面白かった! 西川美和監督ってやっぱり凄い! と思う。前回の”ゆれる”も期待どおりの作品だったけれど今回もはずれはなし。ドクター役のキャスティングには頭を悩ませたそうですが、これまたドンピシャだったんじゃない? 本人も言っていた様に結構はまった感じで。良い出来でしたよ、これは。つるべさんが指摘していた瑛太さんとのなんとなーく噛み合わないあのシーン。心に残りました。理由は分からないけれど。人は一度だけ生きる。この事を心に刻んで明日からまた生きて行こう、そんな当たり前の事を再認識。おかしいね、なんか。けれどこうやって分かったのは良かったんじゃないか。幾つになっても生きている限りはしたい様に生きる。何かの代わりなのかも知れないがそれでも私は私なんだ。諦めず前向きに行こう。親の事、子どもの事そして自分達の今後の事。悩みは尽きないが考えたってしゃーないやんか。なんとかなるわ。これで行こう。ありがとう、Dr.
関東地方で早くも梅雨が明けた。カーッと照りつける太陽の日差しの強さは凄まじい。今日明けた、と発表するくらいならもしかして昨日明けていたんじゃないですか? と問いたいくらい。昨日は何たって信じられないほどの熱風が吹き荒れて洗濯物も凄い勢いで風に踊っていたっけ。そして本日。予報どおりカラッとした青空が広がって気持ちのいい日。けど暑い。これからしばらくはこんな日が続く。覚悟をしないと。じりじりと太陽に近づかれるとそれだけで気分が重い。年をとると暑さに参りやすい身体になるのか。嫌だなー年寄りっぽくて。こんな愚痴を言っていないで海に山にと元気に出かけたいところだがなかなか思う様にはいかない。ふーふーと汗をぬぐいつつ日々をやり過ごすしかないのだ。チビ達はもうすぐ夏休み。街に子ども達が溢れ、これまた鬱陶しい季節だ。あーあ!
どんだけの大躍進だったのか。民主党がどんな働きをしてくれるのか多くの都民がみている。たのんまっせ、議員の皆々さま。期待を裏切らんといてな。千代田区や中央区の一人区でも民主党が確保。これは都議会が始まって以来の大改革かもしれないなぁ。今までは自民党を支持する割合の高かった下町、高齢者、女性票も民主党支持に回った人が多かったとか。そして、総選挙。やっと麻生さんも重々しい腰を上げた。このまま国政が都議会選挙と同じ様な結果をもたらすとは思えないがどうなんだろうか? 面白いから麻生さんで民主党、そして国民と戦って頂きたいものだ。いい加減にしてよ! と10ヶ月も前から思っていた我々の気持ちにどう折り合いをつけてくれるのか。最後まで人任せにする事なく我が身で受けてもらえないものか。そしてその痛みを感じて欲しい。良いとこ取りで逃げ出すなんてナシですぞ。自民党のみんな、分かってるの!?
仕事が終わって帰宅後、投票場所である中学校に出かけた。暇そうなダンナも散歩がてらついて来た。会場はがら~んとしていた。私以外に投票する人は1,2名しかいない。いつもなら少しは並んで順番を待ったりするのに。待たないのは気分がいい。遅い時間帯に投票したのはたぶん初めて。これもいいかな、と思った。やたらに係員がいて鬱陶しい気はしたが。立会人などはそろそろ時間、ってところと大して人が来ないのをいい事に私語も聞こえた。あれで時給いくらで雇われているのやら。仕事中はどっちにしても真面目に働いていただきたいものだが。それはさて置き、選挙結果は即日開票。どうなるのか? 数時間後には判明しているのだろうけれど。期待しても裏切られるのだろうか。いや、今回こそはそんな事はありません様にと祈りたい。真に都民の認識が問われているのだが、どこまでそれに反応出来るか。見物である。
昨夕の帰り道、最寄駅前で都議会議員選挙の候補者の演説が行われていた。正しくは行われようと準備が進められている頃だった。私がそこを通りかかったのは。それは候補者単独のものではなく、たぶんその党の地位の高め(もしかしたら党首だったのかも)が同席する演説だったらしい。駅に降りて異様さに驚かされた。あちこちに警察官の姿。その後目にするのはSPと呼ばれる人々の立ち姿。これが皆眼光鋭く、どこから連れてきたんですかい?と聞きたい程、選りすぐられた様な凛々しい面々。ほぼ20代~30代の若者。ノーネクタイだが黒っぽい背広を着用。きょろきょろと常に目を動かし、いつでも戦える様な体制でいる。聴衆がたくさんいれば彼らの姿はたいして気にならないのだろう。ところが聞き入ろうとする人が少ない。そこでやたらに黒背広の男達の姿が目立った。へーこんな風に警護ってやっているんだ。と妙に感心。その後無事に演説は終了したのでしょうが、たぶん10分か20分程度のものだったのだろう。それにどれだけ大枚をはたいたのか。疑問? そこまでしてやる必要があったの? こんな無駄遣いをやってのける人に政治を任せていいのか。明日の結果が恐ろしいが楽しみだ。