職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

今日からまた心新たに

2024年03月11日 | ヤスさん日記
今日とゆう日に
また始まる
って感じです。

いろいろと
怒りや悲しみに
取り込まれてしまっていた最近
です。

そして
打つ手無しか
と思うほどに
方法論が見えない
こともあります。

しかし
やれることはある。
やれることは
やってしまいたい。
そんな思いの
2024年3月11日。
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自分を投げ出すことが近道なのかもしれない

2024年03月10日 | ヤスさん日記
特に
太宰治が好きだったわけでもなく。
近所のコーヒー屋が
新しい装丁の「正義と微笑」を仕入れた
くらいのことでした。
それが
今回の出版に際し
こんなに読み込むとは。
人生とは面白いものです。

ながさんに依頼した際にも
「あなたにとってのカルチベイトとは?」
とゆう問いで。
私たちの会社の名前にもなってくるくらいに
カルチベイトは重要なキーワード。

であると共に
読み込んでみると
後半の齋藤先生と主人公のやりとりが
とても興味深く感じます。

青天霹靂で
齋藤先生に襖の奥から一喝された青年。
「ひとりでやれ!」
と。
そして
そのまだ会って間もない齋藤先生を
師事して
先生の勧めてくれた劇団を受験する青年。

自分の職人人生を振り返っても
師匠との出会いは重要なことです。
師匠次第で
人生は大きく変わるでしょう。
どちらにしろ
それくらいに大きく自分を投げ出すことも
必要なのだろうと思いながら。

幸いなことに
私の彫金の師匠は厳しく。
技術を注ぎ込んでくださったので
今ここで私が立っていると思います。

自分らしさ
とは程遠い
その自分の投げ出しが
自分を感じる一番違い道筋
だとも感じます。

4月の上旬発売のこの本。
今は印刷所さんで
形になりつつあります。
この本を手に
また各地へと伺えることを楽しみに
今日も工房に篭ります。
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言葉とゆう不自然なコミュニケーションツール

2024年03月09日 | ヤスさん日記
昨日今日と
北陸の旅。
今回のテーマは
民藝です。

富山の砺波
とゆう土地に
民藝を展示する重厚な場所がある
とお聞きし。
そこがお寺なのですが
ご近所さんのお父さんともご縁がある
とのことで
取次をしてもらい。

良かった。
ものづくりと精神の関係は
深く通ずるところがありますが
それを
言葉でどう共有できるのかは
課題となります。

お話をされた方も
特にものをつくるわけではない。
けれども
ものを観る目と
弓道を極める中から
大切なことを伝えてくれました。

私が普段
鎚起銅器の中で表現したい
と考えている営みが
自然の中に在る。
人間の中に在る自然は
外界の自然と通ずるところがある。

それを
人と人とで共有するために
人間の使う言葉とゆう
不自然なコミュニケーションツールを使って
伝え合うとゆう不思議。

それを
言葉でなくもので伝えられるのも
民藝とゆうのかもしれません。

さて
今日もまた金沢方面を周遊。
ここで学んだことを
日々の私の営みの糧として。
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肺を補うのは蓮根か

2024年03月08日 | ヤスさん日記
怒りと悲しみに満ちている
そんな気がしました。
昨日
論語に学ぶ会のメンバーと
時間を過ごし
素直な心持ちで
そこに臨むことで。

原子力発電所のこと
能登地震支援のこと
日々に関わる政治のこと
全てにおいて
強い怒りを持っているのですね。
そして
それはいつも悲しみを伴っている。

最近寝込んでから
ずっと
肺が良くないのですが。
これも
悲しみの表現なのだろう
と思っています。

身体的な肺と
感情的な悲しみは
繋がっていると
聞いたことがあります。

肺に溜まっている
物質的な異物
と共に
悲しみが吐き切れるまで
この調子の悪さは
続くのかもしれません。

乞い願くば
何か一点
風穴を開けられる閃きを
与えてもらえるように。
そのためにも
情報を集め
頭を整理整頓しなくては。
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大先輩の一喝

2024年03月07日 | ヤスさん日記
風と光
そんなメッセージを
大先輩からいただきました。

市民映画館を
立ち上げた方で。
もう75歳になられる
大先輩です。

今回のカルチベイトにも
寄稿していた堕胎のですが
その後
私たちの本の販売についても
とても気配りをしてくださって
アドバイスをくださるのです。

私は
お会いするたびに
正義と微笑に出てくる
齋藤先生に
一喝された主人公と
同じ心持ちになるのです。

特に
激しい言葉を使われるわけではない
のですが。
背筋が伸び
気合を入れてもらえる時間。

この
出版とゆう
クレイジーな取り組み。
それをまた越える
世代間での交流。
ありがたい。

この大先輩から見れば
まだまだひよっ子の私たち。
闇を切り裂く
光に。
希望をもたらす
風に。

肚を括り直して
また走り出すとします。

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出島はSNSか

2024年03月06日 | ヤスさん日記
amazonの
プライム会員を
数日前に止めた
と思っていたのですが
また
いつの間にか
買い物の際に入っていた
なんてことがあります。
間違えて
何かを見過ごしていた。

そんなことで
折角だからと
夕食とともに
映画を観たりしています。

韓国の
ファン・ジョンミンが
表情が良い俳優さんだな
と思い
何作か観たのですが
全部
10年以上前の作品
だったようです。

そんな風に
世間から乖離しながら
職人は生きております。
情報鎖国しながら
出島はSNSか。

新潟はまた寒い日々。
今日も
工房の薪ストーブに
火を入れるとします
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夜な夜な計算する売上

