桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

事務局会議

2012-04-06 | Weblog
今日は、残り2回になった会議。
もう、守る会としてやることは、守る会歴史を記す冊子の作成、今月27日の映画と解散パーティーの件しかないし、会議は短時間で終わった。
終わった後は、恒例の中華料理店ロジェでの食事。
何だか判らないが、これで終わりだなぁと言う寂寥を感じる夜だった。

初体験

2012-04-06 | Weblog
昨夜、有楽町から帰る山手線に乗ったところ、御徒町駅に入って停車し始め、もう停車するという寸前に急ブレーキ!!
女性の靴に足を踏まれて痛かったが、下手な運転手だ!と思ったらば、人身事故だった。もう数メートルで完全停車のところだったから、きっと酔った人が接触して巻き込まれたのだろうが、救急車に消防車も来て、大騒ぎだった。
なかなか開かないドアが開けられた後、俺は上野駅まで歩いて帰ったが、同じように歩く人が「電車の下に」と携帯で話しているのを聞いた。
被害者には気の毒ではあるが、迷惑な話だよね。

嬉しい話

2012-04-06 | Weblog
昨日は、神奈川で中学校教師をしてる女性と、その母親で布川事件の支援者と食事をした。
何でも結婚して沖縄へ行くそうで、その前に会って話をしたいと要請されての食事だったが、授業で布川事件を取り上げた理由、生徒たちの反応、先生としての思いなど、嬉しい話を、沢山、聞かせてくれた。
何でも、授業で取り上げたのは内緒だったらしいが、生徒たちの感想文に俺がお礼に手紙を書いたのを、卒業した生徒たちに会える最後の機会に読んで聞かせたところ、生徒たちは大喜びし、他の先生方は「そんなことをしたのか」と驚き、「内緒でやらないで新聞記者に知らせれば良かったのに」とか言ったらしい。
俺の判らないところで、俺のすることが多くの人たちに広がっていると教えて貰えた、実に嬉しい夜だった。
食事には、他に大崎事件の関係者が3人来て、そっちの話でも盛り上がった。