通勤途中の駅前で、都議会議員候補者が演説をしていた。土曜日の朝なので大した人出はない。けれども候補者たちは必死。休日の朝の住宅街で選挙カーを走らせて顰蹙をかうよりはまともな作戦か。立ち止まって話に耳を傾ける人は皆無。忙しく人々は駅に向かい電車に乗る。それに今日は何故か候補者が重なっていて、駅前に民主党、自民党の候補者がいた。先に演説を行っていたのは現職の自民党議員。もっともこの人の事は何も知らない。現職だった事も最近知った。後から来たらしい民主党の新人は、マイクを握る事もなく小声でビラを配りつつひたすら頭を下げていた。何だか情けない感じもした。それに配っていたビラの中身もなんだかなぁ。”新銀行東京の存続に反対””築地市場の移転に反対””救急搬送時間を短縮する事”””医療・介護の不安をなくす””雇用不安・中小企業の経営不安を減らす””情報公開の徹底・地方議員念kンの廃止で公正な都政の実現”等々。うーむ。掲げている目標は立派だけれど、どこまで貫いて頂けるのか。いささか? ではある。今朝の彼に表情にもそれは表れていた様な。そんな事では困っちゃうのだが。