Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

少しだけジェラシー

2008年02月29日 | 読んでいろいろ思うところが
石川雅之『もやしもん』6巻を読む。
相変わらず装幀が素晴らしい。というか笑える。



同じ作品なのに、毎回変わる装幀。
カバーを取ったあとの表紙や、
欄外にこれでもかと詰め込まれた脚註(しかもイラスト付き)。
しかもその脚註のひとつひとつに芸があり、
電車の中で読んでいて、つい爆笑してしまった。
脚註マニアにはたまらない。
芸の細かさと光るセンス。

著者、デザイナー、
そして編集者が面白がって作っている様子が見て取れる。
こんな本を作りたいなと思う金曜日。
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人類の見果てぬ夢

2008年02月28日 | 邪悪なT君
その昔、人類は空を飛ぶ鳥を見て、
いつか空を飛んでみたいと夢見たそうな。
そしてライト兄弟が初の飛行を成功させた──。

人類は夢を追いかけ、それを実現することで
進化してきたといってもいいだろう。

そして、2008年のニッポン──。
ここは都内のある仕事場。

「うひょひょひょひょ。ついに、ついにこの日がやってきましたよ~。
人類の見果てぬ夢が叶ったんです、うひょひょひょ」


お好み焼きに焼きそばを乗せる「モダン焼き」なるものがありましたが、それとは似て非なるものです。


そうなのか。人類未踏の地なのか。
この日、新たな地平が見えたらしい。
そう、カップ焼きそばにお好み焼きが入っているのだ。

「焼きそばとお好み焼きを一緒に喰うのは、
人類の夢だったじゃないですか~。
それがカップ焼きそばで実現するなんて。
ついにその日がかなったんです~。うひょひょ」

邪悪なT君は、この世のものとは思えない高笑いを続け、
お好み焼き入りカップ焼きそばを食すのだった。


「うひょひょひょ。なかなかいい仕事してますね~」とは邪悪なT君の弁。

しばし僕は呆然と立ちつくし、
新たな時代がやってきたことに震撼するだけだった。





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悩むのではなく、考える

2008年02月28日 | 日々、徒然に
このブログを読んでいただいている人から
「忙しそうですねー」とよく言われる。
自分からそう発信しているのでアレなのだが、
忙しくしているのは、仕事のスキルがまだまだだと
いうことなのだろう。もっと効率よく仕事ができるはず、だ。

もちろん時間をかけなければいけないところは絶対にある。
そういうところで手を抜くのではなく、
仕事の進め方をもういちど見直すべきだろう。
すべてではなく、ちょっとしたアレンジの必要性を痛感している。

1日に働ける時間は限られているわけだし、
そこをいかに有効に使うか、である。
悩んではいけない。考えねば。
胃や腰のケアもしつつ、頑張ろう。



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季節の変わり目は脱力して

2008年02月26日 | 日々、徒然に
雨、である。
風も強い。季節の変わり目だ。
花粉も飛んでいるような感じがするし、まさに春の予感。
でもまだまだ寒い。

キューバや韓国では指導者が変わり、
三浦被告がまた脚光を浴び、
相変わらず朝青龍が暴言を吐いている。
平和なようで平和でない。

コーエン兄弟、アカデミー賞とな。
新作の『ノー・カントリー』、面白そうだ。


コーエン兄弟でお勧めは『ビッグリボウスキ』。
とぼけた犯罪ドラマというか、ファンタジーです。
ボウリングが出てくる映画に駄作はない、というのが僕の持論です。
脱力しながら見るとよりリラックスできますな。

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500円の玉子に中指立てて

2008年02月25日 | やさぐれ男のつぶやき
午後から目黒線に乗り、
大岡山にてN氏と共にデザイナーさんと打ち合わせ。
そのあと練馬で取材があるので、
用件を済ませてダッシュで移動。
東武練馬のスタバでF氏と待ち合わせ、
15分ほど歩いて取材先に向かう。

