職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

躊躇を寿ぐ

2024年03月21日 | ヤスさん日記
今回の旅の前に
車のタイヤを交換しよう
と思っていたのです。
やはり
長距離には
ノーマルタイヤ方が
良いだろう
と思い。

しかし
週間天気予報には
雪マーク。
いや
すかし
3月も後半。
大地も
あったまっていることだし
大丈夫だろう
とゆう心持ちが強く。

変えるべき
だと思いつつ
躊躇していたのです。
その躊躇に
ちゃんと向き合えて
吉。

飛騨の山越えは大雪。
もしここで
ノーマルタイヤだったら
高速を降りて
一旦
富山あたりまで引き返して
タイヤを買わなければならない
くらいのことでした。

この躊躇とは
どこからくるのか。
そして
それを受け止める心持ちは
どこから来るのか。

そんなことを思いながら
名古屋へと無事に着きました。
行きつけの串焼きさんで
いつものお母さんに会い。
勝手に再会を祝う。

今日は
ゆっくりと
1日過ごします。
デパートを回ったり
次の出張の計画を練ったり
と。
ながさん
今日の名古屋は快晴です。
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寝ても覚めても考える

2024年03月20日 | ヤスさん日記
布団の中に入っても
お風呂に入っても
車の運転をしていても
ご飯を食べていても
お酒を飲んでいても。
そして
夢の中でも。

考えに考えて
とって方法が
ぴったりと嵌ると
職人冥利に尽きる
と感じます。

今までの経験と
新しいアイディアの融合。

愛知への出張前に
どうしても
仕上げておかなければならない
この看板。
発送したら
出発するとします。

とても
すっきりとした
心地よい春分の心持ちで。
良き旅になる。
その核心と共に。
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職人とゆう前提

2024年03月19日 | ヤスさん日記
アイドルという前提
こんなタイトルで
今回の本に
寄稿してくれている
新潟の地元アイドル。

とても
活躍している方なのですが
息子と同じくらいの年齢で。
お話ししている中で
やはり若さを感じ。
その若さ故に
私にまた確認させてくれるものが
ありました。

100%のアイドルとは
どんな理想像があるのか。
それぞれにあるでしょう。
それは
鍛錬を積む
職人も同じで。

彼女は
コロナ禍と言われる中で
ライブなども行えずに
自分なりの発信を続け。
ファンの皆さんとの交流を
保ち続けていたのですが。
それが
私は大切だなと。

自分の道に
繋がる鍛錬
と共に
自分の幅を広げる
興味関心を深めること。
その呼応関係が
これからは
更に必要になってくるでしょう。

専門性が
先鋭化される世の中で
横断的に判断できる人物。
そんなものになりたいな
と思う今日この頃。

25歳のアイドルに学ぶ
50歳前の職人です。
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日曜の空気が再び

2024年03月18日 | ヤスさん日記
いつもながさんに
お伝えしていることですが
日曜日の街の空気は
独特なものがあります。
落ち着いていて
ゆったりと流れている。
休日らしい空気。

昨日は特に。
彫金の作業をしていて
光がたくさん入る
大きな窓の横
看板づくりをしていたので
特に
外界の空気を
感じていたのかもしれません。

そして
この看板は
製作方法を
ずっと考えていて
あーでもない
こーでもないと
寝ても覚めても
考え続けていた作業。

先ずは
形は無事に製作できて
明後日の仕上げを待つばかり。
この仕上げも
特殊な方法を採用してようと
最後まで
気が抜けません。

果たして
形になるのか。
今日は
出版関係のお仕事で
新潟の地元アイドルに会ってきます。
職人の幅は
広がりっぱなしです。
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希望の風は私たちの手で

2024年03月17日 | ヤスさん日記
柏崎刈羽原子力発電所を巡り
只今
「1日も早い再稼働を請願」が
出されているのです。
1月1日に
能登半島の地震があり
そこには志賀原発があり。
住民の方々も
不安だったでしょう。
その中での請願の提出。

風フェス仲間の
柏崎の市議さんも
相当に
大変な思いをされている中。
私も
一緒に打つ手を考えています。

果たして
その打つ手があるのか。

昨日も
近所のよっちゃんに意見を聞き。
どんな方法が
私たちにあるのか。
行政のあり方
議会のあり方。
その仕組みの中でできること。

明確に
これで道が開ける。
とは言えませんが
光明のひとつが
よっちゃんとの話の中で
見えてきたように思います。

それもまた
一歩一歩と
仲間と形にしたい。
とゆう願い。
希望の願いだけは
持っていたい
と思う日曜の朝です。
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職人として立てるように

2024年03月16日 | ヤスさん日記
一昨日は
いつもお世話になっている
今井さんの55歳の誕生日。
いつも
確定申告近くなので
お祝いのメッセージと共に
昨年度の売上報告もするのが
習わしに。

今井さんの立ち上げた
三方舎さんで初めての個展が12年前。
それから
商人の道とゆうものを
伝えてもらう機会を度々いただいております
ずっと
ドサ周りのように
各地を三方舎さんのキャラバンで
一緒させてもらい。
ポスティングなんかをしていた当時が
とても懐かしい。
そんなことを一緒させてもらった
お陰もあり
今の私が事業主として立っていられる
と感じています。

