あれ。ここはどこだ。

おそらく帰途についているのだと思うが、
自分がどこを歩いているのか見当がつかない。
頭がぐるぐる。足はふらつき。
しかし顔はにやけているという残念な状況。
そうだった。長く付き合いのあった人が
東京を離れるとのことで、ちょいと麦のアレと
米のソレと麦のナニを少々。少々ですよ、少々。
すっかり弱くなったのか、そもそも人生に耐性がないからか、
果てしなく酩酊し、チンボツしていくのでした。
また会おう、と言ったかな。お互い健康で元気でいよう、
って言ったような言わなかったような。
ベロベロだからこそ言えることがあったのに、言えたかな。