桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

消防

2011-07-05 | Weblog
警察と消防は似たところがあるけど、全く違う。
警察は社会の治安、平安を守る組織だが、余りにも汚い。裏金始め、警察が犯罪捜査の過程で犯した犯罪行為を正しく処断したらば、多分、警察官の半分は犯罪者になるだろう。
知らない人が大半だが、神奈川県警では、警察官が取り調べ中に脅しで取り出した拳銃で取調べ人を射殺した事実もある。知る人ぞ知るの、かなり有名な事件だし、俺は、何時かは、この事件が社会の明るみに出ると思っている。それはともかく、裏金を問題にしたらば、警察官の過半数が犯罪者。組織は崩壊するね。
消防は違う。
我が家の前には、警察と消防が並んでいるが、警察は弛緩してるが、消防は、常に訓練し、身体トレーニングを続けている。
今日、大阪の消防で心臓蘇生器の積み違えで隊員が処分されたニュースが流れた。積み違えでレスキュー対象者が亡くなったらしいが、警察は殺しても平然としてることを思うと、この差は何だろうと思う。

終焉

2011-07-05 | Weblog
物事を成功させるのは、なかなか難しいことだが、野球という団体スポーツでは、何よりもチームの意志が勝利に一丸となる必要がある。
チーム競技ではあるが、行うのは個人だ。どの選手も自分に自信や誇りを持っているのだから、僅か8個しかないポジションを選ぶ監督がなす一番の重要な仕事は、チーム全員の納得する選手起用だ。そして、監督の意志の感じる采配だ。
今年の巨人は、全く選手起用に一貫性がなくて混迷している。
亀井選手は、確か三塁手として選抜し、オフシーズンやキャンプで鍛えたのに、また外野手に戻し、次々と外人選手を買い漁っている。ダメだよね、これでは。選手が監督の意志に不信を感じるだろう、こんな安易な選択を重ねていては、とてもチームに勝利の一丸たる力は生まれない。
豊富にいる若手の力に託す眼力と胆力、今、巨人に必要なのは、それだ。
また新しい外人選手を買った報知の一面は、残念ながら巨人のシーズンの終焉を告げたものと読めたが、さてねえ。

淘板浴

2011-07-05 | Weblog

連れ合いの実家に個人用の淘板浴を設置した。
今日は、連れ合いの実家に来る予定もあって、初めて、その淘板浴を使用した。激しい雷雨の後、蛙の鳴き声を聴きながら、淘板浴で微睡んだ。

人材がいないよなぁ

2011-07-05 | Weblog
松本復興大臣、凄いねぇ。リトル麻生!
苦労したことがないんだねぇ、この人も。だから、人に対して傲慢な言葉遣いななる。こんな人の痛みを理解しない人が復興大臣だなんて、まるで冗談だよね。人がいない、本当に政界には人がいないねぇ。
この松本大臣、かの有名な松本治一郎氏の孫だ。解放同盟の父と言われ、差別と闘った祖父の思いなど、三代目には欠片も残ってないようだ。建設会社を持って、父親も代議士。苦労など、したことがない人間は、こうなるんだねぇ。
松本復興大臣を非難する自民党の幹事長は、「津波は天罰」と言った男の息子。選ぶ国民が悪いのだが、どうして、こんな連中しかいないのだろう。