桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

対談

2011-07-15 | Weblog
今日は高田馬場での対談だった。
相手は、一水会という右翼団体の顧問。今までに、幾つかの集会でお会いした人だった。
先に、杉山て対談している人だったが、嘘の自白の経過から刑務所生活まで、約3時間、色々と話した。
今までにない系統の人だったが、俺が救援会に救われた話には、救援会は凄いなぁ!と素直に関心して、「救援会が支援すると勝つ」なんて言っていた。
初めて、右翼の人と話して、垣根なく話すことは重要だと感じた。

外国人

2011-07-15 | Weblog
今日は、髪をカットに行った。
北松戸から北千住までは14分。サンダルにティシャツで行ったが、普段、家で過ごすようなラフな格好で電車に乗るのは、何だか裸で乗ってるような不安がある。
久しぶりにカットして、自分でもスッキリした。
電車に乗っていると、背中に赤ん坊を背負った、若い外国人男性が来た。背中の赤ん坊は、日本人の混血らしい顔をしてるが、妻君はいなかった。
可愛いなぁ!と見ていると、目が合って、まだ1才にもならないと思える子が、ニコッ!と笑う。
俺と目が合うたび、本当にニコッと笑うのだ。
俺は子供が大好き。2時間を一緒に過ごせば誘拐できる、なんて冗談を言うが、でも、目が合った瞬間に笑ってくれた子は、珍しい。この前、ハワイのデービットさんと話したとき、日本人がエレベーターで黙っているなど、日本人同士でニコリともしない異様さを語っていたが、あの子、やはり外国人の血かなぁと思った体験だった。

三多摩祝勝会

2011-07-15 | Weblog
昨夜は、三多摩守る会の判決報告会と祝勝会だった。長い支援をしてくださった皆さんで、東京のように事務局の入れ代わりもないことから、その長い月日を示すように、皆さんは歳を取られた。
亡くなられた方、足元が覚束なくなられた方、沢山いるが、その皆さんの支えがあればこそ、俺は勝てた。代表世話人の佐藤光政さんも参加して、歌で花を添えてくださったし、俺も杉山も唄い、祝勝会に相応しかった。楽しかった。
皆さんの笑顔、喜びに触れて、また勝利の喜びを新たにした夜だった。