桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

次は、何があるか!

2011-07-06 | Weblog
民主党政権が誕生したとき、ヤンバダムの建設中断や外務省の外交文書の開示、内閣官房費の問題など、自民党政権で国民をないがしろにした問題に付いて、次々と明らかにする姿勢を見せた。だから、次は、何を解明してくれるだろうかと、ワクワクする思いでいた。
政権が変わるのは面白い、こうでなくてはいけないと、新しい時代が来たことを喜んでいたが、その期待感は、あっという間に萎んでしまった。
良く見れば、民主党議員は元自民党ばかり。政治屋さんの旦那衆、政治にお金を出す経団連の査定を受けて従う連中ばかりなのだから、やることに変わるはずがなかったのだ。こんな連中に期待した方が間違いだった。
民主党政権が誕生して、僅か2年、今は、次は何をやらかすのか?と、ウンザリする思いの人が多いだろうが、本当に国民のことを第一に考える政権の誕生にワクワクしたいものだよね。あのワクワク感、また味わいたい!

検事正

2011-07-06 | Weblog
水戸地検のトップか変わった。この前、交代したばかりだと思ったが、早いねぇ、高級官僚の旅烏たちの異動は。
布川事件に付いてもコメントしていたが、「検察に厳しいのは、それだけ期待があるから」とか言っていたが、厳しい声があるのは期待だけじゃない。検察のしてることに嘘や不正が多いから厳しい批判があるのだ。弁舌巧みな検察官らしい論旨のすり替えだが、こんなことを言っているようでは、明日も同じ水戸地検だね。あの日と同じように無実の人を犯人に作り続けるだろう。

何だったんだ?

2011-07-06 | Weblog
福岡県飯塚市は、元首相の麻生太郎の故郷だ。麻生企業が街を占拠している、麻生城下町と言われている。総理大臣だったとき、麻生氏の横柄な言動にへきへきさせられたが、吉田茂首相の孫と言う家柄もあって、お坊ちゃんの我が儘男が首相になってしまった悲劇を感じたが、松本復興大臣も酷かったねぇ。
結局、真摯な反省の言動がないままに大臣職を放棄した。
何だったんだ、この男。
何様だ!と言いたくなるが、政治屋さんを何代も続けると、こうなるのかも知れない。市民の生活など、国会議員の特権生活しか知らないのでは判るはずもないからだ。
大部分の二世、三世議員は、その特権意識を巧みな弁舌に隠し、本音も隠して政治屋をしていることを思えば、自分が特別の存在だと思う意識を素直に表したのだから、まあ松本さんは可愛いものかも知れない。
こんな政治家を選ぶ国民、だから今の日本だろうが、でも、本当に、何だったんだろうね、この復興大臣!