取材が終わったら、あたりはもう真っ暗。
池袋方面に向かって歩き、上板橋の駅から東上線に乗る。
そういえば昔、ここに映画館があったことを思い出した。
意欲的なプログラムを組む名画座として有名で、
僕はここで石井聡互の
『狂い咲きサンダーロード』と『シャッフル』を見たことがあった。
それに大森一樹の『暗くなるまで待てない!』という、
それはそれはマニアックな3本立てだった。

いまでも覚えているのは、客は僕を入れて4、5人で、
後ろで見ていた主婦らしきおばちゃん達は、
暴走族・山田辰夫の阿鼻叫喚ぶりや、
スーパー右翼・小林稔寺の不必要な流血ぶりを見て、
「あらあら~死んじゃったわね~」
と能天気にぺちゃくちゃと喋り倒していた光景だ。

平日の真っ昼間からそんな映画を見るのは、
ヒマを持てあましたおばちゃんか、
若いくせにやさぐれていた僕ぐらいのものだ。

ほどなくしてその映画館・上板東映は閉館となり、
僕は上板橋という駅に降りることはなくなった。

後年、唐沢なをきのマンガを読んでいたら、
この映画館のネタが出てきたことがあった。
ここでオールナイトの映画を見ると、終了するのが
朝の4時で、始発まで1時間近くあるのだが、
まわりには何もなく、冬の寒いときなど凍えてしまうので、
駅前の屋台でラーメンを喰うのが常だったと。
で、そこの親父が極悪非道で、
「ラーメンに玉子、入れましょうか?」と聞かれるもんだから、
うっかり「いいよ」と言ってしまったら最後、
「500円です」と言われたらしい。玉子だよ、玉子。ふざけんな。

ぼろい商売があったものだ。僕もその被害に遭った記憶がある。
ラーメン一杯600円ぐらいだったと思うが、
玉子を入れたら1100円…コロス!親父、コロス!

1100円のラーメンを喰い、東武東上線に乗るオールナイト帰り。
そんな青春時代。あの頃が美しかったとは、
口が裂けても言えない。言うものか。








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梅干ブルース

2008年02月24日 | 日々、徒然に
今日はずっと仕事場で、なんだかんだと明日の準備。
打ち合わせがあったり取材があったりして、
その用意に追われてしまう。
一瞬で終わってしまうんだろうな、明日も。

指にささくれができて痛い。
栄養状態が悪いのかな。
特に水仕事をしてるわけでもないのだが。
右手の親指のささくれから血がにじんでいて、
キーボードを叩くと痛い。困ったものだ。

栄養状態と言えば、
缶コーヒーと
オフィスグリコ(仕事場に設置してある)
のお菓子が良くないのかなーと反省。

ご飯に味噌汁。梅干しに納豆、海苔。
これを基本の食事にしていきたいのだが、
確かに最近乱れているな、食生活。
これに加えてカップ焼きそばなんか喰った日には、
寿命が一気に縮まりそうだ。

梅干し食ーべたい、ぼーくは。

という曲を思い出した。
あれは滲みる。名曲だ。


「一期一会Sweets for my SPITZ」
スピッツのトリビュートアルバムです。僕は本家スピッツよりもこのアルバムの「うめぼし」(奥田民生)のほうが好き。

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アレはまた会うそのときまで

2008年02月23日 | 日々、徒然に
昨日は某テレビ局にて三池監督の取材。
憧れの人との二度目の対面に緊張しつつも、
インタビュー時間は撮影をふくめ、たったの45分。
聞かなければいけない内容を聞くだけで終わってしまった。

『デッド・オア・アライブ』の竹内力さんのアレって何ですか、とか
『牛頭』の石橋蓮司さんはなぜゴルフクラブをアレしているんですか、とか
『殺し屋1』の冒頭に出てくる白いアレってアレですか、とか

