桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

御殿場行き

2012-04-08 | Weblog
三島には行ったことがあるが、御殿場に行くのは、初めてだ。
御殿場には、冤罪に苦しむ仲間がいる。その仲間たちに会い、俺に何が出来るかを確かめに行く。
聞き及ぶところでは、彼らを犯人にした、当時の女子高生は、なんの痛痒も感じないごとくに、チャラチャラと生きているらしい。
母親に帰宅の遅れを叱られるのが嫌さに、強姦されたと虚偽の作り話をし、自分は彼氏とカーセックスをしていたと言うのだから、本当に大したタマの女だが、だからこそ、自分が作り上げた冤罪に痛みも感じないでチャラチャラと生きていられるのだろう。
この女のところにマスコミが行くと、たちどころにパトカーが来るらしいから、きっと守られている安心で平然としているに違いない。
必ず報いは来る!と言ったところで、今の闘いに苦闘する仲間たちには救いにはならない。現実に何かの手助けこそ、力になるだろうから、俺に出来る限りのことをしたいと思う。

2012-04-08 | Weblog

昨夜は、上野公園の桜を見に行った。
思っていたよりも気温が低くて寒さを感じるほどだったが、それでも溢れるほどの人が花と酒を楽しんでいた。
写真は、北松戸の部屋の隣の公園と上野公園の桜。