桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ジャンを聞きながら

2011-07-29 | Weblog
今日は、北松戸の部屋で時間を過ごした。
丁度、目の前の競輪場では開設記念が開催されていて、朝から、それらしい人が集まっていた。
何をするでもなく、ノンビリと過ごしていたが、レースが始まってジャン(残り1周半を知らせる鐘)が鳴り、競輪場を見ると、最後の力を尽くす選手の走りが、建物の隙間を走り抜ける一瞬だが見える。
この松戸競輪場には、本当に良く来た。あの当時を思いながら、何だか不思議な気持ちでジャンを聞いている俺だった。

対談

2011-07-29 | Weblog
今日は、元大阪高検公安部長の三井環さんとの対談だった。
前回は、杉山がやったが、人が少ないと言われたけど、今回も、本当に少なくて、15名ほどだった。
対談の中で面白い話を聞いた。
水戸地検検事正の粂原研二は、水戸市内の「夜の虫」という店で、かなり破廉恥な暴力事件を起こしたと言うのだ。
週刊朝日を読んだ人は知っているかもしれないが、お付きを従えた検事正サマは、店にいた女性客を自席に呼んだらしい。でも、その女性が好みの女ではないと怒り、殴りつけたらしい。それからは粂原検事正の独壇場。暴れに暴れ、好みで招いたNHK記者にまで、乱暴狼藉は及んだらしい。が、この事実が、全くニュースにはならない!
俺も、今日、知ったが、かなり酷かったらしい検事正の犯罪は、結局、見逃され、今は最高検の検事サマに納まっているのだから、これは見事だ。
俺が検察を怒るのは、その不正だ。正義で真実を守る組織であって欲しいと願っているのだが、検事正サマともなれば、好みの女性記者を酒の席にはべらせ、乱暴狼藉をしても、全くニュースにならないし、罪を問われもしないんだね。
これは国民は知らないよね。これが日本の現実なのだ。正義感を持つだろう、俺の知る記者も、黙して語らない醜聞。そして、地方検察のトップの犯罪行為を、その権力で社会に知らせぬように押さえ込み、最高検に横滑りさせる検察庁!
本当に腐れ切った組織だと思う。
犯罪行為を知りながら書けない記者、素知らぬ顔の検察、こんな連中が、日本の正義を語っているのだ!
許さない!
笠間、恥を知れ!