聞きたくてたまらない「アレ」をぐっとこらえ、
懸命に仕事モードに徹して、話をうかがう。
そんなヘタレなライターに三池監督は
笑顔でやさしく深い深い話をしていただきました。
本気で仕事をしている人から出る独特のオーラを
すぐ近くで感じる幸せを噛みしめる。

いい仕事でした。まだ原稿は書いていないけども。




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心を失ったその先に

2008年02月21日 | 邪悪なT君
「忙しい」という文字は「心をなくす」と書く。
今の自分はまさに「心がない」状態だ。
これではいけない。心を正さねばと決心した瞬間、

どん、
と僕の机の上に置かれたものがあった。
それは僕の心に突き刺さり、
思わず悲鳴を上げてしまった。
そうなのか。いまやこんなことになっているのか。



僕が心をなくしたのは、忙しいからではなかった。
なぜ「ちくわ」と「パン」が融合しなければならないのだ。
「ちくわ」は「ちくわ」で立派にやってきたではないか。
「磯辺揚げ」とか「おでん」とか。それなりに頑張ってきたはずだ。
それなのに、よりによって「パン」とねんごろになるとは。

「うひょひょひょ。やっと見つかりましたよ~」

邪悪なT君の面目躍如で、ある。
「ちくわ」と「パン」。
なぜ邪悪なT君しか喜ばないものを作るのだろう。
そう思う僕は、ますます心をなくしていくのだった。
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あこがれのあのひとは強面で

2008年02月20日 | 日々、徒然に
懸案だったインタビュー原稿をようやくあげる。
かなり苦戦した、というか、
原稿を書きながら、取材相手の本を読んでいたのだが、
ものすごい体験をした人で、
そんな人のことを、たかが1時間足らずの取材で聞いただけなのに、
さもわかったかのように書く自分にちょっと負い目を感じてしまった。
それが仕事だから仕方ないし、割り切って勝負するしかないのだが。

そんなことを思いながら、
明後日は三池崇史監督の取材である。
『極道黒社会Rainy Dog』『デッド・オア・アライブ』
『ビジターQ』『殺し屋1』『荒ぶる魂たち』
『極道恐怖大劇場 牛頭』『スキヤキウエスタン・ジャンゴ』
などなど、地獄絵図のようでありながら、
限りなく愛おしい映画を撮り続ける憧れのひとである。



仕事場から家に帰る途中、ツタヤに寄る。
おお。わかっているではないか。偉い。
『ゼブラーマン』『46億光年の恋』『妖怪大戦争』
などと一緒に『ジャンゴ』がどーんと。

5年以上前に取材でいちどお目にかかったことがあるのだが、
強面な印象とはうってかわって、やんちゃで素敵な大人だった。

未見の作品を何本か借りる。
緊張が高まってきた。恐ろしいほどに。



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ステーショナリー at 新宿

2008年02月19日 | 日々、徒然に
まともな文具屋が、ない。
つい最近まで仕事場の近くに「無印良品」があり、
そこのステーショナリーは結構重宝したのだが、
残念ながら閉店してしまい、近くにあるのは小さな文具屋のみ。
そこが悪いとは言わないが、
ノートにしろ、筆記具にしろ、物足りない。
なので、思い切って新宿に出て東急ハンズに行く。
新宿までは電車で5分だから、往復1時間で帰って来られるのだ。
もっと早く気づけば良かった。

さすがに東急ハンズは品数が豊富で嬉しくなる。
で、欲しかったものを一気買いする。
ペンケースとボールペン、
パスケースに修正液。それから財布。
財布を買い変えたのは何年ぶりだろう。

ペンケースを買ったのは、バッグに入れて常備しておきたいからだ。
いつも無造作にペンを1、2本入れてあったのだが、
肝心なときに入れてなかったりすることがあるのと、
僕は筆記具をすぐ失くす癖があるため、
ペンケースに筆記具を入れて
バッグに常備しておけば大丈夫だろうと思った次第。

でもそのペンケースをどこかに忘れてしまいそうだ。
大丈夫かな…大丈夫だろう。たぶん。




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