今は
株式会社を立ち上げていますが。
個人事業主で
今井さんと出会った頃は
150万円ほどだった年間売り上げで
よく生きていたなと思います。
息子にも養育費を送り。
ほんと
よく生活ができていたなと。

今では
株式会社カルチベイトとしての
今期の見通しで900万円台に乗りそうだ
とゆう報告に
今採算は喜んでくださり。
応援をしてくれています。

職人としては
なかなか大きな金額だと思いますが
やれば
それだけ形になる
とゆうことを
鎚起銅器の真っ当な道でも証明したい
と思っての日々。

まだまだ
役員報酬は月17万円で
私はそれで充分なのですが。
鎚起銅器道場や出版などに
多くを注ぎ込んでいるので
会社を太らせるには至らず。
もうひとり
誰か職人を雇うには
まだまだ
まだまだ
まだまだ。

来期は
誰か一人雇えるくらいの
会社になりたい。
と宣言しながら
今日も
また一枚の銅板から叩き始めます。

誰か一緒に。
その願いが叶えば
また会社としても
大きく前進するでしょう。
その時を迎えられるように
また
こつこつと。
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どちらにしろ鎚起銅器

2024年03月15日 | ヤスさん日記
ヘラ絞りの鎚起銅器を
試しにつくってみています。
この作業をするのは
もう24年振り
くらいかもしれません。

独立してからは
前職の下請けをしていて
少しは叩いていましたが。
それが
ぶつりと無くなってからは
全く触ることもなく。

一枚から叩いた鎚起銅器も
ヘラ絞りの鎚起銅器も
性質は変わらない
なんて話をしているわけですが
本当にそうなのだろうか。
と改めて考えたわけです。

そして
叩き始めてみると
どうも違うらしい。
叩き心地
だけではなく。
何かが違う。
それは
細胞レベルのこと
なのかもしれません。

確かに
いつだったか
岐阜の大学の研究に
参加したことがありますが
ヘラ絞りは細胞が切れていて
打ち上げは細胞が密になっている
と研究成果を教えてもらったことがあります。

その辺りで
叩き心地も違う
のだろうか
と。

叩いてみると
どうもうまくゆかない。
叩く作業は同じでも
やはり
違う技術なのです。
きっと
職人7年くらいの
毎日のようにカップを叩いていた頃の
私の方が上手に叩いていたでしょう。

あの頃を思い出し懐かしむ。
そして
心新たに
今日も励みます。
どちらにしろ
鎚起銅器。
選択の幅を広げられるように
今日もまた。
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あったかいランチ

2024年03月14日 | ヤスさん日記
春一番が続き
小雪も舞い散る昨日。
活動家の方から
ランチを歓待いただきました。

おむすびと豚汁。
やまんば定食
と言われていましたが
古式ゆかしい一軒家で。

最近
身体の冷えも気になったりするわけですが
そのランチは
心も身体もあたたまる。

人間の心持ちとは
よくよく変化するもの
かもしれませんが
変わらずに
市民活動を続けてきた
先輩たちの姿勢に
心が洗われます。

私も
まだまだ。
この先輩たちの背中に
学ばねば。

春一番続き。
まだ寒気団が来るようです。
春分の出張前
今日はゆっくりと準備を整えます。
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ネットでもリアルでも

2024年03月13日 | ヤスさん日記
今年の9月に
新潟で哲学に関する
イベントを企画しているのですが
時々
zoomでの会議を
YouTubeで配信しています。
こんなことは
きっと
感染症前ならやっていないこと。

それだけ
家にいながら
会議をするってことに
慣れたのでしょう。
慣れてしまった
と言ってもいいかもしれません。

長く話せる分
また
気楽に居られる分
それはそれでいいのですが
それと共に
会う時のひと間ある感じは
とても重要なこと。

熱量の交換
とでもゆうのでしょうか。

でも
昨日も楽しかった。
市民活動と
市民運動の違いについて
などなど。
根本的なことを
話し合えるメンバーです。

私たちは非公式。
今月末には
東京でもそのイベントの本家総会があるのですが
今夜も
そこに向けての会議です。
これは
リアルな会合で。

それぞれの熱量を持ち寄り
練り上げてゆく楽しみな今日とゆう日。
さて
そろそろ外に出る支度をするとします。
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抗う民として

2024年03月12日 | ヤスさん日記
昨日の新潟は快晴。
一昨日から
新潟市内のホテルに泊まっていて
昨日も
ホテル近くのカフェで
ネット仕事をしながら
先日
柏崎での原子力発電所に関する
講演会を聞いて。
3月11日とゆう日を
自分の中に刻み込んでいました。

そして
白山神社を参拝して
結婚指輪の製作に知人の工房に伺い
ホテルに帰って
エビスビールを開ける。

私がエビスビールを好きな理由は
エビス
えびす
蝦夷。
大和朝廷時代
東北の民は
そう呼ばれていました。
また
鬼とも呼ばれていたようです。

ただ
私はその鬼と呼ばれた人間が
大きな力から
自分たちの文化を守ろうとして抗っていたことに
とても共感するわけです。

それは
今私の現状とも
通じるところがある
と感じているから
だとも思います。

大きな力に抗う。

私の市民活動を総括するような壁に
ぶち当たっています。
この壁を越える手段を
私は今は持たない。

しかし
何かできる突破口を
考えねば。
きっと
その1点は
日々に積み重ねてきたことの中に
在ると信じて。

ほんと
穏やかな青空の3月11日でした。
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