桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

傑作

2012-04-19 | Weblog
連れ合いが花瓶にいけた花、なかなか面白い形だ。
昨夜、これを発見したときは、2本のチューリップが直線になっていた。今朝は、下のチューリップの茎が曲がってしまい、少し歪んでしまった。
こういう形になったのは自然になったので、連れ合いが作ったものではないが、自然なのが面白いよね。

尖閣諸島

2012-04-19 | Weblog
石原慎太郎が、また派手なことをした。尖閣諸島を都が買い上げて守る!と来た。「ドヤ顔」と言われる得意顔をしたアメリカでの宣言は、まあ石原慎太郎らしいが、この人はそれなりに知性のある人だろうに、何で言動に知性を感じさせないのかと、何時も不思議に思う。今回のドヤ顔も威勢良い宣言だったけど知性はないよね。
尖閣諸島は、昔から知られた無人島だったものを、日本が1895年に領有した。これは国際法で「先占」と呼ばれる正当な行為で日本帰属の島になり、1970年まで、他国からの異議はないままに来ていたものだが、70年代に入り、中国が領有権を主張し、今は台湾も含めて「自国の領土」と訴えている。
この周辺に資源があることが判って、俄に「我が領土」と主張したのが中国で、全く道理のない主張だから、国際的に認められるはずはない。尖閣諸島は日清戦争で奪われたなどと語る中国の訴えは、全く事実に反しているし、今、日本が為すべきことは歴史的経過を正して理不尽な主張を排する冷静な議論だ。中国を支那と呼び、侮蔑する石原の感情的な主張は、却って自らを辱しめることになるだろう。