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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

新聞記者には日曜日はない

2016年08月31日 | 映画など

トム・マッカーシー監督

「スポットライト 世紀のスクープ」を見る。

カトリック教会のスキャンダルを追う新聞記者たちを描く。

 

アメリカ映画には、得意ジャンルがいくつかあり、

たとえば野球をテーマにしたアメリカ映画って、

ほぼハズレはないのだけど、

新聞記者を描いたアメリカ映画も、傑作が多い。

古くはハワード・ホークスの「ヒズ・ガール・フライデー」。

レッドフォードとホフマンの「大統領の陰謀」。

最近(でもないか)だとロン・ハワードの「ザ・ペーパー」とか。

そんな傑作群の流れにあるかのような本作。オスカー作品賞なんだな、これ。

 

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憧れのあの人は

2016年08月31日 | 日々、徒然に

渋谷にて。

楽しそうに踊っている人がいるなと思ったら、

先の都知事選で5万票余りを獲得した、マック赤坂氏とな。

 

 

一緒に写真を撮ろうとする人が絶えず、

自分も記念に撮ってもらおうと思ったけど、自粛。

そう言えば、この人が出たドキュメンタリー「立候補」は傑作だったなと。

 

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天気雨とキッド

2016年08月29日 | 日々、徒然に

雨がざあざあと降っているのに、

空を見上げるとお日様がかあっと。

そういえば、小さい頃から、

なぜか天気雨というものが好きだった。

 

浅草キッド「キッドのもと」(ちくま文庫)を電車の中で読む。

水道橋博士の文章に唸る。上手いなあ。

玉ちゃんの語り口調の文章も素晴らしい。

読み進めるのが勿体ないぐらいというか。

 

 

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疾走の果てに

2016年08月28日 | 映画など

ハワード・ホークス監督「特急二十世紀」を見る。

この監督はあらゆるジャンルで傑作を撮っているけれど、

とりわけコメディが素晴らしいというか、凄い。

「赤ちゃん教育」しかり。「ヒズ・ガール・フライデー」しかり。

ナンセンスでスピーディーな展開で一気に見せる。

本作も、特急列車が舞台だけに、

凄まじいほどのアホらしさで突っ走るのだ。

 

 
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つかのまの閑静

2016年08月25日 | やさぐれ男のつぶやき

午後から取材のため、

駒場にある東京大学先端技術研究センターに。

日頃、せわしない日々を送っているので、

こうした閑静なキャンパスに来ると気持ちが落ちつく。

 

でもこの暑さなので、どうしたってやさぐれてしまうというか。

一人で勝手に悪態をつきながら、

編集のHさん、カメラマンのTさんと待ち合わせる。

 

 

1時間半ほどで取材は終わり、

キャンパスにあるカフェでお茶でもしようと思ったけど、

ランチタイムを過ぎると閉まってしまうようで。

せっかく涼もうとしたのだけど、

やさぐれながら仕事場に戻るのでした。

 

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残された者たち

2016年08月24日 | 日々、徒然に

以前務めていた会社の

同僚が亡くなったとの知らせを受ける。

 

その人とは、長いこと会っていなかったけど、

当然、ふつうに元気でやっているものだと思っていた。

突然の訃報なので、詳細はまだわからない。とりあえず、待つ。

残された者たちは、淡々と生きていくほかはないのだ、と

自分に言い聞かせつつ。

 

 

 

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You're Only Lonely

2016年08月23日 | 日々、徒然に

なんか原稿書けねえなーと思って、

悶々としていたけど、意を決して書き始めたら

1時間かからずに書き終えてしまったのはなぜだろう。

書き始めるまで時間がかかるのを何とかしたいけど、

悶々とする時間もふくめて書く時間だと自分に納得させる。

集中力の無さに愕然とするのは毎度のことだけど。

 

と、ひとり「翔んだカップル」の

元祖神様(薬師丸ひろ子)がやっていた

「集中力のポーズ」を真似る。もうひとふんばりですな。

このポーズ、どうやるかは

リアルに会った人、聞いてくれれば教えてあげましょう。

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ニトロで一発

2016年08月22日 | 日々、徒然に

台風一過。

というかまだ日本列島を席巻してるのか、台風9号。

 

席巻と言えば、安倍首相か。

まさか地球の裏側でマリオになって出てくるとは。

ある意味、世界を席巻したといっていいでしょう。

 

スーパーマリオのモデルは

アンリ=ジョルジュ・クルーゾ監督の名作、

「恐怖の報酬」から取ったと、

確か宮本茂さんが言っていたような。

 

 

油田で起きた火事を、ニトログリセリンを爆発させて消すために、

食い詰め者たちが、トラックでニトロを運ぶ仕事を請け負う。

報酬は2000ドル。一触即発のニトロを運ぶ「恐怖」への報酬である。

主役を演じたイヴ・モンタンの役名が「マリオ」。

そのマリオとコンビを組むのがフォルコ・ルリ演じる「ルイージ」。

危険な山道を走行したり、今にも壊れそうな吊り橋を渡ったりと、

いつニトロが爆発してもおかしくない状況で、

緊迫しまくりのサスペンスが続く名作です。

 

たぶん、世界中のシネフィルは

マリオになるんだったら、ちゃんとニトロを運ばんかい、

と安倍さんに突っ込んでいると思った台風の朝。

 

 

 

 

 

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やさぐれ女と呼ばないで

2016年08月20日 | 読んでいろいろ思うところが

沢木耕太郎「流星ひとつ」(新潮文庫)を読む。

今は宇多田ヒカルの母、

と言ったほうが通りがいいのだろうか。

70年代前半、一世を風靡した歌手・藤圭子が、

自分の半生を振り返り、著者と酒を飲みながら語り合う。

 

 

生い立ちのこと。父のこと。母のこと。

旅芸人として幼い頃から舞台に立っていたこと。

上京してデビュー前の混沌とした生活のこと。

あっという間にスターダムに駆け上ったこと。

結婚した前川清とのこと。離婚のこと。

手術して声が変わったこと。引退を決意したこと。

 

驚くほど率直に自分の心境を語る藤圭子。

全編、沢木耕太郎との会話文になっていて、

地の文がまったくないというスタイルだからこそ、

彼女の心境がダイレクトに伝わってくるのだろう。

 

インタビュー当時には刊行されず、

藤圭子が亡くなってからのタイミングで世に出たのだから、

それは話題になるだろう、売れるだろう、と。

 

藤圭子の歌は、CDで、YouTubeで、

聞こうと思えばいつでも聞けるのだなあと。

だから聞こう。そんな気になったというか。

そういえば、朝ドラ「とと姉ちゃん」の

主題歌を歌っているのが宇多田ヒカルだ。

母の歌心が娘にちゃんと引き継がれているなあと

感じる今日このごろです。

 

 

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ちくわ天と比べてすみません

2016年08月19日 | 日々、徒然に

「人間魚雷回天」とは、

太平洋戦争末期。特攻兵器「人間魚雷」に乗り込み、

若き命を散らしていく兵隊たちを描いた反戦映画。

 

 

岡田英次、宇津井健、木村功といった面々が、

さまざまな思いを抱きながら、

魚雷に乗り込んでいく姿が忘れ難い。

特攻に向かう直前、岡田英次が恋人の津島恵子と

海岸を歩くシーンの美しさといったら、ない。

 

監督は松林宗恵。1955年制作の名作です。

終戦記念日がやってくると、見たくなるというか、

見なければいけない映画という気がしてくるのです。

 

 

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