桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

AO塾

2012-04-28 | Weblog
代々木に、そういう塾があって、先週に続いて話をしてきた。
今日、初めて塾長に会ったが、まだ大学生だそうで、思考し、自らの言葉で語る能力を育てる塾は、地方にはなくて福岡から東京に通った経験から、彼は東京に塾を立ち上げたという。
若い志を育てる塾な訳だが、今日は、先週の俺の話の内容から、2組が、それぞれに冤罪が生まれる原因や改革についての考察を語り、それを評価し、ディスカッションした。
まだ16歳の若者が、冤罪の生まれる組織的な原因を語り、改革の提案を行うのを聞くのは、凄く楽しかった。
今日は、救援会中央本部事務局長、鈴木事務局長も参加して、俺のような感情的でない話をしてくれたので、若者たちに多面的な話を出来た喜びがあった。
日本の絶対的な権力機関である検察庁は、その歴史的な経過に安住して、その存在にあぐらをかいた傲慢さを保っているが、将来の日本を変えたいと志を持つ若者たちの意志を聞いて、改めて日本を変えられる、検察庁を変えてやるの確信を得た。
何時の世も異端を作る若者が社会を変えるのだが、今の日本にも社会を変える若者は育っている。

焦ったあ

2012-04-28 | Weblog
今日は、先週に続いて代々木の塾での話。今週は1時間開始が遅れると知らされ、ではゆっくりで良いと構えて失敗した。その塾の前に赤旗紙から取材の要請があったのだった。
約束から30分以上が過ぎたころ、記者さんから電話!アッ!!だよね。
飛んで行って、何とか応じられたが、携帯の予定に入れていなかったことが失敗だった。これからは、総ての予定を入れる教訓になった。
取材は、冤罪と憲法についてだったが、11日ころに掲載されるとか。