月の光

真っ暗な部屋に
四角く切り取られた銀色
月の光のもの寂しさ
そのもの寂しさを知らずして
と思う今日この頃。

満月に近い月を見上げるのは
とても優しい気分になるもので
桜などの背景にあったりすると
なおのこと。

同じ月で
同じ晩に
同じ光を見て
何故にこんなに感じ方が違うの
かなと。
そんなコトゴトが同居している人間が
愛おしく感じるのかも知れません。

桜が舞う時期は
まだまだ
しかしながら
そこに向かい咲き誇ろうという
それらをみても
また愛おしく。

人間も自然も
変わりないもの
なのかもしれませんね。

ナガさん
肌寒さの残る新潟は
そんな夜です。