職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

職人としてのトリニティ

2008年04月23日 | ヤスさん日記
職人としての時間
先達はどのように過ごしていたのか
と考えたりします。
鍛錬の日々
草花木々を愛でる
水面で遊ぶ鳥達を観察し
友と語らい
酒を飲む。

その時代によって
作業の時間も様々だったのでしょうが
職人として大切な時間
人間として大切な時間
その差異が
何処にあったのかな
と。

そして、腕前をあげるに
必要な要素が
没個の中に在るのか
全体性の中に在るのか
いや、きっと
そのどちらでもなくて
どちらでもあるのだ
とは、思うのですが。

考えざるを得ず
故に我有り
といった所なのでしょう。

手先を身体を動かすということ
コトバにするということ
思考を巡らせるということ
三位一体
Trinitas
まだまだ、
追求の端緒を掴んだのかすら
わかりませんが
日々はたんたんと過ぎてゆきます。

春の陽射しは
もう日焼けを誘い
自転車で受ける風は
心地よく通り過ぎてゆきます。
コメント
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