Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

神をも恐れぬアレ

2009年06月30日 | 邪悪なT君
「うひょひょひょひょ。来ましたよ~ついに」

忙しいんだよ、邪悪なT君、
君にかまっている暇などないのだ。

「まあ、そう言わずに。
 とっておきのネタがあるんですよ~」

はあ。どうせ新しく焼きそばを喰わせる店でもできたんだろ。

「その通りです~よくわかりましたね。うひょひょ」

嗚呼。なんという予定調和、というかワンパターン。

「ワンパターンとはひどいじゃないですか~。
 どうせなら、様式美、と言ってほしいですね~」

焼きそばのどこが様式美なのだ。まったく。

「いや~。北口に立ち喰いソバ屋があったんですけど、
 なんと、そこのメニューが一新したんです~。
 あの富士宮焼きそばが登場なんですよ~」

富士宮焼きそば?
あの「肉かす」と「削り節」のかかった
いかにもB級な焼きそばのこと?

「そうなんです~。しかも富士宮焼きそば付きのいろんなセットがあるんですよ。
 天丼と富士宮焼きそばのセットとか」

へえ。ふん。別にいいではないか。

「でもそれだけじゃないんですよ~。
 なんと、冷やしラーメンと富士宮焼きそばのセットがあるんです~」

ラーメンと焼きそば?
それを一度に喰うのか? そんなセットがあるとは…。

「うひょひょ。敵もやりますね~。
 ラーメンと焼きそば。つまり麺類がダブルで責めてくるわけですよ。
 こりゃたまりませんね~」

嗚呼。世の中の価値観がひっくり返ってしまう…。
ラーメンと焼きそばを一度に喰いたい人がいるのか。

「ここにいるじゃないですか~うひょひょひょ」

君と一緒にするな。君とは人種が違うのだ。
生まれも育ちも性癖も違う。違うったら違うのだ。
そんな神をも恐れぬメニューなどに興味など持つものか。
喰わないぞ。絶対…。



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悲しげなソウルにリズムを合わせて

2009年06月29日 | 日々、徒然に
体調は少し戻る。
昨日はほんと、どうなることかと思っていたが、
頭痛も胃痛もおさまっているので、無理はしないようにしたい。

今日は、テープおこしや原稿書きに専念しようと思ったが、
いろいろと突発的なことがあり、その対応に追われていたら、
予定通りに行かない感じになってきた。

このあともうちょっとやります。
書きますよ。とにかく書きますから。

あ、そういえば44年前の今日、
ビートルズが来日したらしい。
イベントに誘われたけど、行けずに悔しい思いをする。

やさぐれながら、家に帰り、
原稿を書きながら、
マーヴィン・ゲイを聞く。かっこいいなあ。
ビヨンセが主演した『ドリームガールズ』で、
マーヴィン・ゲイがモデルと思われる黒人シンガーを
エディ・マーフィが演っているのだが、まさに一世一代の名演。


Dream Girls(2006)

音楽が好きで、アーチティスト肌で、
女にだらしなくて、小心者なシンガーを
実に魅力的に演じたエディ・マーフィ。
このお調子者俳優を見る目が変わりました。


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自由でお馬鹿な

2009年06月28日 | 日々、徒然に
新宿ロフトプラスワンで開かれた、
ミニコミサミットに参加する。
このネット全盛時代に、
まだまだインディーズの紙媒体が多いことに安堵。

本来ミニコミというものは、自由でお馬鹿な媒体であるべきだし、
なんでもあり、の精神がなくてはやっていけない世界だと思う。
そういう意味で、楽しいミニコミが多く、
こちらとしても、結構な刺激になったし、
自分たちが忘れていたものを再認識できるイベントだった。

楽しいとか、気持ちいいとか。
こうした感覚を久しく忘れていたな、と。




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信者失格

2009年06月27日 | 日々、徒然に
朝からF接骨院で
いつものT先生に鍼を打ってもらう。
肩胛骨のあたりに痛みがずっとあり、
首や肩、そして腰も恐ろしいほどの凝り。
いつも笑顔(目は笑ってない)のT先生も、今日は深刻そう。

そのあと、胃の調子も今ひとつなので、
かかりつけのK病院に行き、クスリを処方してもらう。
いつも同じクスリを処方されるのだが、
調子が悪いときに、このクスリを服用するとテキメンで良くなる、
というか、痛みをなくしてくれるようだ。
ただ、これは単なる対処療法だし、
根本的な胃の治療ということにはならない。
このままだと、ずっとクスリ漬けの予感がするので、他の治療法を探そうかと。

仕事も山積みだ。
まとめなければならない取材原稿が3本。
単行本用の原稿も残っている。
この身体と、どう折り合いをつけて仕事をしていくか。

神様(宮崎あおい)が出演している
『劔岳 点の記』の公開も始まっているというのに。
見に行けない自分にメリケンサックで活を入れたい。
そう、実は『少年メリケンサック』も見てないのです…。信者失格ですな。



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Heal the World

2009年06月27日 | 日々、徒然に
マイケル・ジャクソンが亡くなった。享年50。

きっとこの先、さまざまなスキャンダルを乗り越えて、
いいアルバムを作っただろうに、と思うと残念でならない。
願わくば、彼の作ってきた音楽を
しっかりと検証する記事や論評が多く出ますように。

「Heal the World」が好きでした。
偽善的な曲と言う人がいるかもしれないが、
これくらいのクラスの人じゃないと、
愛と平和を世界に伝えることはできないわけで。

