職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

時間を忘れると

2007年10月13日 | ヤスさん日記
響く鎚の音で満たされるということは
なんと心地よく
その時間の流れの中で
いくつもの鎚跡ができては消えてゆき
また新しい鎚跡の古い鎚跡は
見えなくなったとしても
そこにしっかりと息づいているようです。

なんとはなしのお話
なんとはなく徒然でも
どこまでの深さを持っていようとも
その中に収まることのない時間であることは
とても良き時間なのだな
と思う今日この頃です。

小春日和の気持ちいい午後
洗濯物も太陽をたっぷりと浴び
猫のあくびと
水に反射する光と。
夕暮れ時のcoffeeの香りは
時計の在処すら
見えなくしてしまうようで
心地よさの中に浸るということを
また思い出させてくれます。

右手の肉刺。
それが消えてしまっても
深みの中に漂う気分までには
まだまだ修行が足りないようです。
自分の時間の大切な時間
良き時間が流れる日々に感謝です。
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