”散歩”と言うのはおかしいのかも知れないが、人混みを歩いていて気になる事がいくつかある。今日はたくさんの買い物客で賑わう場所に出かけてきたが、若い父母とベビーカーであかちゃんをのせている人達のマナーの悪さに辟易。ベビーカーを推して歩くのがいけないと言うつもりはない。私にだってかつてそんな時期もあった。ただ、道の真ん中、店の真ん中至る所でそんな”真ん中”ぶりを目にして嫌な気分になった。堂々と歩いて頂いて構わないのだが、除ける術も知って欲しいのだ。そっちが除けてよ、って態度の家族連れがいかに多いか。私自身が年をとってきて機敏に動けないからそう感じるのか？ 若い時には感じなかった事で気になる事ってあるよね。街中には高齢者も多く彼らの動きにも参らされ、何とかしてくれないかなぁと感じる時も増えて来ているし。自分もいずれはああなるのかと我慢をしているがいろんな年代の人々が共存して行くって大変だーね。これも年を重ねてこそ分かる事のひとつだろうか。
朝から熱い、討論番組を見た。田原総一郎氏の”サンデープロジェクト”。爺さん（田原氏）がモゴモゴとはっきりしないしゃべりを披露していてたまらないよなぁ。いつまでこの爺はやるつもりなのか、と常々感じているのだが今日は結構面白かった。相変らず人の話は聞かない、自分のペースを貫いていたが。自民党を代表して細田さん、公明党の北側さん、民主党の岡田さん、共産党からは市田氏他が出席。中心となって話す細田さんと岡田さんのやりとりに田原氏が絡んでかき回すのだが、チグハグ感に笑えた。岡田さんは優位に立っているのだが、民主党の示すマニフェストの中に増税される人々が少なからずいる点を細田・田原が突っ込む。他党のあら捜しは共産党の十八番だと思っていたのだがこのところは自民党にもその傾向が見られる。末期症状だよね。人の悪口を言って自分を良く見せようだなんてさ。せこ過ぎ。明後日の午後には逃げ腰麻生さんが、会見を行うそうですがいいよ今更。あんたの口曲がり顔も見納め、と思えば耐えられなくはないけれど。
学校に通っている子ども達の夏休みが始まったらしい。今朝は早起きをしたので朝のニュースを見ていたらやたらにアナウンサーが「今日から子ども達は夏休みです」を繰り返すので鬱陶しい気がした。彼の家にも該当するガキがいて、「たまらない！」とうるさがる奥さんでもいるのかいな、と勘ぐりとくなったりして。我が家のガキ達も一応、学生なのだが家にいない為、全くピンと来ない。けれど世間は今日から３連休のお父さん、お母さんも多いらしくなんだかのんびりしている。でも朝から暑かった。照り付ける太陽はないのだがモワ～とした空気が堪らない。そんな中、湘南海岸付近の映像が流れた。サーファー達は早朝から張り切って波乗りを楽しんでいた。もっともさほどの波はなかったが。それと各地の高速道路の様子も伝えられたがこれも早い時間なのに込み合っていて、ＴＶを見ているだけで充分だった。ふ～。
夏山とは言え、トムラウシ山は上級者向けの山。亡くなった方々には申し訳ないのですが本当に大丈夫な人達が参加していたのかと思う。犠牲者は皆６０代。最高齢はなんと６９歳。（ツアー参加者の年齢制限は７０歳以下となっていたが本当にそれでいいのか。実際は５５歳以下位の設定でもいいんじゃないの）この年齢で山に行く事自体凄い。人間業とは思えないわよ。自分は若いつもりでも身体はついていけない。この自覚がない人が参加して犠牲になったのでは？ でも長患いをして苦しんで亡くなるよりも好きな山で死ぬのは本望かもな。とも思う。今回亡くなられたうちのひとりのご主人が、極まりつつそう話ていたのが印象に残った。ただ、消えた人は本望でも残された人はどうなの？ 気の毒には違いない。今年の春、ダンナと共に雪道を歩いたトムラウシ山。熊の足跡に驚かされ、引き気味だったけれどいつかは山頂を目指したい、などと思ったが今回の件でど素人には無謀すぎる挑戦か。と思わされた。
昨夜出かけた”有楽町・シネカノン１”。ネット上の書き込みでは評判も良い。映画の内容はもとより劇場の雰囲気も楽しみに出かけたのだが。なんとも空調設備が悪い。私が座っていた場所が悪い所だったのだろうか。ここ３週間通った”シネカノン２”に比べると広い空間でスクリーンも大きくて迫力はあった。映像自体はまずまず。なのになぁ。昨日は水曜のサービスデイでやたらに人がいたから空調がいつもより酷かったのか。でも、そうならそうでスタッフは分かっていたんじゃないの？ ロビーの方が涼しかった。スクリーン内の季節は９月頃（？）の場面が多く、扇風機や窓を開け放って風を入れているシーンがあって羨ましい気がした。そんな気分で映画を観るなんて初めての経験。折角の楽しみな作品だったのに残念！そんな気持ちを劇場に伝えようか。おせっかい？ 今後のためには必要！ と思いたい。