2024年03月05日 | ヤスさん日記
今回の出版に際し
また借入のために
税務面を
改めて見直し
5月いっぱい
今期の会社売上を
夜な夜な
計算したりしているわけです。

それで言うと
今季は1000万円の大台に
迫る勢いなのですが。
10年前
年商が150万円だった職人が
よくここまで
生き延びてきたものだ
と感じます。

諦めることも知らず
ただ
自分の道を進むしかなかった
あの時。
仕事がないと
弥彦神社の公園で
木漏れ日の中
本を読んでいたこともありました。

しかし今
こうやって続けられているのも
ながさんをはじめ
応援してくださるみなさんのお陰です。
いろんな方が
いろんな形で
応援してくれている、
ありがたいことです。

ものづくりに関わるものとして
真摯に器をつくりながら
それでも売上が立てられるとゆうことを
証明したい
とゆう気持ちもあります。
ただ
売上を立てるだけなら
いろんな方法がありますが
私が真摯と思うもので
立ててゆきたい。

これは
これからも変わりません。

今季は
道場や
再度の出版や
あらゆることで出費もあり
通帳にはほぼ残らなそうですが
それでも
種を蒔き続けているその芽が
胎動していると感じます。

本日
印刷所さんへの入稿で責了。
今月末に届くそれが
楽しみでなりません。
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いつの間にかの間

2024年03月04日 | ヤスさん日記
振り返ってみると
何かに包まれていたように
太ももが冷えて
私には珍しく手足も冷たい。
何かに包まれていたかのような
ぎゅっとした心持ちが
あったように思います。

昨日
仲間たちと。
久しぶりにゆっくりと
三条市の郊外のレストランに行きました。

食事から
その後
薪ストーブを眺めながらのゆっくり時間を含め
4時間ほど
滞在させてもらったでしょうか。

そんな空間が
この燕三条にある
ってことが
どんなに豊かなことか。

美味しいものをいただいて
帰って
コーヒーを淹れて
パソコン仕事をばりばりして
一息ついたら
なんか
気持ちがスカッとしていることに気づきました。

病は気から
と言いますが
知らず知らずに
何か
厄介な問題を抱え込み
それに包み込まれてしまっていたのでしょう。

それを
昨日の春一番が
吹き飛ばしてくれたように思います。
全て
振り返ってみれば
とゆうことで。

孔子は
50歳で天命を知った
らしいですが
学びが浅い私などは
まだまだ
惑いっぱなしです。

さて
新潟は
雪国らしい朝を迎えています。
心機一転
工房の薪ストーブに火を入れて
今日を始めるとします。
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またひとつ本を好きになる

2024年03月03日 | ヤスさん日記
日がな一日
本を読める喜び。
しかし
それはいつも
体調不良と共に在る。
とゆう矛盾があります。

いや
普段から
そんな時間を取れればいいじゃないか
と思うわけですが
なかなか体が動く時に
やるべきことが山積みの前で
その時間に浸ることは
至難の業。

ただ
この数日。
身体を労わる
とゆう目的で
お酒も飲まず
ご飯もしっかり食べて。
日がな一日
本を読める時間って  
やっぱり
貴重だなと感じる1日を過ごしました。

この度
2度目の出版に向けて
最後の最後
責了まであとい2日とゆう中で
最後の最後まで
調整をしてくれるみなさんに
感謝の念が湧きます。

もちろん
一緒につくっているわけで
目標は共有しているわけで
その目標に一丸となるのは必然
とも思いますが
やはり感謝は湧いてくるもの。
株式会社カルチベイトの意義が
ここに在り。

今回も
長野の印刷屋さんの
スーパー営業マンのお陰で
様々なことを学び
またひとつ
本の見え方が変わりました。

そして
またひとつ
本が好きになりました。
物語が紡がれている本
知識を与えてくれる本
心を育む本
様々にありますが
晩年
と言われる時があったら
本を読みながらゆっくりと過ごす
そんな時間を取りたいものです。

しかし
人生が終わり
振り返ってからの晩年。
まだまだ
私も走り続けます。
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まだ経験が足りないとゆうのだろうか、と。

2024年03月02日 | ヤスさん日記
日がな一日
布団に包まる。
今回の寝込んだ原因はなにか
と考えていたのですが
柏崎市に請願がだされたこと
が大きかったように思います。

請願
なかなか
普段は聞きなれないかもしれませんが
政治や行政に関心を持つ私としては
地方議会に
「原子力発電所の早期再稼働を求める」
この請願が出されたとゆうことが
とても強い衝撃だったのです。

能登半島自身から
2ヶ月がまだ経つか経たないかの
この時期に
もうその請願がでるのかと。

現地に行ってみれば
明らかに避難は出来ない中で
もう既に
原子力発電所を動かそうとゆう流れが起きる。

2011年
安全神話が崩れ
あれだけの大きな被害が出たことを
人間は忘却してしまう
のでしょうか。

そして
自分の街の潤いのために
不安を犠牲にして
何を求めるのでしょうか。
まだまだ
経験が足りない
とゆうのでしょうか。

そんなことを考えていたら
眠れずに数日を過ごす羽目に。
今日をゆっくり過ごせば
きっと良くなる。
明日からはまた
全力で励むとして
今日は本とじっくりと向き合うとします。
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