第28回クラスターカップ。
ドンフランキーの逃げ。内で控えたアップテンペストが2番手。3番手にオーロラテソーロとスペシャルエックス。5番手にトーセンキャロルとリュウノユキナとスティールペガサスでここまでが先行集団。2馬身差でリメイクとスマートダンディー。さらにサンライズホーク,カミノコ,ミラコロカナーレの順で続きました。2馬身差でノースリュシオルがいて2馬身差の最後尾にアポロビビ。前半の600mは33秒6のハイペース。
3コーナー前からスペシャルエックスが単独の2番手に上がり,ドンフランキーの外に並び掛けていきました。アップテンペストとオーロラテソーロが並んで続き,スペシャルエックスの外から追い上げようとしたのがリュウノユキナとスティールペガサス。直線に入るところでドンフランキーはまだ手応えが楽。しかしコーナーで内を回ったリメイクが,そのまま内から伸びてくると,あっという間にドンフランキーの前に出て,そのまま抜け出して快勝。逃げ粘ったドンフランキーが2馬身半差で2着。ドンフランキーとスペシャルエックスの間に進路を取ったオーロラテソーロを,やはりドンフランキーの内から伸びたリュウノユキナが差して3馬身差で3着。オーロラテソーロがクビ差で4着。
優勝したリメイクはカペラステークス以来の勝利で重賞2勝目。このレースはわりと能力関係がはっきりとしていて,その上位4頭が1着から4着までを占めるという順当な結果。前走のプロキオンステークスではドンフランキーが勝ってリメイクが2着だったのですが,ここは1200mに距離が短縮して,条件はリメイクに好転していました。この距離でも今日の着差ほどの能力差があるとは思いませんが,リメイクの方が上なのは間違いないのだと思います。父は2016年にUAEダービーを勝ったラニで,その母がヘヴンリーロマンス。母の父はキングカメハメハ。

騎乗した川田将雅騎手と管理している新谷功一調教師はクラスターカップ初勝利。
線分Dと線分Eおよびそのふたつの線分が交錯することによって形成される矩形というのは,円の中にそれだけが現実的に存在する線分であり矩形としてスピノザが仮定しているものです。ですからそれらの線分および矩形だけが現実的に存在するということに着目するのであれば,それを図示するためにはふたつの線分は直角に交わる方が,読者にとって分かりやすいと僕は思います。線分はともかく矩形については,ふたつの線分が直交している方が図として理解しやすい,他面からいえばそれが最も理解しやすい図であると僕は思うからです。ですからこの点に着目する限り,岩波文庫版に掲載されている図が間違っているといえないのはもちろんのこと,適切ではないということもできないでしょう。
ただし,円の中には線分というのは無限に多くあって,そのゆえにふたつの線分が交わることによって形成される矩形も無限に多くあるということになるのです。よって,線分と矩形が無限に多くあるということに着目するのであれば,文庫版に示されている図は,間違ってはいないものの適切ではないということはできると思います。というのは,無限に多くある線分の中から,交錯し得るふたつだけを抽出した場合には,その交錯が直交になるケースよりは直交にならないケースの方が圧倒的に多くなるからです。そしてスピノザは実際に,ふたつの線分が交錯しなければならないということについては前提しているものの,その交錯が直交であるということは前提していません。直交しなくても矩形は形成されるのです。
このことから分かるように,円の中に無限に多くのinfinita矩形が含まれているということに着目するのか,それともふたつの交錯する線分だけが現実的に存在するという点に着目するのかということによって,どのような図を示すのが読者にとって分かりやすいのかということは変わってくるのです。なので,どのような図を示すのが正しいのかということを追究するのであれば,スピノザがこの部分でいっていることの主旨がどのような点にあるのかということを考えていかなければならないことになります。ただし明確な答えがあるわけではありません。
ドンフランキーの逃げ。内で控えたアップテンペストが2番手。3番手にオーロラテソーロとスペシャルエックス。5番手にトーセンキャロルとリュウノユキナとスティールペガサスでここまでが先行集団。2馬身差でリメイクとスマートダンディー。さらにサンライズホーク,カミノコ,ミラコロカナーレの順で続きました。2馬身差でノースリュシオルがいて2馬身差の最後尾にアポロビビ。前半の600mは33秒6のハイペース。
3コーナー前からスペシャルエックスが単独の2番手に上がり,ドンフランキーの外に並び掛けていきました。アップテンペストとオーロラテソーロが並んで続き,スペシャルエックスの外から追い上げようとしたのがリュウノユキナとスティールペガサス。直線に入るところでドンフランキーはまだ手応えが楽。しかしコーナーで内を回ったリメイクが,そのまま内から伸びてくると,あっという間にドンフランキーの前に出て,そのまま抜け出して快勝。逃げ粘ったドンフランキーが2馬身半差で2着。ドンフランキーとスペシャルエックスの間に進路を取ったオーロラテソーロを,やはりドンフランキーの内から伸びたリュウノユキナが差して3馬身差で3着。オーロラテソーロがクビ差で4着。
優勝したリメイクはカペラステークス以来の勝利で重賞2勝目。このレースはわりと能力関係がはっきりとしていて,その上位4頭が1着から4着までを占めるという順当な結果。前走のプロキオンステークスではドンフランキーが勝ってリメイクが2着だったのですが,ここは1200mに距離が短縮して,条件はリメイクに好転していました。この距離でも今日の着差ほどの能力差があるとは思いませんが,リメイクの方が上なのは間違いないのだと思います。父は2016年にUAEダービーを勝ったラニで,その母がヘヴンリーロマンス。母の父はキングカメハメハ。

騎乗した川田将雅騎手と管理している新谷功一調教師はクラスターカップ初勝利。
線分Dと線分Eおよびそのふたつの線分が交錯することによって形成される矩形というのは,円の中にそれだけが現実的に存在する線分であり矩形としてスピノザが仮定しているものです。ですからそれらの線分および矩形だけが現実的に存在するということに着目するのであれば,それを図示するためにはふたつの線分は直角に交わる方が,読者にとって分かりやすいと僕は思います。線分はともかく矩形については,ふたつの線分が直交している方が図として理解しやすい,他面からいえばそれが最も理解しやすい図であると僕は思うからです。ですからこの点に着目する限り,岩波文庫版に掲載されている図が間違っているといえないのはもちろんのこと,適切ではないということもできないでしょう。
ただし,円の中には線分というのは無限に多くあって,そのゆえにふたつの線分が交わることによって形成される矩形も無限に多くあるということになるのです。よって,線分と矩形が無限に多くあるということに着目するのであれば,文庫版に示されている図は,間違ってはいないものの適切ではないということはできると思います。というのは,無限に多くある線分の中から,交錯し得るふたつだけを抽出した場合には,その交錯が直交になるケースよりは直交にならないケースの方が圧倒的に多くなるからです。そしてスピノザは実際に,ふたつの線分が交錯しなければならないということについては前提しているものの,その交錯が直交であるということは前提していません。直交しなくても矩形は形成されるのです。
このことから分かるように,円の中に無限に多くのinfinita矩形が含まれているということに着目するのか,それともふたつの交錯する線分だけが現実的に存在するという点に着目するのかということによって,どのような図を示すのが読者にとって分かりやすいのかということは変わってくるのです。なので,どのような図を示すのが正しいのかということを追究するのであれば,スピノザがこの部分でいっていることの主旨がどのような点にあるのかということを考えていかなければならないことになります。ただし明確な答えがあるわけではありません。