もう15年以上前のことだが、
一人でパリに行ったことがあり、
そこで泊まったホテルのテレビをつけたら、
ちょうどこの曲のPVが流れてきた。
そのときなぜか、ものすごく染みてきて、
それ以来マイケルと言えばこの曲なのです。

ご冥福を祈ります。

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あとファラ・フォーセットも亡くなった。享年62。
アメリカ文化のアイコンみたいな人たちの相次ぐ死。残念。





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男は背中で語る

2009年06月26日 | 満身創痍な
「ウヒャア」

と、叫んだのは中国人の整体師。
そう、久し振りに仕事場近くの治療院に行ったのだが、
僕の背中を揉みはじめた瞬間、整体師のTさんは叫ぶのだった。

「ヒドイデスネエ。レベル高イデスヨ」

ちいとも褒められた感じがしない。当たり前か。

「胃腸モ、相当弱ッテマスネエ」

と、ちょうど胃の位置に当たる背中の部分を押すのだった。
背中とか腰が痛むときって、たいてい内臓がアレなのだ。くう。

「サッキ来テイタ人、出版社ノ社長サンナンデスケド、
 モウ返本ノ山デ、大変ラシイデス。ダカラ、背中バリバリデシタ」

と、いきなりの業界話。そうなのか。

「アナタノ背中モ、社長サン並ミデスネエ。
 カナリ重イモノヲ背負ッテイルンジャナイデスカ」

と笑うTさん。社長ですか、僕(背中だけ)。
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メンテの必要性

2009年06月25日 | 日々、徒然に
いったい何件の仕事をしているのだろうと思い、
数えてみたら、大小合わせて5件だった。
今日、そのうちの1件が校了した。ふう。

多少、余裕を持ちたいところだが、
かなりギリギリな感じです、いろんな意味で。
明日、行こうかな、鍼。
少しは身体のメンテをしておかないと。
クライマックスはまだもう少し先、だ。
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世知辛さに打ち勝つために

2009年06月23日 | 邪悪なT君
午前中はデザイナーのY氏と打ち合わせをする。
待ち合わせをしたのが珈琲館だったのだが、
ちょうどモーニングセット(500円)の時間だったので、
朝食をとっていたにも関わらず、つい頼んでしまう。
「炭焼きコーヒー」が450円だったりするので、
それなら喰っちまおうかな、と。貧乏性だ。

だが、メニューをよく見ると、
「ゆで卵追加50円」とあるではないか。
「最近ここのモーニングセット、卵がつかなくなったんだよ」とY氏。
ゆで卵が食べたければ50円を追加で払え、ということだ。
世知辛いな、と思いながら
運ばれてきたトーストとミニサラダを食す。
卵がないと、ちょっと貧相だなー
と思う自分も貧相という気が。ふう。

仕事場に着いたら、案件がいっぱい溜まっており、
ひとつずつ片付けていく。校正とか見積もりとか原稿とか。
夜までかかった原稿をデザイナーさんのところに送り、
そのあと取材のアポ取りをしたところで、
ついつい邪悪なT君と話をしてしまう。

実は彼にガストのサービス券をくれてやったことがあるのだが、
どうやら、いつ使おうかウズウズしているらしい。
そのサービス券を店に持っていくと、

・千切りキャベツ(80円相当)
・温泉玉子(60円相当)
・納豆(80円相当)

これらのメニューがタダになるらしい。

「うひょひょひょ。千切りキャベツが異様に高くないですか~」
とガストの値段設定に異を唱える邪悪なT君。

「温泉玉子より高いとは、これは一本取られましたね~。
 どれだけセレブなキャベツなんでしょうね~」と。

80円のどこがセレブだ。
セレブなものがサービス券でタダになるものか。

そう言おうと思ったが、
邪悪なT君の怪しい笑い声を聞いていたら
「ああ、やっぱりゆで卵喰えばよかったなあ」
と今さらながら後悔するのであった。




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俺のことは早く忘れてくれ

2009年06月22日 | 満身創痍な
少しずつ仕事をこなし、
少しずつゴールが見えてくるというか。
これほど「地道」という言葉が似合う日々は最近なかったような気がする。
とにかくサボらないで、ひとつずつこなしていけば何とかなるだろう。

それにしても、背中が痛い。
首と肩にいたっては、凝りまくりである。

清志郎の『瀕死の双六問屋』(小学館)をぱらぱらとめくる。
目に入ってきたのは「俺のことは早く忘れてくれ」というタイトル。

俺を待たないでくれ。
俺を待っていても無駄だ。
何故なら俺は先に行ってしまったんだよ。君をおいて。
もうずいぶん遠くまで来てしまった。
だからそこに座って待っていても無駄なんだ。
わかってくれ。俺はいかねばならなかったのだ。
君と別れるのはとても悲しい事だったが仕方が無かったんだ。
俺のことは忘れてくれ。
俺もきっといつか忘れるだろう。
今はとても苦しいがいつか楽になれるだろう。
早く俺のことを忘れてくれ。
夜が来る前に忘れた方がい。
夜というやつはきっと君を悲しくさせるはずだから。
どんな悲しい事だって、
明るい日射しの中にあれば暗い夜の中にあるより、悲しくはないはずだ。
夕陽よ急がないでくれ。
忘れてしまう前に夜よ、やって来ないでくれ。早く忘れてしまえ。
(忌野清志郎著『瀕死の双六問屋』より引用)





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どのツボが効きますか?

2009年06月21日 | 映画など
三木聡監督『インスタント沼』を見る。
どこか妙で変な登場人物と、
気恥ずかしいギャグの連続のあいだに垣間見られるポジティブ感。
コメディエンヌとしての麻生久美子の魅力も炸裂だ。


インスタント沼(2009)


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