映で、何本か見たのだが、
その豊饒な映像表現というか、
人と自然を心豊かに見つめるイメージに魅せられ、
もっとちゃんと見ておけば良かったと後悔。
番組ではそんな土本さんの偉業を丁寧に紹介していた。
土本さんの生前の姿も出てくるのだが、
朗々とした語り口が素敵。
人間的にも魅力のあった人だったんだろうな。

漫才と水俣病。なんともまあ。
硬軟とりまぜた夜となった。







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