職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

感覚を呼び起こす

2011年03月09日 | ヤスさん日記
身体が動かなくなるときってのは
隅々まで意識がゆくものですよね。
心臓がここにあったんだなって
感じる東京の朝です。

武士は
自分の最後の姿を
思い浮かべてから
一日を始めていたとか。
最後の姿を
どう捉えているかで
一日の行動も背骨が入る
ことでしょう。

ある武士は
寝床の上の天井に
包丁をぶら下げ
死への恐怖を無くすことで
いつでも平静を保っていた
なんて話もありますが。
今の時代の最後
って
自分自身の姿を
どうみるのでしょうか。

普段なら何気ないコトが
動けないって時間が
私の最後を
もう一度はっきりと
認識させてくれます。

自分の身体の隅々まで意識が
行けるように
なろう
と思う今日この頃です。

さて
これは風邪というものなのか
東京での時間を
もう少し感じてみたいと思います。
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